民法への招待

民法への招待

• 作者: 池田 真朗
• 出版社/メーカー: 税務経理協会
• 発売日: 2010/07
• メディア: 単行本

このテキストはだいぶ前、第4版が出てすぐに買ったような記憶がある。
著者の池田先生は、「法学部ではなく経済学部を卒業し」（同書pp.3）ながらも、現在は大学で民法の教鞭をとられています。
「試行錯誤の末に経済学部在籍のまま法律の勉強を始め」（同書pp.3）られたといいます。

私事で恐縮ですが、私は（別の学校の）法学部に在籍していたものの、自分が勉強したい内容と違うような気がして「一人で勝手に経済学の勉強を始め」てみたものの、挫折してものにならなかった経験を持っています。
当時、どういうわけか民法は苦手中の苦手で、M先生の「民法総則」という2年生の必修科目の単位が取得できずに2年、3年、4年と卒業間際まで引っ張ってしまいました。
（私のまわりの知人はあっさりと単位を取っていましたので難しい科目というわけではなくあくまで相性だと思います。
私自身も商法、刑法、憲法、労働法などの他の法律関係科目の試験はそれほど苦労した覚えがなく、やはり相性ではないかと思います。）

当時使っていた民法の教科書が砂をかむような感じでまったく面白さが感じられなかったせいもあるでしょうし、法律の勉強そのものに面白さが感じられなかったせいもあるでしょう。

そんな私が、曲がりなりにも大学を卒業し、社会人になって紆余曲折を経て何かのご縁で大学通信教育で経済を学ぶことになり、そこで30年ぶりに新しい民法の教科書を手にしたわけです。何か不思議な感じがします。

今、この本を手にとってみて、昔、この本に出あっていれば、私の学生生活ももうすこし違ったものになったかな、なんて思います。

コメント 6

民法は確かに難解ですよね。
言葉が難しい。
でも、これを理解しないとどうしょうもない部分が有ります。
もう少し平易な言葉に書き換えて頂きたいなぁ、と勉強していた頃は思っていました。
by tsworking (2013-07-03 00:57) 

学生時代に私も民法を学んでいたのですが苦手な科目でして＾＾；
でも、今の仕事で多少必要となってくる場合もあるので、
真面目な学生生活を送っていなかった事を今更ながら
後悔しております＾＾；
by 銀狼 (2013-07-03 00:57) 

我々の時代の大学の教科書や参考書は
妙に難しいのをウリにしていましたから
難解なことこの上なかったですね。。。。
有名なセンセイほどそうでした。。。。

by 獏 (2013-07-03 04:09) 

刑法、民法共に時代に合わせて変えるべきですね。
by Silvermac (2013-07-03 05:38) 

今の時代、
もっと分かりやすいようにして欲しいですね。
by なんだかなぁ〜。横　濱男です。 (2013-07-03 07:10) 

kさん、
sugoimono さん、
nicolas さん、
今造ROWINGTEAM さん、
tsun さん、
お茶屋 さん、
gen さん、
駅員3 さん、
なんだかなぁ横　濱男です さん、
Silvermac さん、
世界のアイドル さん、
獏 さん、
ryo1216 さん、
銀狼 さん、
tsworking さん、

こんばんは、
ご訪問ありがとうございます。



☆ tsworking さん、

こんばんは。

私も学生の頃は、民法は読みにくかったですね。

民法は2004年に口語体、ひらがなに改まりましたね。

一番身近な法律ですものね。



☆ 銀狼 さん、

そうでしたか。。
民法はたしかに市民生活の基本ですものね。
もっとまじめに勉強しておけばよかったと私も学生時代のことは後悔ばかりです^_^;



☆ 獏 さん、

わかります。
私たちの学生のころは、難しそうなほうがありがたいといった風潮がありましたね^_^;
困ったものです。

読んでもわからない教科書って、考えてみたら最悪ですよね。。


☆ Silvermac さん、

そうですね、法律は時代に合わせて改めていかなければと思います。



☆ なんだかなぁ横　濱男です さん、


たしかに、法律は今の時代に即した読みやすい条文にすべきですね。
by Azumino_Kaku (2013-07-03 21:59)