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外傷はモイストヒーリングで治る?危ない中高年・市民ランナー?/2021年7月 旭川へ(111)day2・富良野・ファーム富田(その9) [日々つれづれ]

 先日の負傷は擦過傷と打撲といったところ。外科に行こうかと思いましたが、「そのくらいで?」と家族は絆創膏(モイストヒーリング)も貼ってくれなかったので、自分で貼りました(笑)。創傷は傷口が空気にさらされているだけでけっこう痛いものです。

 モイストヒーリング(湿潤療法)は、市販の専用絆創膏(キズパワーパッドとか、ハイドロコロイドパッドなどの商品名)を使います。私の場合、目の近くだったり、すでにアルコール消毒していたりで、微妙なところ(モイストヒーリングではそれらは禁忌事項)ですが、傷口にフタをしたので創傷による痛みは治まりました。これで様子をみましょう。

 ちなみにランニングでケガをした覚えは、夜走っていて公園の切り株につまいて転んだとき以来でしょうか。そのときも擦過傷だらけになり専用絆創膏で治しました。自転車競技(ロードレースやらヒルクライムやら)をしていたころは、練習中やら試合中やらに落車(転ぶこと)して何度もいろんなところに擦り傷をつくりました。

 「危ない中高年・市民ランナー」といった特集をNHKだったかのニュースで家族も見ており、家族によると、すでに私は「危ないランナー」扱いになってしまいました。特集で取り上げられていたのは、走っている間に循環器系の疾病関連(心臓やら脳やら)で倒れるケースでした。


 私は主治医にもフルマラソンを走っていることは伝えてあり、月一で状況を伝えて、治療内容も調整してもらっています。ランニングをするにあたっての注意事項も教えてもらって守るようにしています。

 ですので、家族に危ない、無謀な?中高年ランナー扱いされるのは心外ですが、まあ、そうはいってもランニングは安全なスポーツと、今後の実績で示していくしかないでしょうね。 

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 写真は2021年7月、旭川、富良野、美瑛、道北の花畑をめぐる旅。二日目、富良野のファーム富田。園内を散策。ラベンダーオイルを蒸留する建物のようです。
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2024年4月・第26回長野マラソン(プレビューその2)・バイタルOK!  /2021年7月 旭川へ(110)day2・富良野・ファーム富田(その8)  [日々つれづれ]

  顔が腫れて痛いです。殴り合いでもしたかのようになっていますが、そうではないんです。マラソンのゴールの後に、荷物を受け取って雨は降っていなかったので、昨年同様に南長野運動公園(ゴール会場)の駐車場の脇の空き地(土の地面)にレジャーマットを敷いて着替えたり、お腹が空いたのでコンビニで買ったおにぎりを食べたりして腹ごしらえしていたのです。そのときちょっとしたアクシデントで顔面を地面に強打しました。

 フルマラソンはエネルギーとして、糖質と脂質をうまく燃やして走るのですが、走り終わるととにかくお腹がすいて、パンとかご飯が食べたくなります。フルマラソンですと、人によりますが2000キロカロリーは消費するようです。

 それを見越して、私は前の晩に買って、賞味期限切れ前(十分食べられるという意味)のコンビニおにぎりを4つほど、それにパンなどを預け荷物にいれていました。

 いつものようにフィルムをくるっと回して、両脇の袋を引っ張れば、おにぎりが完成・・・と思ったら、ご飯粒が乾燥してバラバラになっており、乾飯(ほしいい、昔の武士の戦場の保存食)だか、アルファー化米(登山の時や、非常時に食べる保存食のお米)のようにカラカラに乾燥しており、ご飯がばらばらと地面やレジャーシートの上に落ちました。

 困ったなぁ。筆者は昭和の生まれなので、いや明治生まれ安曇野育ちの祖父母に厳しくしつけられ、お米を無駄にするとお百姓さんに怒られるとか目がつぶれるとかいう教育を受けています。こういう教育も長野県だけなのかな?さすがに地面におちたのはあきらめて、レジャーマットの上の米粒は拾って食べていました。
 
