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還暦からの底力・どら焼き [日々つれづれ]

こちらは定年が近くなってどうしようかと思っている人に薦めたい本・・ですかね。

還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方 (講談社現代新書)

還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方 (講談社現代新書)

  • 作者: 出口治明
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2020/05/20
  • メディア: Kindle版
「人生の楽しみは喜怒哀楽の総量で決まる!」と。良いですね。怒りや悲しみは少ないほうが良いかとおもったら、そうじゃないんですね。

「何歳まで働くべきなのか。(中略)しかし人間は動物ですから、何歳まで働くとあらかじめ決めておくのはまったくもってナンセンスです。動物と同じように朝起きて元気だったらそのまま仕事に行けば良いし、しんどくなったら仕事を辞めればいいだけの話です。」
(出口治明 還暦からの底力 講談社現代新書 講談社 2020年 p.17)

 出口さんは、健康を維持するために身体の動く間はなるべく仕事を続けるようにと奨めています。21世紀の長生き社会ではお金も大事ですが、おそらく健康はもっと大事です。そういう意味では定年だからとあきらめずに、定年過ぎても働き続けられるスタイルを考えて実践するのが良いかなと思っています。明確な答えは持ち合わせていませんが、私もできる限り働くスタイルを早く確立したいと思っています。


写真は塩野のどら焼き。高級な味がします。甘さが上品です。


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左遷されて落ち込む真の原因は不勉強・赤坂・塩野の大福 [日々つれづれ]

 前の仕事では、「君は不要」と言われて浪人となり、次の奉公先をさがすことになったわけですが、落ち武者にも意地もプライドもあります。もちろん個人的な動機は二の次としても、今の場所が競争に勝てる環境を作ることが使命だと思っています。もっとも出口治明さん(APU学長)によると、「左遷されて落ち込む真の原因は不勉強」とのことですから、どうでもいいことで落ち込むのはやめにして、前向きなことを考えた方が良いかもしれません。

 さて赤坂の菓子店、塩野の大福をいただきました。餅も餡も上品です。


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生姜焼き弁当にカフェラテ [日々つれづれ]

 今日は出勤。ローソンの店内調理の弁当を買おうと思ったのですが、行ってみると土曜はキッチンが休み。クーポンでカフェラテ無料というのを頂きました。(さすがにほかにヨーグルトなど買い物はしました)。帰り道、居酒屋さんの前で弁当の広告をみて、生姜焼き弁当600円を購入。つくりおきではなく、焼き肉はその場で調理してくれ、ご飯は炊飯ジャーからよそってくれました。温かいうちにいただきました。つくりたては美味しいです。味噌汁もついていました。こんど仕事帰りに飲みに行ってみようかな(笑)。

 仕事はおかげさまで完了しました。順調といってよいのでしょうか。おおむね想定している方向に進んでいるとは思いますが、当初の想定よりいろいろなことに時間を要しています。私は少し簡単に考えすぎていたようです。実際にはいろいろな要素がからまりあっていて、糸を解きほぐすのに時間が掛かったり、良いタイミングがくるまでじっと待つこともあります。物事をいい方向に変えるにしても、変化させるには膨大なエネルギーを要します。また物事をソフトランディングさせるにはときに高度なテクニックが必要です。仕事で困ったとき、前の仕事でしたら、海外の同僚に聞けば助けてもらえたり、教えてもらえたりしたけれど、今は自分で探さないといけません。世の中がどういう方向に動いているのか。世の中にはどういうサービス、製品、技術があるのか。引き続き情報収集を積極的にやらないといけません。多くの情報を評価し取捨選択して日常の仕事に取り込んでいくのが私の仕事です。以前よりも、現場により近い場所で決定を下せるようにはなったと思います。そういう意味では、前の仕事よりやりがいがあるといえるでしょう。昔もいまも、自分の仕事に付加価値をつけられなければ、仕事がなくなるという危機感をもって取り組んでいますよ。
 

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昔のまいにちハングルで復習・2015年10月 横浜ベイブリッジ [日々つれづれ]

このところ、ハングルの基本がまだまだ理解できてない自覚があり・・これではだめだと思って、昔のテキストを引っ張り出してきました。

그거 뭐 예요? (クゴ ムォエヨ?) それ、何ですか?
아, 이건 한국 과자예요? (ア、イゴン ハングク クワジャ エヨ) ああ、これは韓国のお菓子です。
(NHK出版 NHKテキスト ラジオ まいにちハングル講座 2020年5月号 第29課より)

こういう基本的な文章をしっかり暗記するのは大事ですね。厳選された文章が載っていますので。なかなか覚えられないけどがんばります。ラジオ講座は、同じ番組名でも先生によって違いますね。思い返すと2020年春季 チョ・ウイソン先生の講座は文法を詳しく解説していました。2021年春季の山崎亜希子先生の講座はは耳コピして覚えるタイプで、文章が中心。今回は文法を中心に復習したいと思ったので、このテキストで。当時の番組の録音(ICラジオレコーダー)もある程度残っていましたので活用します。
でもテキストがボロボロで。そろそろ再放送してくれないでしょうか(笑)。


