SSブログ

私たちは中国のことを知らなすぎる・2024年5月 台湾 (九份・台北・台中)4泊5日・day1(その49)新北市瑞芳區竪崎路 [日々つれづれ]

(予約投稿です。)
 30日火曜。朝から結構冷たい雨。カッパを着て駅まで。東京の最低気温12℃、最高気温24℃。日中はそれなりに暑い。しかも日が短く17時ころには暗くなり始めます。まさに「秋のつるべ落とし」ですね。
おどろきの中国 (講談社現代新書)

おどろきの中国 (講談社現代新書)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/02/15
同書より。
 「中国がこんなに存在感を増しているのに、私たちは中国のことを知らない。中国についてとてつもなく饒舌に語られているのに、日本人を含む中国の外の人には中国という社会がわからない。」
(橋爪・大澤・宮台 おどろきの中国 講談社現代新書 講談社 2013年 p.3) 

 同書は、橋爪大三郎、大澤真幸、宮台真司という社会学者が、中国を旅しながら対談してまとめた書籍です。三氏の鼎談は非常に面白く、また著者の面々は信頼に足る人たちと思います。

 上記の指摘を待つまでもなく、私たち(筆者自身を含む)は、あまりにも中国を知らなさすぎる。中国の人は日本のことをよく知っています。「ハイキュー!」、「スラムダンク」といった最近の漫画だけでありません。

 日本が江戸時代から明治維新を経て、第二次大戦で負けて国がボロボロになったところから立ち直るプロセス、日本の近現代史も中国では詳細に研究されていると聞きました。

 私は、中国本土の知人から「キミは”頭文字(イニシャル)D”知ってる?」と聞かれて答えに窮しました。なんとなくは知っていたので、概略は説明できたものの、実際に読んだことがないので、面白さを共有できない。なんたる失敗。

 そんなわけで我が国のコンテンツ制作は優秀かもしれません。が、それだけでいいの?ということです。

 それに、大体が立派そうな?ことを書いている筆者からして、中国のことを知らない(自慢になりませんが)。冒頭にあげたように「私たちは中国のことを知らなさすぎる」

 他方、中国の人は「日本のことをよく知っている」。あまりに一方的過ぎてフェアではないと感じました。

 私は上海で知人と話をしていて、「日本てそんなにエライ国、立派な国なの?」と少々恥ずかしくなりました。コンテンツは立派だけど、ほかはどうなんだと。そういう思いを抱いて香港経由で帰国した次第です。

===========================================
 旅の写真。 2024年5月 台湾 (九份・台北・台中)4泊5日・day1の続き。九份さんぽ。前の記事で紹介した竪崎路を下っています。
 新北市瑞芳區竪崎路(ピンイン表記 Xīn běishì Ruì fāng qū Shù qí lù)です。

 基隆や、九份は雨が多いそうです。実際このあと、本降りの雨になりました。 折り畳み傘を持ち防水の登山靴で来ています。
この投稿をInstagramで見る

(@azumino_kaku)がシェアした投稿


nice!(8)  コメント(0) 

2024年5月 台湾 (九份・台北・台中)4泊5日・day1(その48) [日々つれづれ]


 2024年5月 台湾 (九份・台北・台中)4泊5日・day1の続き。前の記事の写真の急な下り坂を下ったところの左側にあるお店の住居表示を拡大してみました。この通り(石段の急な小道)は(新北市)瑞芳區竪崎路です。

 クルマが通れないようなこんな細くて急な坂の石段でも名前がついています。徹底しています。どういう経緯でこうなっているかは存じませんが、台湾にしても、中国本土にしても、住居表示といい、交通ルール(クルマが右側通行)といい、米国に似ています。

この投稿をInstagramで見る

(@azumino_kaku)がシェアした投稿

 
  中国とアメリカ(合衆国:注)。似たもの同士?仲良くしてほしいというのが、日本に住む私の本音。でも、アメリカが前のめりで中国包囲網を構築して追い込みにかかっているように見えて仕方がないのです。

 最近、台湾、上海、香港と回って、このエリアの人々の考え方に接して、いろいろな発見がありました。誤解も解けました。彼ら、彼女たちのロジックを完全に理解したわけではないけれど、日本のニュースで伝わってこない本音が見えると、東アジアの景色が変わって見えてきます。

