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日本人がこんなとこまできてやがる・・とつぶやいた欧州人(1):2024年5月 台湾 (九份・台北・台中)4泊5日・day1(その40)幸福堂・ [日々つれづれ]

 関東地方は相変わらず暑い。エアコンの修理がようやく終わりました。10月に冷房をじゃんじゃん使う生活はあまり想像していなかったです。

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 人種差別についての話です。ただし筆者は尊王攘夷(注1)、もしくは欧州などで蔓延する排外主義を助長する意図はまったくないことをお断りしておきます。

 またここで記述したようないわゆる「欧米の人」とも、筆者は仕事や個人的なつながりはあり、まっとうな人の方が多い印象ですが、なかにはこういう人もいるという意味での記載です。
(注)幕末(西暦1862年)、現・横浜市鶴見区生麦あたりでイギリス人商人数名が、薩摩藩の大名行列と知らずに騎馬で列に入り込み、警護の薩摩藩士に斬りつけられて死傷した事件(生麦事件)は有名です

    前の記事でご紹介したNご夫妻。N夫人は歯切れのよい物言いで、
「ここ(英国)にはracial discriminationが厳然と存在するのよ。」
と。レイシャル・ディスクリミネーション。要は人種差別です。アメリカで有色人種が差別され、人種テロにあったりするのは有名ですが、欧州も同様と考えます。どうやらN夫人は地元(当時)の買い物や外食の際に、外見、つまり肌の色で差別されたと感じることがあったとおっしゃっていたように記憶します。

 筆者も、たいした実害はないものの、同様の嫌な思いをその直前にしていました。筆者は成田からチューリヒ(スイス)、そこから、スイス山間部のひなびたコテージに宿をとりました。宿にはテラスがあり、チェックインして、連れとテラスで日本語ではしゃいでいました。
 
 するとドイツ語を話す老夫妻が向かいのコテージのテラスでくつろいでおり、こちらをみるやいなや、
「Japan・・・(注2)」
とつぶやいて部屋に引っ込みました。スイスは言語が地域によって分かれておりそこはドイツ語圏でした。つまり、日本人がこんなところまで来ていやがると・・。筆者は一気にリゾート気分が醒めました。

「そのモノ言いはないだろう。ドイツ語が分からなくても、声のトーンで侮蔑しているとわかるよ・・。」
「そう(日本人かよ!)じゃなくて「こんにちは」じゃないの?」
と当時の筆者は疑問に思った記憶があります。
(注2)音は"ヤーパン"。おそらくドイツ語:japanisch:日本人:を短縮した侮蔑の意味と思われる。Jの発音は、Yであり、広東語の「日本人」(jatbunjan)に近い感じ。

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 余談ですが、ご夫妻の住む(1990年代当時)ニューカッスル・アポン・タイン(イギリス北部イングランド)へ、筆者たちはスイスから空路ロンドン。そしてヒースロー空港からニューカッスル・アポン・タインへは地下鉄と鉄道でイングランド北部まで移動しました。

 キングス・クロス駅からニューカッスル・セントラル駅まではLondon North Eastern Railway のディーゼル列車(だったような気がします)で。3時間-4時間だったと思いますが、慣れない土地の移動でへとへとになりました。

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 写真は、2024年5月台湾の旅、1日目。九份老街(Jiufen laogie)の幸福堂です。珍珠奶茶:タピオカミルクティーは、ここでは飲まないで、台中の創始店で飲むことに。筆者たちは、台湾観光の現地情報を得るために、出発前、つまり今年の正月あたりからyoutube「まいばるトラベル」の台湾編を見て情報を得ていました。ある意味、彼女ら(まいばるさん<主演女優さん>とyouさん<カメラマン兼リサーチャーと思われる>)の後追いではありますが、オリジナリティは出したいと思いました。


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