NHKラジオまいにちハングル講座 2020年 05 月号 [雑誌]

NHKラジオまいにちハングル講座 2020年 05 月号 [雑誌]

  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2020/04/17
  • メディア: 雑誌
 
写真は「昔の名前で出ています」シリーズ、最終盤。2015年10月の福岡編のの戻りの途中、機窓から見えたベイブリッジです。



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シートベルトを締めてください・안전벨트를 매주세요.・2021年4月札幌ゆき(17)day2 ひげのうしのジンギスカン [日々つれづれ]

 NHKラジオ・まいにちハングル、まいにち中国語 (いずれも2021年春季・97課)で、旅行に関するこんな表現がありましたので、ご紹介します。(日本語、英語は筆者が作文)  

 日本語:シートベルトを締めてください。
 英語: Please fasten your seat belt.
 韓国語/ハングル: 안전벨트를 매주세요. (アンジョンベルトゥ ルル メジュセヨ)
 簡体中国語: 清系好安全带。(チン ジーハオ アンチェンダイ)
 繫体中国語: 請繫好安全帶。(チン ジーハオ アンチェンダイ)

 簡単な表現なので丸ごと覚えたいです。


 写真は2021年4月札幌ゆきから。二日目(day2)の夕食。大通りのジンギスカン店 ”ひげのうし”へ。
お肉は三種盛りを頼みます。これとワインです。お腹が空いているのでご飯も最初に頼んでしまいます。




お客さんが少ないですね。私のほかに向かいの二人連れの若い人たちくらいだったでしょうか。網とジンギス鍋の二種類の焼き方が楽しめます。脂を落としてあっさり食べたいときは網で、こってり脂で食べたいときはジンギス鍋でという感じでしょうか。お店ごとに特色があって面白いです。


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ポゴシポッソヨの文法・2021年4月札幌ゆき(16)味噌ラーメン [日々つれづれ]

前の記事、小平選手の言葉(韓国語)の文法おさらいの続きです。
「ポゴシポッソヨ(会いたかったです)。」

(1)原型は 보다(ポダ/動詞:見る)+고싶다(コシプタ/補助動詞:~したい)→보고싶다/ポゴシプタ:見たい

(2)보고싶어요: (1)のヘヨ体/ポゴシッポヨ:見たいです)

(3)보고싶었어요: (2)の過去形。ポゴシボッソヨ:見たかったです、
  →会いたかったです、

前の文とつなげると、
 지냈어? 보고싶었어요. (チャルチネッソ? ポゴシボッソヨ)→「元気だった?会いたかったです。」となります。気持ちが確実に伝わるメッセージですね。このまま丸暗記しようと思います。
 ハングル/韓国語の独習を始めてそろそろ4年。「まいにちハングル」のラジオ講座を聞くようになって3年でしょうか。まだまだ全然学習時間が足りていない感じがします。小平選手のように気の利いた言葉をさらっと言えるようになるまで繰り返しの訓練が必要です。

 
 写真は2021年4月札幌ゆきから、二日目の昼食、純連の味噌ラーメンにします。昼時を外して行ったせいか、並ばずに席につけました。日中は晴れていましたが、風が冷たく、店に着くまでに身体が冷え切った記憶があります。味噌ラーメンで身体が温まりました。


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チャル チネッソの文法・2021年4月札幌行き(15)札幌駅 [日々つれづれ]

 仕事帰りに書店に寄ってみました。これからの働き方。親たちの世代のように、定年過ぎに引退して年金で暮らすという世の中ではなくなっていますよね。社会福祉財政は厳しい。労働力は足りていない。身体が動く限りは働くというのが社会とも整合性のとれたことは思いますが、では実際どうしたらいいのかいまひとつ自分の中で整理がついていない状況です。指南書的なものを探しに行ってみました。けっきょく関係のない本を買ってしまったりするんですが(笑)。

さて、前の記事でご紹介した韓国語のあいさつ、「
지냈어? チャル チネッソ 元気だった?」について、文法的にどうなっているか。せっかく初歩の勉強をしたので一緒におさらいをしてみましょう。

지냈어:チネッソ(過去形、パンマル体:過ごした)
→ 
原型は지내다(動詞)チネダ: 過ごす。
ヘヨ体現在形: 지내요 :チネヨ:過ごします。
ヘヨ体過去形: 지냈어요? チネッソヨ:過ごしましたか。