 心身共に追い込んで疲れ果てているときにあまりやりたくない作業ですが、おにぎり一個が乾燥ご飯になっているということはほかの三個もそうなっている。参ったなぁ。気が遠くなりました。捨てるわけにいかないし。とりあえず汗だくになっている上半身のウエアを脱いで着替えようと立ち上がろうとしたところ、左の太ももが攣っているいることに気づきました。そのまま尻もちをついて座ればよかったのに、無理して立ち上がろうとしたところ、今度立ち眩みで目の前が真っ白になりました。

 気づいたら「地面と顔面がこんにちは」状態に。アスファルト舗装でなかったのは幸いですが、それなりに顔面を強打しているせいか、起き上がれません。うつぶせの姿勢から仰向けに体制を直して天を仰いでいました。

 「おい!あの人大丈夫か?」「けっこうバタンといったぞ・・」「応急処置呼ぼう」と近くにいたランナーの方(同じように走り終わり着替えたり休んだりしている)が、救護班を呼んでくださる声が聞こえました。「あ・・・すいません・・・でも、ワタシ、大丈夫です・・」と言おうとしましたが、声が出ません。

このまま、10分くらい休んでいれば大丈夫なのに、大げさなことになってしまったなぁ、困ったなぁ。

 会場のスタッフの方が無線で呼び出した地元の消防の方が来てくださいました。
 
「どうなさいました?」と事情を聴かれ、上記の説明をした後、氏名の確認、生年月日、家族の連絡先等々の確認。レスキューの記録にもつけるのでしょうが、患者の反応が正常かどうかを確かめてくれたのだと思います。
「これ何本に見えます?」 指を一本立てて視界の確認でしょうか。血圧、体温、血中酸素濃度のセンサーなどを付けられ、データの採取。

「バイタルOK!」「では、我々はこれで」と消防の方は立ち去ってゆき、最後に残った方が、「唇のところの泥取りましょう」といってガーゼとペットボトルの水で洗浄してくださいました。

 私も走りながら見ていたので理解はしているのですが、もっと症状の重いランナーがいくらでもいます。30キロ付近(松代のあたり)で高速(上信越道)の側道であおむけに倒れ救護されているランナー。そういう緊急度の高い人に比べると、走り終わってこけている私などは、どうってことない扱いなのは理解できるんですが、強打した頬骨が痛いのと、泥がそのまま食い込んでいるので、私も手元のペットボトルの水とタオルで泥だけは落としました。

 荷物をまとめ、通報してくださった近隣のランナーの方にお礼をいうと
「大事にならなくてよかったね」「顔のところ痛そうだから救護室行きなよ」と親切に応対してくださいました。ありがたいことです。

男子救護室へ行き、事情を話すと、医師の方が、アルコールとガーゼで傷を清拭してくださいました。かなりしみて痛かったですが、「うん、これでOK」。傷口に食い込んだ泥は落として下さったみたいです。
看護師の方が、「お大事に。家に戻ったらお風呂できれいに洗ってね」と。

そう、私にはまだミッションがあって、家に帰る前に一軒寄るところがあるんですよ。タクシー乗り場に急ぎました。

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 写真は2021年7月、旭川、富良野、美瑛、道北の花畑をめぐる旅。二日目、富良野のファーム富田へ。海外からの観光客の方もこの風景を満喫している模様。
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2024年4月 第26回長野マラソン(プレビューその1)・飯山の中華料理店・宏吉楼 [日々つれづれ]

 雨がしとしと降る月曜日。昨夜、長野(マラソンなど)から戻ったところで、荷物の整理やら、何やかやあったので休みを取っていました。  

 私は、外出先でスマホの写真を撮る習慣がありまして、写真のライブラリを見るとだいたい自分の行動を思い出せるようなのですが、先週は、仕事関係のセミナー、講演会、製品発表会を一日に三つ入れた日があり、その日の夕方は、自分が議題(案)を読み上げる会合もあり、自分で自分を忙しくしているのは家族の指摘を受けるまでもなく自覚しているのですが、20代じゃないのですからあまり無理はしないことにしようと決めたところです。

