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山の日といわれても・・ [日々つれづれ]

 8月11日は山の日、今日は振り替え休日で仕事はおやすみ、やった、三連休だ、ラッキーなんて、金曜の時点では思っていたくせに、すぐに忘れている私。あ、山の日だったのかとカレンダーやら新聞の日付欄の注記を見て改めて認識しています。
 山の日といわれても・・実感湧かないなぁ。
たしかに夏山の時季ではありますけれど・・ではこの三連休に山に登るかなぁ。最近、知人(ひまさえあれば山に登っている、私から見ると超アクティブな山やさん)から
「(kakuさんは)山いかへんの?」(注1)
とか聴かれて
「いやー、おれは行かない。夏山は好きじゃないからさー。」
とこたえると、
8月の山は混んでいるから奨めない。槍ヶ岳なんか山頂の順番待ちで、何時間・・

とか、いうではありませんか。
そう聞くと、京都だけではなくて、日本の著名な山はすでに「オーバーツーリズム」ではと思ってしまいます。深田久弥の百名山はたしかに名著ですが、その評価は絶対的なものではないでしょう。百名山踏破のブームに水を差す意図はないですが、百名山の評価が過大評価されていると感じます。そんなもの、自分が好きな山に登れば良い。自分の趣味で登るんですから。

 とえらそうなことを書いていますが、北アルプスも中央アルプスも南アルプスも踏み入れたことがない・・(注2)・・のに、君はずいぶん言うねーと、いわれそう。開き直るわけではないですが、良いじゃないですか。そもそも私は人ごみが苦手です。なんで山にまで来て順番待ちせにゃいけんのーと思います。山で静かに物思いにふける。自分をみつめる。そんなときにどうして人がたくさん居る場所に行く必要があるのかと。そうです。ちょっと時季をずらせば、有名な山でも驚くほど空いていたりする。それに有名でなくても、わが国にいい山はいくらでもあるでしょう。そういうのを見つけて登れば良いじゃないと、アマノジャクの私はそう思います。

(注1)関西ことば風にかいていますが、実際は関東地方の人です(笑)。
(注2)北アの燕岳(つばくろだけ)には登ったことがありました。

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