 日本にいると日本のマスコミ、アメリカ(側)サイドの考え方にどうしても染まってしまう。アメリカが正しくて中国が間違っているという思い込み、バイアスが掛かるような気がします。  

 しかしそれはかなり違っていて冷静に考えると、米中どっちもどっち。それぞれ自分の言いたいことを言っているだけ。話はかみ合っていないのかもしれません。  

 日本にはアメリカ軍の基地が沖縄を中心に全国に立地し、いまだに占領下にあるかのような状況ですが、中国とアメリカを仲立ちする役回りとして、日本は良い立ち位置にいるという指摘があります。

「橋爪:そうなんですよ、でね。さっき、香港と台湾が中国のインターフェイスになったといったけど、香港と台湾はやっぱり中国寄りなんです。だから、日本が中国のインターフェイスになればいい。」(橋爪・大澤・宮台 おどろきの中国 講談社 2013年 p.368) 

 これ、けっこう大事な指摘だと思うんですが、実践するのは結構大変。

 個人レベルでは、中国(香港、台湾含む)に知り合いがいて、日本人でもネイティブ並みに中国語ができる(できれば広東語や台湾語も)。

 何より中国のことをよく理解して、中国(香港・台湾)の人から信頼される日本人、信頼される国(日本)にならないといけない。めちゃくちゃハードルが高い。アニメや音楽、漫画など文化の世界ではすでに日本の評価が高いけれど、それをもっと拡張していく必要がある。

 資源もない、人口減少で、国家的難題が山積する我が国が、国際社会の中でスルーされずに生き残るにはこのポジションが良いと思っています。

 いっときのジャパン・パッシング(Japan Passing 日本をすっ飛ばして米中が仲良くしている)を思い出してください。わたしたちは欧米の中国観に同調している場合ではなく、日本人独自の中国観を持つ必要があります。


(以下余談) 個人的には有利とか不利とか関係なく、中国(香港・台湾)に住む彼ら、彼女たちと付き合っていると楽しいし、刺激的でもあり、得るところが多い。今までなぜ気がつかなかったんだろうと忸怩たる思いです。

(注)United States of Americaの正確な訳は「アメリカ合州国」であると主張するジャーナリスト(本多勝一さん)もいます。
 たしかに「合衆国」を、忠実に英語に戻すと”United Peoples of America” といった英語になります。

nice!(8)  コメント(0) 

2024年5月 台湾 (九份・台北・台中)4泊5日・day1(その47) [日々つれづれ]

 また雨か・・スカッと秋晴れにならんですかね。

===========================
 旅の写真。 2024年5月 台湾 (九份・台北・台中)4泊5日・day1より。台湾に着いた日。松山機場からMTRと台鉄、タクシーを乗り継いで九份のバス通りにたどり着いた私たち。  
 Line通話で宿のKさんに連絡を取り、迎えに来てもらって、チェックイン。大きな荷物をおいて、九份老街に散歩に出ました。
この投稿をInstagramで見る

(@azumino_kaku)がシェアした投稿



 台湾でのインターネット: スマホのSIMカードは容量無制限だったかの中華電信を日数分、空港で借りました。昔使っていたiPhone SE2をSIMフリー化して持参。  

 現代の旅行は、言語の翻訳にしても、地図(GPS)にしても、電卓(為替換算など)にしても、出先の風景を記録するカメラさえも、スマホで片付けることが多い。
 
 持参したスマホやタブレットを、現地のインターネットに常時接続させるにはどうしたらいいか、出発前によく考えて、準備しておく必要があります。

nice!(6)  コメント(0) 

2024年8月、9月・上海・香港の旅その15・一日目 CX543便で香港へ(その6) [日々つれづれ]

 (予約投稿。一部10月28日朝追記)

 秋雨。月曜から雨で仕事に行きたくない。でも行かなければならない。気が重いです。
 日曜は、久々に走りました。たかだか20キロメートルを走る(ラン)のがこんなにキツイとは。前の記事にも書きましたが、9月、10月は、仕事もプライベートも忙しくてまるまる練習を休んでしまったので、身体がなまっています。

 より具体的には、筋肉が落ち、筋肉は比重が比較的重いので普通は体重が減るのですが、食べる量を減らしていないので体重が増えています(たぶん体脂肪率がとんでもない数値に?)。より少ない筋肉で、より重たい身体を動かすつらさ。パワーウエイトレシオの悪いクルマみたいなものです。