 と言ってるそばから言行不一致な私。長野マラソンは走り込み不足だから安全運転のつもり・・・でした。序盤は抑え気味で「グロス」(注1)4時間、つまり1キロあたり5分30秒のペース(注2)でスタートからゴールまでずーっと走るのがもっとも能率が良いわけで、そのつもりでいました。

 でスタートして数キロで、同じグループ(Gグループ)からスタートした4時間のペーサー(ペースランナー)の山本雅子さんが私を抜いて行きました。これはついていくしかない。ペーサーの方の近くで一緒に走ってみると、実際、ペース変動がほとんどなく、呼吸というか、リズムも合わせやすい。この人と一緒ならグロスで4時間行けるかも・・と思いました。もともと家族には4時間20分狙いと伝えてありました。スタートラインに立つまでは練習不足だから4時間が切れれば御の字と思っていたのです。

 それならば、その方針(グロス4時間ちょうど)で何の問題もなかったのに、それを守れなかったところから、昨日の私の失敗(?)が始まったように思います(苦笑)。致命傷にはなりませんでしたが、けっこう痛かった・・いや今も痛いです・・。
(注1)グロスとは、ピストルが鳴ってから自分がスタート地点を通過するまでのタイムロスを加えたもので、こちらが公式の記録。参考までに左記のタイムロスを差し引いた記録は「ネット」と呼びます。GNP(国内総生産)とNNP(国内純生産)の違いみたいなものです。

 長野のような大きな大会では、私のように遅い(4時間)クラスですと、グロスとネットで3分くらい違ってきます。以前松本マラソンで7分くらい待たされたこともあります。3時間代前半などの速いランナー、エリートなどは前の方からスタートしますので、ロスはほとんどないか、数十秒程度だと思います。

(注2)1キロあたり5分30秒のペースだと、正確にはスタートから3時間52分ちょっとでゴールできます。ペースランナーの山本さんには、多くのランナーが「よろしくお願いします。」といったあいさつをしたり、質問をする人もいます。そばでずっと聞いていると、「後半7キロ(松代の橋を渡って千曲川の右岸を遡上)の向かい風を考慮して、前半スピードアップ(ポジティブスプリット)で行きます。」とおっしゃっていました。上述のロス(数分程度)ももちろん考慮されていると思います。


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 今日の写真は、試合前の20日の夕食でお邪魔した、飯山(いいやま)の中華料理店・宏吉楼(ほんちーろー)。もう一軒、なんとか食堂というところも宿で教わったのですが、「私の気分は中華」でした。お味は本格派の名に恥じないものと思います。

 店内でマラソンのお客はカウンターで一人黙々と食事、アルコールもなし(走り終えるまで)。しかし円卓や座敷は、地元の人たちが飲んでにぎやかに議論をしていました。さすが、議論好きな長野県人(笑)。大きな声で「自民党の政策は・・」とか、「維新は・・・」とか。 飲みながら政治の話をするのは長野県くらいだとどこかで聴きました。「地方なのに革新が強い」と、雑誌に書いてありました(注3)。

 個人的には政治に関心があるということは大いに結構なことだと思っています。ノンポリ(政治的中立?無関心?)を善とする我が国?の風潮はいまだに私はなじめません。

ビジネスの場などで「政治と宗教の話はタブー」っていうけれど、そんな風だから、我が国の政治は!・・・いや、やめておきましょう(笑)。
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(注3)土屋幸仁・岡島慎二編 これでいいのか長野県  マイクロマガジン社 2013年

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謙虚な気持ちが足りないワタシ・2021年7月 旭川へ(109)day2・富良野・ファーム富田(その7) [日々つれづれ]

