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暑い時季のラン対策(2)高体温を防ぐ(その2)・手のひらを水で冷却 [日々つれづれ]

 台風一過。曇り空で比較的涼しかったので今日も長距離を踏むトレーニングです。30℃くらいはあり、後半はばてばてでした。あと一か月くらいすればもう少し走りやすくなっていることでしょう。 


ランニングマガジンクリール 2021年 07 月号 [雑誌]

ランニングマガジンクリール 2021年 07 月号 [雑誌]

  • 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
  • 発売日: 2021/05/21
  • メディア: 雑誌
 秋マラソンでイメージ通りに走るには夏の間のトレーニングが重要です。わかってはいても気が進まない。そこで一歩踏み出してトレーニング開始です。2週間くらいかけて、身体を暑熱馴化させたら、練習中に身体に熱をためない工夫が必要です。走っている間にアイススラリーや、かき氷を摂取して体内から冷やすことを前の記事で紹介しました。今日は身体の外から冷やすやり方です。

 写真は、日差しの強い暑い日中のランの最中、川の水で手を冷やしているところです。走りだして1時間くらいのところに清流があり、水温が真夏でも15度くらい(たぶん)。手をつけるとひんやりした感覚です。GPSはエプソンのリスタブルGPS。気に入っていましたが、メーカーが撤退してしまうため次を探すというところです。

「手のひらと腕を冷水につける”手掌前腕冷却”でも、効果があります。手のひらには静脈と動脈が連絡している銅動静脈吻合という血管があり、より多くの血液が通過するため、冷却された血液が深部に戻り、身体が冷えやすいからです。」
(ランニングマガジン クリール 2021年7月号 「高体温を防ぐために 体の中・外側から冷やす。」 特集暑い日・雨の日のラン ベースボールマガジン社  2021年  p.40)

 暑熱馴化していても、猛暑の中1時間も走ると身体が汗だくになり、熱がこもった状態になります。クルマでいうとオーバーヒート。ラジエーターから湯気が噴いている状態です。走っていなくても体温を下げるために心拍が上がり切って、心臓がバクバクしています。そんな状態で、実際、5分ほど冷水で手のひらを冷やすと、どうでしょう。心拍が下がり、かなり体調が復活してまた走れるようになります。ほかにも体温をさげるため、凍結したスポーツドリンクを持参して、首筋や太ももを冷やしたりもします。日陰の多いコース、アスファルトでなく土の上、山道のような不整地といった暑さをしのげるコース選びも重要です。あの手この手で高体温を防ぐ工夫をして、夏のエクササイズを充実したものにしましょう。


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