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それでも、日本人は「戦争」を選んだ (新潮文庫) を読む [読書]

それでも、日本人は「戦争」を選んだ (新潮文庫)

それでも、日本人は「戦争」を選んだ (新潮文庫)

  • 作者: 加藤 陽子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/06/26
  • メディア: 文庫
梅雨に戻ったかのような天気です。さて「それでも日本人は戦争を選んだ」を読んでいます。明治期の日清、日露の戦争が、第二次大戦までつながっていく。日本史の学習では、日清、日露、第一次、第二次、その間の満州事変などもふくめてバラバラに、個別の事象として習ったような記憶がありますが、列強の帝国主義的進出を踏まえた東アジアの情勢を考慮すると、うえにあげた戦争がそれぞれ連続的な事情としてとらえられます。

戦後生まれの私たちは、後知恵で、対米英の無謀な戦争は避けられなかったのかと思いますが、明治期からの一貫した流れで考えるとまた違ったものが見えてくるように思います。


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戦後政治を終わらせる [読書]

戦後政治を終わらせる 永続敗戦の、その先へ (NHK出版新書)

戦後政治を終わらせる 永続敗戦の、その先へ (NHK出版新書)

  • 作者: 白井 聡
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2016/04/09
  • メディア: 新書

都議選で、自民党が歴史的大敗ですか。それで戦後政治が終わるかどうかは分かりませんが(笑)。最近こんな本を読んでいます。けっこう面白いです。

弘兼 憲史:50歳からの「死に方」 ~残り30年の生き方 (廣済堂新書) [読書]

50歳からの「死に方」 ~残り30年の生き方 (廣済堂新書)

50歳からの「死に方」 ~残り30年の生き方 (廣済堂新書)

  • 作者: 弘兼 憲史
  • 出版社/メーカー: 廣済堂出版
  • 発売日: 2014/09/21
  • メディア: 新書
 
 
 
 
 
 
52歳で再開する山歩き・・なんて記事を書きました。ジャーナリスト・冒険家、本多勝一氏が著書で指摘するとおり、50歳は知命、残りの寿命を意識せざるを得ない年齢。
いちど、読んだ本ではあるんですが、もういちど読み直してみようかと。 

マイナス金利 [読書]

こんな本をかなり前・・連休前に買ったのですが、まだ積ん読。なんだか気持ちの余裕がなくて、読書できてません。。 

 

マイナス金利

マイナス金利

  • 作者: 徳勝 礼子
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2015/11/27
  • メディア: 単行本

マイナス金利 [読書]

先日、京橋に行ったときに、東京駅の八重洲口から歩いていったんですが、時間があったので八重洲ブックセンターによりました。
こんな本が気になり、購入。「ハイパーインフレより怖い」(本の帯より)って、なんだか嫌な感じですね。



マイナス金利

マイナス金利

  • 作者: 徳勝 礼子
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2015/11/27
  • メディア: 単行本

行動経済学 [読書]

行動経済学―感情に揺れる経済心理 (中公新書)

行動経済学―感情に揺れる経済心理 (中公新書)

  • 作者: 依田 高典
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2010/02
  • メディア: 新書

いつだったか今取り組んでいる通信教育の夜間(秋季)スクーリングで面白そうな講義があったのですが、何らかの事情で受講できず、せめてシラバスにあがっている参考文献を読もうと思って買ったきり積ん読になっていたものがこの本。

札幌行きの荷物に入れて読み始めたものの、最初の数ページを読んだきり中断。東京にもどってきてまたまた読み始めています。

記事でもご紹介したとおり、いま経済学の学位を取得すべく都内の大学で勉強しております。カリキュラムにあるのは伝統的な経済学の理論であって、こういう新しい目(というほど新しくはないかもですが・・)のトピックは通信教育の通常のプログラムにはまだないようです。別にプログラムになくても、興味があれば自分で買って読めばいいわけで。
そんなこんなで読書再開です。

経営センスの論理/コレクティブハウジング [読書]

経営センスの論理 (新潮新書)

経営センスの論理 (新潮新書)

  • 作者: 楠木 建
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/04/17
  • メディア: 新書
読みかけで放置していましたが、ようやく読み終わりました。
なかなか面白かったです。仕事でも、勉強などの知的作業でも「面白がる力」が大事なんだそうです。前から楠木さんの本は気になっていました。戦略がテーマの単行本は厚くて敷居が高そうだったのでまずは新書で。

写真は研究の関連で読んだコレクティブハウジング(CH)に関する本。CHの存在は都市社会学の教科書で知りました。
これをまちづくりにどう結びつけるのか、思案しています。

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55歳からのハローライフ [読書]

きのう、今日は7月試験ですね。受験される方のご健闘を祈ります。

さて、ここ数年、買ったり読んだりする本は、経済書や法律書など学校の科目履修の関係の本ばかりでしたので、小説を自分で買って読むなんて、いったいいつ以来でしょうか。
村上龍さんの小説を読むのもはじめてかな。(エッセイは好きですが)
ソネットブログのmozさんの記事を読んで気になっていたのです。
いま、ちょうどNHKでドラマが放映されていますね。
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「空を飛ぶ夢をもう一度」を読み、物語のおしまいのところで不覚にも涙腺が緩んでしまいました。
私は主人公たちの弟の世代で、世代的にもほぼ同じ。
他人事とは思えません。
主人公が直面する問題に比べれば、自分の悩みなどちっぽけなもの。
小説家の想像力ってたいしたものですね。