  (今日は朝忙しいので予約投稿します。)社畜でもなんでも、仕事があってありがたいと思えるようになったのは、少し大人になったから?(定年過ぎて、この人は何を言ってるんだとあきれないでください・・・笑)
 
 私の親代わりと申しますか、小さいころから何やかやと世話になっている親戚が申しておりました。

「仕事があることはありがたいこと」

「あなた、社会人なんだから、ちゃんとした服を着なさい!そんな服しか持ってないの?」

 その言葉の意味について、定年近くなってやっと理解できたと伝えたところで

「どうしようもないわね。遅いわよ・・」

と言われそうですが、気づかずに死ぬよりいいでしょう(苦笑)。謙虚さの足りないワタシは、週末、42.195kmの試練?にチャレンジしてまいります。制限時間内にどうにか走り切れますように。仕事にかまけて2月以降はほとんど走れていないので、記録は狙わず、安全運転でいきたいです。
 
 写真は2021年7月、旭川、富良野、美瑛、道北の花畑をめぐる旅。二日目、富良野のファーム富田へ。
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春マラソンと秋マラソン・2021年7月 旭川へ(108)day2・富良野・ファーム富田(その5) [日々つれづれ]

 家族に「社畜」(しゃちく)と言われています。家畜じゃなくて社畜ですか・・あまり名誉な呼ばれ方じゃないっすね。
「定年過ぎてなんで、そんなに働いてんのぉ?おかしいじゃん・・」
ですって。私もそう思います(笑)。  

 春マラソン。社畜(私)は出発直前にパッキングして切符の手配をして出かけます。なんか2015年の3月にも社畜になって同じように全国行脚で仕事に出たっけ。でも今回は遊びなので、少し気楽です。

 コースのおさらいとかは電車の中で。なぜか秋マラソン(松本)は今日申し込み開始です。出かける準備しながら、先の予定を考えるなんてできませんが、とりあえずエントリー。半年先のことなんてわからないです。

 市民マラソンについては、先般のNHK総合の朝のニュースで
「岐路に立つ市民マラソン」といったテーマでとりあげられていました。悪いほう(採算が赤字)のお手本として松本があげられておりました。定員割れ、たしか55%くらい。同じ信濃毎日新聞(地元のメディア)関連の(市民フルマラソン)でも、長野はほぼ100%じゃないでしょうか。発売からあっという間に売り切れますから。

 で、松本の方は申し込み初日に申し込まなくても全然OK。長野マラソンの前日受付に行きますと、松本マラソンのブースがあって、参加受け付けてます、なんてチラシや、大会PRのティッシュペーパーなどを配っています。
 地元のイベントが人気がないことは地元出身者としては、どうにかならんかなと思います。遅く申し込んでもエントリーはできるでしょうが、早めに申し込まないと駐車場が会場から遠くになりそうで、今年も初日に申し込みました。今年は定員一杯になってほしいものです。

 それにしてもパッキングが終わらない。出発できない。まずい(苦笑)。預け荷物は小さくしろって書いてありますが無理です。それは、走りに行ったついでに寄り道して用事を済ませようとしているから。明日、大会の荷物預けで、拒否されたらどうしますか。思いついた選択肢です。

 1. 「超過料金払うから運んでくれ」
 2. 「出発地点に放置してくれ」
   (持っていかれても誰も責任取ってくれないだろうなぁ。だいたい、私はゴール地点からどうやってスタートまで戻るんでしょう・・笑) 
 3. 「わかった。もう帰る。おたくの大会には二度と出ない」と捨て台詞を吐いて立ち去る。(参加費用がもったいない。エントリー、宿、交通費など4万円くらいかかっていると思います。今どきの市民マラソンは費用が高騰して余裕がないと参加できない。)

 荷物預けは、大会スタッフや、運送会社の方とかが扱ってくれるのですが「来年は小さい荷物にまとめてね。」と苦笑いして預かってくれると良いんですが。60リットルのバックパックなので、カバンの大きさの競争だったら負けないんだけどなぁ。ちなみに去年は40リットルくらいのキャリーケースでした。