 さらに心肺系、循環器系も運動で負荷をかけて使っていないので、負荷があげられません。こんなんでフルマラソン大丈夫かな。

 あ、衆議院選挙は投票行きましたよ。走りながら投票所によりました。わが国の未来はどうなりますやら。

(28日朝追記)
 衆院選。自公政権は過半数割れ。筆者は1980年の中曾根政権以降の自民党は嫌いです。当時、私は大学(法学部)で労働法のゼミに在籍していました。
 不当労働行為とは何ぞや、のような卒論を書きました。
 民法(一般法)で保護されえない労働者の権利を保護するための特別法が労働法の分野になります。不当労働行為は、おおざっぱにいうと、労働者の組合活動を使用者(企業側)が妨害する行為です。

 中曾根政権の狙いが、国労つぶし・動労つぶし・社会党つぶしが目的というのは、当時はそこまであからさまに語られなかったですが、結果としてそうなりました。(晩年の中曾根氏があけすけに語っていたそうです。)

 労働者の権利を国家権力で奪い去った元凶は、派遣労働の自由化とかなんとか近視眼的に語られますが、その萌芽は1980年代の中曽根の国鉄分割民営化です。

 かれは労働者の権利を奪っただけでなく、国有鉄道をいい加減なスキームで分割したものだから、JR北海道とか、九州、四国、関西(京阪神の都市圏路線を保有)ですら、減便や一部の路線を廃線したり、維持できなくなりつつあります。
 採算が取れるとか取れないとかのロジックはどうでもよかった。なにせ、何はさておき国有鉄道の労働組合と、そこにつながる政党をつぶすのが目的ですから。

 よって、国土を網羅する鉄道のネットワークを破壊し、国民が自由に安価に移動する手段を奪った(注) 元凶はかつて1980年代の自民党政権のように筆者にはみえます。彼らはサッチャー(イギリス)やレーガン(米国)と並んで新自由主義を推し進めました。



 懲りずに国と国民を守るのはウチ(自民)と公明党ですとかよく言えますね。少しお灸をすえてもらって顔を洗って出直せと言いたい。
(2024/10/28 朝 記す)

(注) 民営化されたJRでは長距離の移動は新幹線や特急に乗らないと時間が掛かってどうしようもないダイヤに組み替えられました。

 私事恐縮ですが、国鉄の時代は、新宿から松本まで普通列車で乗り換えなしで行けました。今や、甲府・松本方面行きの普通列車は東京の西の果ての高尾発。しかも、松本まで乗り換えなしで行ける電車は少ない。途中で何本も特急に抜かれる。よほど鉄道が好きな人でないと通しで乗るのは無理ですね。

===================================
旅の写真。
 10年前のちょうど今頃。仕事で訪れた香港。利用したのは今年9月と同じキャセイパシフィック航空。同じ羽田発香港行きでも、機内食のメニューが、10年も経つとさすがに少し見直しが入っている感じはします。 まずは2014年10月の機内食。
この投稿をInstagramで見る

(@azumino_kaku)がシェアした投稿




 そして2024年9月の機内食 。かつ丼とソバは多いかなと思いましたが、ほどよい量でちょうどよかったです。何と言っても今回は観光ですので、ワインで食事を頂いて、そのまま睡眠してしまえるのが良いです。10年前は緊張して、寝るどころではなかったです。
この投稿をInstagramで見る

(@azumino_kaku)がシェアした投稿


nice!(5)  コメント(0) 

2024年08月 お伊勢・熊野・高野山・3泊4日参拝の旅(その28)day1・伊勢・豊受大神宮(外宮)その3/2024年8月、9月・上海・香港の旅その14・一日目 CX543便で香港へ(その5)/2024年5月 台湾 (九份・台北・台中)4泊5日・day1(その46)  [日々つれづれ]

 秋雨と梅雨。降水量は関東地方では、秋雨のほうが降水量が多いと、先日NHKテレビ(地上波)の気象情報で気象予報士の南さんだったか、平井さんだったかが言われてたような気がします。

貴重な晴れ間、久々に走りたいです。

 秋マラソン、あまりに走ってないので、出走見送ろうかと思っていたんです。

 むち打ち症でかかっている整骨院で「あ、それは制限時間内ギリギリでも走ったほうがいい。走りましょう!」と柔道整復師の方に気合を入れていただいたので、走ることに


 筋肉は落ちている。体重は4キロぐらい増えている。心肺系機能は二か月くらい使ってないので衰えているけど、あと10日でカツを入れなおして、なんとか時間内(6時間)で完走したいです。

