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夏スクおすすめ講義(経済学部編) [通信教育で経済を学ぶ]

今朝は早起きして山に行きたかったが・・疲労が蓄積していたので無理せず休むことに。

さて、私は通信教育への取り組みを始めて早7年目。同窓の方のブログなどを拝見することもありますが、私よりも後から入学された方々が次々卒業されていく様子を拝見するにつけうれしくもあり、さびしくもあり。
あきらめなければ、私もいつかは卒業できると信じて頑張ります。

さて、まだ卒業に向けて頑張っている方に、少しは有益な情報をと思い、ちょうどスクーリングを計画する時季でもあるので、夏スクのお奨め科目についてお話しましょう。
ただし私の専攻の関係で、ご紹介できるのは経済学部専門科目のみとなります。
なお、下記の情報は最新ではなく、若干古い(2009-2011年ころの情報)こと、また私本人が実際受講した講義のみのご紹介となりますことをご了承ください。
ここに紹介していない講義も多数ありますので、要綱を熟読しご自身に必要な内容に近いものを選んでください。

Ⅰ期 
経済原論(西先生): テキスト科目の経済原論で苦戦している方は必聴。ミクロからマクロまで一気通貫に講義が進みます。先生の著書はマクロ編のみをカバーしていますが、ミクロについてはプリントが配られます。最終日の試験は持ち込み可だと記憶しますが、満点を取るのは難しかったです。
必修科目、かつ経済学の基本科目の原論のアウトラインを、この機会にマスターしてしまいましょう。

金融論(渡辺先生): これも、テキスト科目の金融論で苦戦している方は必聴。オリジナルのプリントを使用。数学を使ったテクニカルな説明もありますが、最新の金融工学を数学なしで説明するのは無理でしょうから、やむを得ません。金融って高度なことをやっているんだなぁということが理解できるだけでも聴講の価値があります。

Ⅱ期 
経済政策(藤田先生):この科目は、同名の難しいテキスト科目攻略の足がかりにしようと考えられている方には方向性が違う内容になります。(先生もその旨明言されています。)
やはりオリジナルのプリント、また時折海外の大学の様子(例.スタンフォード大シーナ・アイエンガー教授の講義)の動画などもとりまぜて、高度な内容を平易に講義して下さいます。
テキスト科目の経済政策学の攻略法を教えてほしいという質問が、当然のように受講者から出てきます。
それに対しては、基本書(武隈ミクロ、中谷マクロ)をしっかり読むこと、というご回答です。
たしかに最近の出題の傾向をみても、どちらかというと高度な政策理論よりも経済原論の範囲をしっかり理解していることを求めているようです。そう考えると、これら基本書の内容をおさえることは学習の出発点といえます。
実際、私もその方法で(時間は掛かりましたが)単位を取っております。
スクーリングでは、ところどころ眠くならないように先生方が雑談をはさむことがあります。
私のときはゼミ生OBのタレントSさん(先日NHK総合TV”家族に乾杯”で、安曇野を訪問しチェーンソーで薪を切っていました)のお話、内部進学者(付属中高から)と、入試を受けて大学から入ってくる学生とでは気質がまるで違う、というお話など、興味深いものがありました。

おそらく世間の考える校風(裕福な家のお坊ちゃま、お嬢様の学校)は内部進学者が醸成するものと思われますが、日本中、世界中から集まってくる若者たちが大学から合流することで、そんな校風が緩和され多様でハイブリッドな校風になることを関係者も期待しているんでしょうね。 

受講科目を選ぶ際のポイント。
人それぞれかとは思いますが、「単位が取りやすい」という低いモチベーションで受講科目を選ぶべきではないでしょう。
楽をしたいのは誰でも同じですが、スクーリング科目では出席してしっかり講義を聴いてさえいれば単位が取れるはず、と断言して差し支えないでしょう。
そう考えると、「楽に単位が取れるかどうか」という基準で選ぶのはちょっと違うと思います。
私の経験から言っても、難しい、大変そうと思った講義のほうが、履修の楽な講義よりもはるかに得るものが多いです。

単位は取れて当たり前、その上で何をつかみ取れるか、そこが勝負です。
つまりスクーリングを、独学では学べないような高度(しかし自分にとっては必要)な内容を学習する機会としてとらえてください。

要綱で見て難しそうだからと敬遠しないこと。
通信教育の場合、学生の動機もレベルも千差万別ですから、教える側もきちんと伝わっているかを常に気にかけています。
また学生側の熱意も大変なもので、私の知る限り通学課程の講義でよく見られるような、学生が居眠りしたり雑談していたりということは皆無です。

建前上は通信教育のカリキュラムでも、難関といわれる通学課程と同じ内容を学ぶことになってはいます。
実際の運営上、さまざまな事情から、両者の内容にギャップが生じるのはやむをえないでしょう。(学費だけ見ると通信と通学では10倍近い開きがあります。制度が違うので両者をコストだけで単純に比較は出来ませんが。実際さまざまな内部補助がなければ、低廉な学費で通信教育の制度を維持するのは困難でしょう。)
そのようなギャップを乗り越え、さらに高度な内容をマスターできるかどうかは、私たち学生一人ひとりの情熱にかかっているといえるでしょう。
(実際に、通信(学士)の卒論で、修士レベルの高度な内容を書いてくる人もいるそうです。)
学び始めようと思った動機を大切にし、ぜひ積極的に能動的に、何かをつかみ取ってください。

これを読まれた学生の皆さんの夏の学習が大きく前進するように祈っています。
さて、引き続き四国行きの風景をご紹介します。
ウイングレットの形から、どうやらこの機体は737-800ですね。
737.jpg

獏さんが言われていたように、787のエンジンはロールスロイス社製なのですね。
RR.jpg

531便の搭乗口の掲示。朝の便は空いています。
531.jpg

しまった、窓側を選んで景色が見えるはず・・と思ったら、なんと主翼の近くでした。
それでも往路は快晴で視界もよく、残雪のアルプスの様子が楽しめました。

信州人は山の景色が見えると、安心するんです(笑)。
7871.jpg 


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駅員3

やっぱりキャンパスは良いですね。
どこぞの大学で講師に雇ってくれないかなぁ・・・(^^)
by 駅員3 (2014-04-26 09:30) 

Azumino_Kaku

Silvermac さん、
世界のアイドル さん、
ryo1216 さん、
やってみよう♪ さん、
me-co さん、
gen さん、
sugoimono さん、
銀狼 さん、
お茶屋 さん、
tsun さん、
なんだかなぁ! 横 濱男 さん、
駅員3 さん、
K さん、


こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。


☆ 駅員3 さん、


キャンパスって良いですよね、
ぜひ駅員3さん、大学の先生になって教壇に立ってください!

by Azumino_Kaku (2014-04-27 17:27) 

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