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 写真は2021年7月、旭川、富良野、美瑛、道北の花畑をめぐる旅。二日目、富良野のファーム富田へ。女性の服装を見ると、ノースリーブの方もおられます。朝から結構暑かった。紫外線も強そうですし、日焼け止めをたっぷり露出部分に塗りたくる感じです。たしかこの日も朝、朝食前に走ったのですが、15分くらいで汗だく。夏の北海道が涼しいなんて幻想・・・と思いました。

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昨日はセミナーのはしご(Oracle CloudWorld Tour Tokyo)その1・2021年7月 旭川へ(107)day2・富良野・ファーム富田(その5)  [日々つれづれ]

 昨日は、仕事関係の講演とかセミナーのはしご。一日で三つ回ると、情報の整理ができなくて頭の中がごちゃごちゃになります(笑)。朝いちばんで受け付けの行列に並んだのは「Oracle CloudWorld Tour Tokyo」(プリンス パークタワー東京)。

 余談ですが、赤羽橋(都営大江戸線)の駅で下車すると、どうしても逆の方向(札の辻)のほうに行きそうになります。南に行くと二つ目の大学の科目試験やスクーリングで通ったキャンパスがあります。
 
 講演の聴きどころは、Oracle CEOのサフラ・キャッツ氏と同社ギャレット・イルグ氏との対談。会場に着くのが遅れてしまったのと、思ったより受付に時間が掛かり、いつものように最前列には行けなかったのですが、後ろのほうで場内に設置されたモニターを見ながら、必死に英語の講演を聞き取ろうと努力しました。ちなみに「英語の耳」ができている人は努力は不要でしょう。(私もその領域を目指さないと。)
 
 この手の講演は同時通訳がついていることが多いです。今回も参加者は日本語の通訳をイヤホンで聴けるように機器を配っていましたが、私はそれは使いません。ミエというか意地というか(笑)。

 サフラ氏が「OCI(オラクル・クラウド・インフラストラクチャー)を使えばより少ない投資で、より多くの機能を得られる」と繰り返し言っていたのが印象に残っています。ホンマかいな。(筆者注:サービスを買う側の立場で聞くと、この手のサービストークはだいたいふくらませて、盛りまくって?いるので、何割か割り引いて聞いたほうがいいと思っています。)

 Oracleは、日本でのデータセンター事業に今後10年間で80億ドル(約1兆2000億円)以上の投資を行うそうです。先日、マイクロソフトが日本におけるAI・クラウド基盤に今後2年間で29億ドルの投資を行うことを発表したばかり。
 
 いち、へたれの素人業界ウオッチャーとしては、オラクルとマイクロソフトは、ラリー・エリソン氏、ビル・ゲイツ氏のころから、興味深い関係性だと思ってみています。

 以前は、オラクルのDBMS(データベース管理システム)とマイクロソフトSQLサーバとの関係性。そして今は、OCIとAzure(いずれもクラウドサービス)との関係性。OCIはフリー(無償)アカウントを作ったきりで、あまり触ってなく今度またさわってみないとです。

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 写真は2021年7月、旭川、富良野、美瑛、道北の花畑をめぐる旅。二日目、富良野のファーム富田へ。今、3年ぶりにこの写真を見返して、どこが気になるか。どこまでも続く富良野の大地とお花畑。構図の右のほうに山のすそ野が映り込んでいます。十勝岳でしょうか。
 
 信州(長野県)出身者は、「山の景色にこだわる」と、本多勝一氏(ジャーナリスト・南信州・伊那谷出身)がエッセイで書かれていたように記憶します。都会に出てきた知り合いが。開口一番
「山ぁ、ねえじゃねえか・・」
と言ったとかなんとか。都会には高層ビルがたくさんあって、びっくりするかと思ったら、山が見えないと。その気持ち、私にはよく理解できます。