==================================
 旅の写真。2024年08月の伊勢・熊野・高野山の旅から。一日目、伊勢神宮の外宮の手水どころ。

この投稿をInstagramで見る

(@azumino_kaku)がシェアした投稿

===========================  

 お次は2024年8月-9月の香港・上海の旅。旅行一日目(day1)の羽田発・香港行きCX543便での機内サービス。


この投稿をInstagramで見る

(@azumino_kaku)がシェアした投稿

==================================

2024年5月台湾の旅。day1は松山機場から九份に来ています。日没前に回れるだけ回ります。

この投稿をInstagramで見る

(@azumino_kaku)がシェアした投稿


nice!(5)  コメント(0) 

おでんを煮る [日々つれづれ]

 村上春樹(日本の小説家)さんに「納屋を焼く」という作品があります。納屋を焼く?読んだことがないので、よくわからんですが、季節は秋かなと勝手に想像しました(外れてたらごめんなさい)。  

 私の生まれは中部日本の田園地帯。戦国時代に、隣の国(甲州)の武田信玄という荒っぽい武将が攻めてきて、領地にしました。

 甲州でもコメは穫れますが、彼は信州の穀倉地帯のコメが欲しかったらしい。

 武田は諏訪氏(注1)の娘を勝頼(信玄の三男だったか)の嫁にしたり、東や北信州にも攻め入って、越後の上杉と対峙するほどの勢力を誇り、遠州や駿河を攻めて、東海道回りで上洛しようとするも、信玄が病死。
 信玄の死後に、武田家家臣団の結束が乱れ、重臣の穴山氏(注10)が謀反を起こして織田側の調略でそちら側につき、木曽谷を守るはずの木曾氏らも織田側に下り、織田・徳川連合軍に攻め込まれ、武田家は天目山(いまの中央道やJR中央本線・笹子トンネルのあたり、甲府盆地側)で滅びました。

 なんの話でしたっけ? あ、稲わらを焼く話ですね。私の母の実家は穀倉地帯の農家です(でした)。

今でも私の従兄は兼業で稲作をしていて(いたと思います)、帰省するとお米を頂いたりします。

 筆者が幼少のころ、まだ存命だった母方の祖父母にずいぶんと可愛いがってもらいまして、祖父と一緒に稲わらの上で座って遊んでいる手元に写真が残っています。

この投稿をInstagramで見る

(@azumino_kaku)がシェアした投稿



 筆者のSNS上のハンドル名:安曇野(Azumino)はそんな郷里への郷愁の思いが込められています。

 そんな安曇野の田んぼで稲わらとか雑草とかを焼いたりした?(かどうかも覚えてないです?)のは今頃だったかな・・。そんなわけで、時節柄「おでん」を煮たいと思います。

(注1)「諏訪氏(すわし/すわうじ)は、社家・武家・華族だった日本の氏族。諏訪大社上社の大祝(おおはふり)を世襲する信濃国諏訪郡の領主であり、神氏(みわし)とも称した」(Wikipedia より)

(注2)オリエンタルラジオ(日本のお笑い芸人グループ)の藤森さん(諏訪のご出身)が、「アド街ック天国」(松本編:テレビ東京のバラエティー番組)で
「諏訪は何もなくて、松本は都会で・・」
のような謙遜された発言をされていました。

 しかし諏訪や茅野の人たちは、「松本が何ぼのもんじゃい」くらいに思っているように感じるんですよね。(藤森さんがどう思われているかはわかりませんが。)

 なぜなら、諏訪には諏訪大社があって由緒正しい諏訪氏の里だと。
「松本? 信濃国の国府だった(注5)かもしれんが、戦国の世に武田に攻めこまれて、小笠原氏(信濃国守護)の井川城(注3)、
および林城(注4)があっという間に落城して敗走したではないか。弱すぎる。」


「その点、諏訪はちゃんと正統が続いているぞ。松本城なんていまでこそ観光名所になってるが、石川数正(注8)がつくったもんだ・・・言うて他国の武将がつくった城でないか。信州に元々あったものではない。」

