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スマートハウス [(通信教育)経済原論]

スマートハウス、面白そうですね。
コスト面が気になりますが、量産/普及と技術開発でコストが下がることを期待したいです。家庭で使う電力を蓄電してうまく使えば(例:夜間に蓄電→昼間のピーク時に放電)、各家庭が冬や夏の電力消費のピークをずらすことも可能になり、発電所の負担を下げることができそうです。


先日お伝えしました、「現代日本経済論」の二冊目の参考文献です。

日本を破滅から救うための経済学

日本を破滅から救うための経済学

  • 作者: 野口 悠紀雄
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2010/07/29
  • メディア: 単行本

野口氏の本は最新刊もありますが、そちらは私はまだ読んでいないので、まずは2010年刊行のこちらをご紹介します。
財政危機、社会保障のほころび、デフレ。
日本経済はどちらに舵を切ればいいか。
野口教授の明確、かつ論理的な説明が分かりやすい。
大型書店の経済書コーナーを見るとわかりますが、日本経済に関する本は星の数ほどあります。
とはいえ、教科書どおりの理論を使って、日本経済の現状を考えるというテキストは意外と少ないと思います。(実はこれは非常に大事なポイントだと思います。実際への応用がなければ、何のために理論を学ぶのかということです。)

日本経済の現況を説く本は、危機をあおるばかりで、「経済をどうしたら良いのか」という点に言及していないものも多いようですが、この本はオーソドックスな理論、明快な論理で「再活性化に向けてなすべきこと」(副題より)を記述しています。

野口氏は「超整理法」が有名ですが、もともとは公共経済学などが専門の経済学者なのですね。
私の本棚には1980年代の著作「公共政策」も並んでいます。(こちらは理論書です。)
この本のデフレ経済の項目では、IS/LM曲線、AD/AS曲線を使った説明もあり、そこは経済原論、マクロ経済学で、これらの概念を学習された方向きかもしれません。
教科書で学んだ基本的な理論を使って経済の現状を考えるトレーニングにもなります。
アマゾンの書評にもありますが、とくにこのAD/AS曲線の項は、一回読んだだけでは理解できないかもしれないが、理解できるまで読み込みたいもの。(私も再読してみようと思っています。)

他にも社会保障、年金、財政などなど、日本経済の現状を考えるための論点が多数紹介されています。


携帯の災害用掲示板に試しにアクセスしてみます。
EZ.jpg

諏訪湖が結氷して御神渡りが観測されました。
また、信濃毎日新聞によると 各地で豪雪、融雪剤確保ピンチ 国内生産追い付かず 02月04日 とのことで、この冬の厳しい冷え込みの影響が各地に広がっています。


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コメント 4

K

おじゃまします

スマートハウスも家電やら車やらの業界の相乗りも目立つようです。
発電と送電が分離されると、もっとメリットが増えるような気がするんですが、今後どうなるのか見守りたいところです。



by K (2012-02-04 22:48) 

Silvermac

日銀総裁を辞めさせられない現在の法律を変えるべきだと思います。
by Silvermac (2012-02-04 22:49) 

駅員3

最近諏訪湖の御神渡りは、暖冬の影響で見られないこともあったように記憶してますが…
観に行きたいですね!
by 駅員3 (2012-02-05 08:54) 

Azumino_Kaku

Ren さん、
yuzuhane さん、
マチャ さん、
ゆきママ さん、
charingo さん、
駅員3 さん、
tsworking さん、
ryo1216 さん、
斗夢 さん、
tsun さん、
いいだや さん、
xml_xsl さん、
Silvermac さん、
K さん、

こんばんは、
ご訪問ありがとうございます。



☆ K さん、

蓄電池、燃料電池、いろんな業界が進出していますね。
おっしゃるとおり送電発電の分離、スマートグリッドも論点ですね。
いずれにしても今までの地域一社独占の電力供給のやり方では限界ですね。




☆ Silvermac さん、

そうですね。
日銀は形式的には政府から独立していますので、総裁人事に介入するのは難しいですね。

ただ、今の状況では、金融政策で打てる手は限られており、日銀ばかりも責められないような気もします。


☆ 駅員3 さん、

そうですね、御神渡りは、最近暖冬の影響でなかなか見られませんでした。

見に行きたいですね(^_^)

by Azumino_Kaku (2012-02-05 19:14) 

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