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おれって小川市郎なのかな・2021年7月 旭川へ(106)day2・富良野・ファーム富田(その4) [日々つれづれ]

  仕事で残業して日付が変わった午前0時頃帰宅して、NHKのニュースを反射的につける・・これって、昭和のおやじ的な行動かも・・。
 小川市郎さん(「不適切にもほどがある」TBS系のドラマで阿部サダヲさんが演じていました。) て、おれのことかも、と思うこともしばしばです。

 でニュースでは宿毛・愛南で震度5と。かなり広い範囲で地震があったらしく、林官房長官が記者会見していました。林さん、頑張って(笑)。もういい加減、またこのネタかと思われるでしょうが、愛南・宿毛(すくも)は私の第三?の故郷・・・は、おおげさかもですが、足しげく仕事で通っていました。向こうの職場で、「長女が生まれたんです」と言ったら、松下(現パナソニック)系の工場の方が、私にベビー服を下さって恐縮したことがありました。一本松の方って優しいんだなぁと思いました。

 ニュースでは言及ないですけど、愛媛は伊方に原発があります。しかも半島の付け根にあるんですよ。地震大国の我が国で、もちろん資源がないからある程度しかたがない側面は否定しないですし、ITやらデータセンターで電力を使いまくっている私が言っても全く説得力ないのはわかっているんですが、再生可能エネルギーとか、なんとかならのかなと思います。福島の教訓から学んでいないわけで。
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  写真は2021年7月、旭川、富良野、美瑛、道北の花畑をめぐる旅。二日目、富良野のファーム富田へ。しばらく同じような花畑の写真が続きますが、おつきあいください。
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不定期更新:職場バンド 1999年12月: [日々つれづれ]

 いつもの旅の記事の更新は毎朝に戻させていただき、夜は、不定期更新で。

 昨日、元・職場バンドの仲間Aさん(Dr.)と話す機会があって、いまも学生時代の仲間と活動されているようで、うらやましい限りと伝えました。
 
 おれなんか一人で、下手なピアノやギターの練習しているだけで、いつになったら、発表会だか、誰かに聞いてもらえる機会があるんだろうかと。

 で、昔の職場の忘年会だか、何かの集まりで演奏した時のビデオを、同じく活動していたBさん(Vo.)からもらったのが手元にあり、DVDに焼いたものも手元にありました。Aさんにその話をしたら「おれ、それみたことないかも」
というので、コピーして渡すことに。

 今、改めて再生してみると、演奏も懐かしいですけど、観客として映っている元同僚の姿も懐かしい。25年も前だから、皆若いわけですが。
 
 前にも書きましたが、日本のフュージョンでいうと、キーボード/ピアノ奏者という存在はバンドのカナメといって差し支えないでしょう。(エレキギターやサックスのような派手さはないですが。)カシオペア(第一世代)の向谷実さん、Tスクエアの和泉宏隆さん(故人)のことを考えると、曲もつくるし、とにかくどんな音でも出せる楽器を操っているので、仕事量がめちゃくちゃ多い。

 職場バンドでも、キーボード(筆者)がもうちょっと上手だったらなぁと。もちろんコルグのステージキーボードで一緒に弾いてくれていたTさんのおかげで破綻こそしなかったけど、今聞くと本当に恥ずかしいです。

 バンドで弾いたのは何曲かあって、そのうちの一曲は、ミスチル(Mr. Children)の「Tomorrow never knows」という曲。「題名が英語として意味をなしてない。」という人もおられます。たしかにどれが主語でどれが動詞かわからない。三単現のSは何?とか。
 
 でも曲が良いんだから、題名なんか、どうでも良いじゃんというわけにはいかないのでしょうか(かなりいい加減)。

 今日の気分は同じミスチルでも「ニシエヒガシエ」です。

 歌詞は人格として破綻しているような感じですが、矛盾に満ちた人間の生きざま。あがきながら、苦しみもがきながら、前に進もうとしている姿は、私は嫌いではないです。人の存在自体が矛盾に満ちている。論理的整合性なんかない。抗うつ薬を飲みながら、それでも必死に前に進もうとする男の姿が目に浮かびます。