「だいたい、明治になって筑摩県(注9)の県庁は松本だったが、県庁が焼けて、県庁が長野(善光寺の門前町)に移ってそれっきりだろ?」


「松本なんて長野道の松本インターチェンジの近くに県の合同庁舎があるだけではないか。」

「新幹線も通ってない。新宿から在来線で3時間近くかかる。東京から遠すぎる(注6)。」

「諏訪ナンバー(自動車の登録証:国土交通省管轄)ができて、ようやく松本ナンバーとおさらばできたわい・・・」

「諏訪湖の花火(8月中旬の本大会)は動員数50万人。他方、「松本ぼんぼん」(注7)はぜいぜい数万。勝負ありだわ。」

と思っておられるのではないかと(勝手に想像しています)。

(注3)今の南松本あたり。国道19号線(松本バイパス)に井川城口という交差点があります。今は田んぼと住宅地です。

(注4)薄川の上流。現在の地名で松本市入山辺(いりやまべ)あたり。山城なので元々城郭はありません。松本市の教育委員会だったかが建てた案内銘板があります。


(注5)松本市には、駅前に国府町(こくぶちょう)という町名が残っています。

(注6)松本から東京の都心までは220キロくらいだったか。しかし名古屋のほうが微妙に近くて190キロくらいだったかな。文化的にも、名古屋の言葉や、食文化が入ってきていました。(昭和40年ころの話、いまはどうだか)

AC電源の周波数も松本は60Hz(ヘルツ:中部電力)です。

東京(東京電力)は50Hzです。塩尻(長野県)に周波数変換(50hz⇔60Hz)のための変電施設があります。


(注7)商工会議所だったかあたりが主催して?いるイベント。市民が参加する踊り大会。現代風の楽曲で結構うるさいので、筆者はあまり好きではないです。

職場(松本時代)で強制参加の時は嫌だったなぁ。

 他方、オリジナルの「ぼんぼん」はもっと風情のある静かな行事です。

筆者は幼少のころ、地域の「青山様」に参加しました。

「ぼんぼん」「青山様」ともに長野県選択無形民俗文化財になっています。「青山様」で神輿を担いで練り歩く際の掛け声は今でも筆者は覚えています。

ご参考: 松本のぼんぼん・青山様 - 松本市ホームページ


(注8)石川数正は徳川家<駿河国→のちに江戸幕府の征夷大将軍>の家臣。

(注9)筑摩県(ちくまけん)は今の長野県の中南信だけでなく、飛騨国の高山あたりまでを包含していました。

(注10)新田次郎「武田勝頼」による。

なんだか、話がどんどん脱線していきますが、とにかくおでんを煮るんですよ(笑)。紀文のおでん種と、大根と、馬鈴薯。こんにゃく。


この投稿をInstagramで見る

(@azumino_kaku)がシェアした投稿


nice!(6)  コメント(0) 

2024年08月 お伊勢・熊野・高野山・3泊4日参拝の旅(その27)day1・伊勢・豊受大神宮(外宮)へ その2・22024年5月 台湾 (九份・台北・台中)4泊5日・day1(その45) [日々つれづれ]

 昨日は仏滅・・・ではなかったけど、仕事をやればやるほど空回りする感じがするので、そういうときはおとなしくしといたほうがいいんでしょう。やることなすこと、全部裏目に出るというのはおおげさにしても。

=================================
旅の写真。2024年8月。伊勢の外宮に参拝します。
この投稿をInstagramで見る

(@azumino_kaku)がシェアした投稿

=====================================


2024年5月、台湾の旅。新北市瑞芳の九份/Jiufenにて。
この投稿をInstagramで見る

(@azumino_kaku)がシェアした投稿


nice!(5)  コメント(0) 

ゲームチェンジと労働者・2024年8月、9月・上海・香港の旅その13・一日目 CX543便で香港へ(その4)機内食 [日々つれづれ]

(予約投稿です。) 
 最近仕事で嫌なことがありまして。もういい加減にしてくれと思っています。

 一週間ほど夏休みを取って海外旅行に行った後、急に仕事に来れなくなったスタッフがいました。いわく心身の不調。

 協力会社から来ていた人で、協力会社から逐一報告が来る。

不調に対してどうケアをしたとか、お客の私からみたら不要な報告です。それを一回あたり1時間くらいしゃべっている。制止しなければいつまでもしゃべり続けます。これ、悪いけど業務妨害じゃないのか。

 
 実在しない事象で被害妄想癖があったりして、到底理解できない。「組織内で誰かから脅迫されている」というけれど、いくら調べてもそんな事実は全く存在しないのです。

 そのため私は前々から「この件は産業医扱いの事象です。貴社側の責任で産業医に相談して」と言っているのに対応しない。

 ピンボケな指導や食事会を開いて激励している。素人の私から見ても、メンタルに支障をきたしている人にとっては逆効果です。

 医療的なケアやカウンセリングは、メンタリング(指導)とは違います。素人が手を出すべき領域ではない。そんなことも知らないのか。

 「どうしても出勤できなくなった」というので、「心療内科を受診するとか、産業医に相談するとかしましたか?」と聞くと、まだ、という。産業医に相談しろといって2か月くらい経過していました。あなたたちはいったい何をやってたんでしょう?

 「貴様、人の言うことを聴いていないのか?」と叱責しました。その後契約が突如打ち切りになりました。

 バカにするのもほどほどにしろと言いたい。そちらの企業、常に上から目線でしたから。いわくおタク(私の組織)はコンプライアンスがなってないとか説教する。

 悪いけど、それはオタクの社内基準やルールであって、社外に強要するものじゃない。

 貴様は何様だと言いたい。自社のやり方が最高で、真似をしない取引先はどうかしている、みたいな価値観はおかしい。宗教っぽくて気持ちが悪い。

 上場している会社らしいが、だからまともな企業とは限らない。証券取引所の上場審査は、財務とか業務プロセスがどうなってるとか、品質管理とか、そういう形式的な要素が主であり、企業の品格審査ではない。

 そちらに限らず、この手のベンダーはどこも五十歩百歩。人がいないんだからしょうがないだろう的な開き直り。

 本当にひどいです。礼儀を知らん取引先はこちらから願い下げ。どっちが客だかわかりゃしない。

 間に入った私が苦労するのはバカげています。無理なものは無理。それでもやれというなら筆者が辞めるしかない。日本国内に労働者が足りない。そんなの前々からわかっていたでしょ。

 いずれにしても必要な人材が居ないなら、その状況に合わせて業務を続けるしかありません。できないものはできない。維持できないサービスは廃止。世の中の大きな変化に追随できない企業は滅びます。

 ゲームチェンジに対応できない労働者は、適した職業への再配置でしょう。

 私は、こんな仕事、もうやってらんねぇし、コンビニのバイトでもやるかなと言ったら家族に「あんたは無理。今のコンビニは大変なんだから」と言われた話は前にも書きました。

 コンビニがダメなら、交通整理でも肉体労働でもガテンな仕事でもやりますよ。借りたお金は返さないといけない。


 閑話休題。私の仕事でも対面からコールセンター対応に切り替えざるを得ない業務があります。対面サービスが維持できないから。

 でも大丈夫。テクニカルサポートなんて今どき、電話です。サーバやPCのサポートは中国につながることが多いと前に書きました。そうなると、コールセンターが国内にある必要すらない。

 ビジネスでもルールや方法の大きな変更、本質的な変更をゲームチェンジングとか、変更をもたらす要素をゲームチェンジャーと言います。

ゲームは人生ゲームの「ゲーム」ではなく、「ゲーム理論」(数学・ミクロ経済学)の「ゲーム」です。

 ゲームチェンジングの事象があちこちで起きています。世界が目まぐるしく変わっていきます。

 時代の大きな変化への対応にシニアもジュニアもありません。

老いも若きもゲームの変化についていけない人はゲームから去るしかないでしょう。もちろん筆者も例外ではないです。

 あの頃はよかったとか言い出したらジジイの始まりとか聞いたような気がします。

あの頃がよかったとおもったことはないというとウソになりますが、世の中が大きく変わったんですから、懐かしがってもあまり意味がない。

身体が動いて、頭が働いてゲームに乗っていられるうちは働くしかないと思います。

===========================================

 旅の写真、2024年8月、9月・上海・香港の旅(プレビュー)。10:05羽田発・香港ゆきキャセイパシフィック航空CX543便。スナックの後は、お昼ご飯。

私はかつ丼にしました。

羽田発のキャセイパシフィックは日本航空と同じケータリング会社(食事を準備する会社)を使っているのではと推測しました。両社とも同じワンワールド加盟だからです。ふんわりと仕上がったおいしいかつ丼です。

この投稿をInstagramで見る

(@azumino_kaku)がシェアした投稿


nice!(7)  コメント(0) 