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中国のエンジニアとの仕事・2021年7月 旭川へ(105)day2・富良野・ファーム富田(その3) [日々つれづれ]

 変則で夜の投稿になりました。仕事で使っているハードウエア(機器)の技術サポートは中国からメールや電話が来ます。とはいえエンジニアの方のお名前が中国の方らしいというだけで、内容はすべて日本語です。同様の機器サービスで国内サポートを売りにされているメーカーさんもありますが、中国にサポート拠点があるからサポートの質が落ちるとかいうことはあまり感じません。むしろ応対に出られる方の言葉遣いは非常に丁寧であり、こちらが見習わないと、と思うくらいです。

  で、いつも中国の技術者の方と、日本語で会話するのもどうかと思い今日は少々、私が遊び心?を加え、あいさつに「你好」と書きましたところ、返信に「您好!」とありまして、少し冗談が通じたと思ってうれしくなりました。挨拶から先に進まないところが私の限界ですね。
 以前、中国出身のエンジニアの方と一緒に仕事をしたことがあります。常に技術書を肌身離さず持っていて擦り切れるくらい読み込んでいる様子がわかりました。私たちとは比較にならないくらい厳しい競争を勝ち抜いてきたのかなと思いました。

 またある時は、日本に一時的に手伝いに来ていた部下の仕事ぶりについて、管理者から照会がきたことがありました。なんともプロフェッショナルな仕事ぶり(反面、私はいい加減・・)と感心しました。
 安穏としていると、士気が高くやる気のある彼らに仕事を奪われてしまう。それくらいの危機感をもたないといけないと思いました。彼らの日本語、本当にナチュラルな感じです。年々上手になっていると思います。それにひきかえ、私の中国語は・・・苦笑。

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写真は2021年7月、旭川、富良野、美瑛、道北の花畑をめぐる旅。二日目、富良野のファーム富田へ。
園内は広く、一時間では回り切れないくらいの広大さだったと記憶します。午前10時を過ぎだんだん日差しがきつくなってきます。紫外線結構強そうです。
 
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自宅で音楽遊びするためのツール・2021年7月 旭川へ(104)day2・富良野・ファーム富田(その21) [日々つれづれ]

 土曜日、新所沢の匠(たくみ)のところに髪結い、ではなかった、髪を切りに。帰りにパルコのブックセンターや地下の楽器店(島村楽器)に行って、楽器や楽譜を見るのが楽しみだったのですが、新所沢のパルコは閉店。こまったなあ。

 前々から、自宅で音楽遊びをするためのツール・・・オーディオインターフェースとか、それ用のキーボードとか、検討しようと思っていました。もちろん、そういうツール類は通販で買えますけれど、全体像の見えていない私のような初心者は、商品知識のある店員さんに相談して、目的に合ったものを買いたいものです。

  1996年-2000年頃に働いていた職場の職場バンドでは、自分の楽器パートの演奏が手いっぱいで機材のマネジメントとか、PA(音響)をどうするとかなんて考える余裕がありませんでした。バンドマスター(通称:バンマス)がシーケンサーとかアンプとかミキサーとかそろえて下さっていたのかなと思います。


 そんな私ががらにもなく、久々に楽器を弾いてみようとなって、自分のパートだけならいいけれど、ドラムスを加えたいとなったらリズムボックスとか、ギターを入れたいとなったらシンセで音を合成するか(自分で弾いてもいいけれど入門用の一曲しか弾けない・・笑)いろいろ道具が要りますよね。

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 写真は2021年7月、旭川、富良野、美瑛、道北の花畑をめぐる旅。二日目、富良野のファーム富田へ。日中は気温35度近くまで上昇する予報。比較的涼しい午前中にラベンダー畑を回ろうと。午前10時頃でしょうか。
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