2011年10月沖縄の旅(再掲)・2024年08月 お伊勢・熊野・高野山・3泊4日参拝の旅(その26)day1・伊勢・豊受大神宮(外宮)へ [日々つれづれ]

 2011年10月沖縄の旅(再掲)です。沖縄に観光に行って、那覇空港近くで借りたレンタカーで国道58号を北上するとします。次々と国道沿いに現れる米軍基地。異様としか思えません。リゾート気分が一発で吹き飛んだことをよく覚えています。

 着いたのが夜でしたので、すでに真っ暗。国道の交差点で停まる度、米兵が基地の外に遊びに出るのか、たむろしています。仕事が終わったんですから、飲みに行こうが遊ぼうが彼らの勝手だし、彼らが全員悪さをするではないにしろ、存在がコワい。

 「もはや戦後ではない」とか、よく言うよねと思います。沖縄を訪れてごらん。戦後どころか「戦前」に逆戻りです。
この投稿をInstagramで見る

@azumino_kaku)がシェアした投稿

 

 アメリカが中国とケンカするのはアメリカの勝手です。それとは別に日本は日本の外交と日本の国防を独自に考えなければならない。なのになぜわが国は米国に盲従しているのでしょうか。これで果たして独立国家と言えるのでしょうか。いまだに米兵が基地の外で犯罪を犯して沖縄県民の安全を脅かすニュースは後を絶ちません。

 「法に基づいた支配」とか、よく外交の場で日本の首相が言ったりしますが、日本を戦争に巻き込むための屁理屈です。
 NHKの連続テレビ小説「虎に翼」を見ればわかるように、法の支配と言ったって、悪法も法律なんですから、「法に従ってればみんなハッピー」なんて幻想って、それくらいのことは義務教育を受けた日本国民は理解してると思います。

 で「戦後ではない」(昭和30年<西暦1955年>ごろの流行語らしい)があったそうです。しかし私が考えるに、戦争が終わって80年近く経過するのに、沖縄はじめ、米軍基地があるところは、いまだに「戦後処理が終わってない」のです。

 私の住まいは、横浜(燃料庫)もそうだし、所沢(通信基地)もそうでしたが、なぜか米軍基地が近くにありました。戦争はおわってないじゃんといつも思ってました。

 第二次世界大戦の沖縄戦で苦難を強いられた沖縄県のひとたちに再び基地負担を押し付けて平気な顔をしている政治家、そして本土の私たち有権者(私を含みます)。どうかと思います。もう一度、自分の頭でよく考えましょう。何が正しい道なのか。

 中国が脅威?笑止千万です。中国が攻めてくる可能性はゼロではないでしょう。しかし彼らにそんな愚かなことをする余裕があるとは私には到底思えませんし、そんなに愚かではないと思っています。今年の8月・9月に中国・上海を訪れてその思いがより強固になりました。彼らはそれどころではないはずだし、私たちが誤解しているよりよほど賢い。アメリカのことも日本のことも研究し尽くしているはずです。

 よくテレビのニュースに出てくる中国外務省のスポークスマン。強硬な物言いを日本のテレビはそのまま流しますが、あれは私は国内向けの政府の公式見解でしかないと思っています。公式発表と、中国の一般市民の感覚との乖離があることに注意すべきです。

 日本の海産物を輸入しないとか言いながら、日本に来て日本の海産物を召し上がっている中国や香港の人がニュースに映りますが、それが実情です。わかっている人はわかっていて、自分で考えて行動しています。それに彼らは彼らのネットワークがあるのです。華僑の人を見ればわかりますが、そこが中国の人たちの逞しさです。

 中国専門家の興梠さん(神田外語大学の教員)がBSフジのニュースで言っていましたが、中国は国営放送(CCTVだったか)で、真っ赤な汚染水が日本から流れてくるようなアニメーションを作ってニュースで流しているそうです。

 それを信じる人もいるけれど、バカをいうなと冷静に評価している人もいる。

 なのに中国は日本に敵対しているとかいった雑で乱暴な議論が横行している。それでは何も片付かないです。日中関係はそんなに簡単なものではないんです。ややこしい絡まった糸をほぐしていく、丹念な作業をお互いにやってこそ真の友好が生まれると信じています。


閑話休題。この時はひめゆりの党と記念館、平和記念公園や糸満のガマなどにも行きました。むちゃくちゃ悲惨な気分になってぐったりでしたが、来てよかったと思いました。首里城も最近焼失する前の姿をみれました。
この投稿をInstagramで見る

(@azumino_kaku)がシェアした投稿

2024年08月 お伊勢・熊野・高野山・3泊4日参拝の旅、ようやく伊勢まで来ました。
この投稿をInstagramで見る

(@azumino_kaku)がシェアした投稿



伊勢神宮は、外宮(げぐう)、内宮(ないぐう)で構成されていますが、外宮から参拝するのが正式な参拝ルートです。
この投稿をInstagramで見る

(@azumino_kaku)がシェアした投稿


nice!(6)  コメント(0) 

ティファニーではなく、山吹町のデニーズで朝食を(笑) [日々つれづれ]

 気象の専門家が、(関東地方は・・だったか)「今年は暑い夏からいきなり冬になるでしょう」と言っていたと記憶します。
 そんな感じ。半袖だったのに、いきなりジャケット着用。やっと東京のほうが、香港や上海より涼しくなったように思います。
==========================

Tokyo, JP
18 °C
Feels like 18°
Mostly Cloudy
High 20°
Low 12°
Sunrise:05:52 AM
Sunset:04:57 PM
Wind:N 8 mph
Humidity:64%
Pressure:1030.82 in


HongKong, CN/SAR
27 °C
Feels like 29°
Partly Cloudy
High 30°
Low 26°
Sunrise:06:22 AM
Sunset:05:53 PM
Wind:E 16 mph
Humidity:72%
Pressure:1014.22 in


Shanghai, CN
22 °C
Feels like 22°
Partly Cloudy
High 24°
Low 18°
Sunrise:06:01 AM
Sunset:05:15 PM
Wind: NNW 11 mph
Humidity:81%
Pressure:1019.98 in

Source: Weather and forecasts | CNN
URL: https://edition.cnn.com/weather
[コピーライト] 2024 Cable News Network. A Warner Bros. Discovery Company. All Rights Reserved.

  積みあがった借金(前の旅行で余計に払った飛行機代相当)を返したら、また上海、香港、台湾に行きたい。懲りないやつです(苦笑)。

=========================

 家族の検査入院に付き添って都心に。朝の通勤時間帯のど真ん中で、郊外から都心に向かう幹線道路は激しい渋滞でしたが、山手通りの内側は空いていて運転しやすいです。

 意外と早めに目的地近くまで着きました。予定通り、病院に行く前にデニーズで朝食を摂りましょう。
 
この投稿をInstagramで見る

(@azumino_kaku)がシェアした投稿

 

 都心は便利。通勤時間も短い。郊外に住んで、通勤に片道一時間もかけるのは人生の無駄だという意見があります。
 では、都心に住みたいか、筆者の答えは否(ノー)。

 そもそも東京23区内は家賃(住宅価格も)が高くて、とてもではないが私(親世代からの土地などの相続がない)には住めないです。親からの土地などの遺産がなく、土地から自分の稼ぎの中から買うわけですから、利息含めると郊外の小さいウサギ小屋(仮に5千万円とします)でも、30年といった長期ローンを組むと、この低金利でも、元利合わせて1億円近く払うことになります。23区内はさらに3割くらい高い。逆立ちしても無理です。
 
 それだけでなく、ほかにも重要な理由があります。仕事場が都心のコンクリートジャングル。仕事の後くらい、静かな田舎が良いです。田舎に語弊があるなら、田園地帯。キャベツ畑と梨畑。ブルーベリーもあります。
 子供たちは駅前に何もない(駅前にパチンコ屋しかなくて、しかも民度が低いから地元に戻りたくない)というけれど、何もないのが良いんです。私の出身地の近くだと、広丘とか塩尻のようなゆったりとした感じが良いんです。

 とはいえ駅前に大きな書店が最高なんですが(一軒だけあります)。たしかに文化度は低いかもしれない。街づくりは改善の余地がありそうですけどね。住民のポテンシャルが低いわけじゃないと思っていますから。
===========================
さて、窓際の席に着席し、朝食はモーニングセット。食べ過ぎると眠くなるので軽めに。ミニッツメイドの炭酸入りオレンジジュースを三杯飲んで、コーヒーも。静かだし、勉強などにはもってこい。今度、勉強のためにファミレスに来ようかな。

この投稿をInstagramで見る

(@azumino_kaku)がシェアした投稿


nice!(6)  コメント(0)