→語尾 の 요 : ヨ を取るとパンマル体(ため口)になります。
過去(パンマル体) 지냈어? :チネッソ?(過ごした?)
잘: チャル(副詞) よく~

 지냈어? チャル チネッソ 
直訳:よく過ごした?→「(会わない間)元気でいた?」となります。
パンマルは親しい間柄でしか使わない言葉遣いです。韓国語、いや韓国という国自体が、日本よりも年齢の序列にシビアな印象です。先輩、後輩とか、ドラマでもよく出てきますよね。言葉もハムニダ、ヘヨ、パンマルなど何種類もあり、文法も思ったより複雑な印象です。数詞も漢字由来の漢数詞、固有数詞と二種類あります。ハングルの独習初めて4年目、ぼちぼち頑張ります。

 

 写真は2021年札幌ゆきから。二日目の夕食の後、順番が前後して申し訳ないですが、往路の札幌駅です。ニュースでは新千歳空港が雪で閉鎖といっていました。大雪、大丈夫でしょうか。


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小平選手の「サンファはどこ?」 2021年7月 旭川へ(25)鹿角上空 [日々つれづれ]

 北日本の暴風雪。いましばらく警戒が必要そうです。21日は道内の特急がすべて運休だそうです。東京近郊は雪こそ降らないですが、朝方は氷点下まで冷えこみます。

 北京オリンピックのスピードスケートの試合後に日本の小平選手が韓国語でメディアのインタビューに応じているようすをTVでちらっとみました。ナンバーウエブ(文藝春秋)からその様子を引用します。小平選手は知り合いの元選手イ・サンファさんと会場で会いたかったようです。
 ”小平はKBSのキム・ギボム記者に呼び止められると、「Where is サンファ?」と尋ねた。そして、韓国語でこう話し始めた。「サンファ、チャル チネッソ? (元気だった?) ポゴシポッソヨ(会いたかったよ)。チョヌン オヌル アンジョアッソヨ(私は今日、良くなかった)」” 
(「Where is サンファ?」小平奈緒の“神対応”に韓国メディアが驚いた理由…10代の頃に出会った2人のレジェンドの友情物語 Number Web 文藝春秋 2022年2月18日 11:06配信)
 
  小平選手は韓国語の心得があるのですね。この場面で小平選手が韓国語で語り掛けること自体に非常にインパクトがあると思います。KBSは韓国の公共放送ですので。サンファさんと話すつもりで準備していたかもしれません。会えると思っていたら、行き違いになった。サンファさんはリンクサイドにはいなかった。困った。こういうときはシンプルだけどしっかり相手に伝わる内容を話すことが大事ということなんですね。基本的な会話と思いますが、機転を利かせて、相手の母国語でさりげなく語り掛ける気遣いが素晴らしいと思いました。

 写真は引き続き、2021年7月旭川行きから。羽田発旭川行きJL551便で東北を北上中。スマホアプリのフライトレーダで現在位置を確認しながら、窓の外の景色を楽しんでいます。田沢湖を過ぎ、八幡平、鹿角の上空を北上します。 東北の山、そしてスキー場、まだ行ったことがないです。折をみていってみたいです。


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勝負強さ、そしてコミュニケーション能力・2021年7月 旭川へ(24)機窓から見る田沢湖 [日々つれづれ]

 カーリング、ルールの理解も今一つの素人観戦ですが、ロコソラーレの戦いぶりは素晴らしかったです。オリンピック国内代表選考会の様子をNHKテレビ総合「北海道道」で見ました。ロコソラーレは北海道銀行に2連敗した後に3勝して代表に。このときは連敗した後の気持ちの切り替え方が素晴らしかった。オリンピック準決勝スイス戦ではそんな彼女たちのメンタルの強さ、勝負強さが発揮されていたように見受けられました。テクニックもメンタルも大事、チームワークも大事。コミュニケーションが重要とこちらの記事で書いておりますが、仕事でもスポーツでもコミュニケーションて大事ですよね。
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 写真は2021年7月 旭川行きより。JL551便で東北上空を北上中。フライトレーダ24を参照して現在位置を確認します。フライトレーダによれば、進行左手に田沢湖が見えるはず・・。あ、湖が見えました。田沢湖で間違いないでしょう。飛行中に現在位置がわかるって本当にありがたいですね。現在位置が分からなかった場合は後から地図と照らし合わせて探すことになりますが、これが結構大変です。時間をかけても、写真の場所がわからないことが多いです。


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21世紀スキルって何?・2021年7月 旭川へ(23) [日々つれづれ]

 オリンピックも終盤。あすはカーリング女子の決勝ですね。ロコソラーレの健闘を祈っています。

NHKラジオ ラジオビジネス英語 2022年 2月号 [雑誌] (NHKテキスト)

NHKラジオ ラジオビジネス英語 2022年 2月号 [雑誌] (NHKテキスト)

  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2022/01/14
  • メディア: Kindle版

こちらの記事で「21世紀の働き方を考えるシリーズ。」なんてお題でいろいろ考えています。ところで21世紀のスキルって何でしょうか。NHKラジオ・ビジネス英語のインタビュー5-6で、ベン・ネルソン「21世紀スキル」という項目がありましたのでご紹介します。
 「”Reality is that what we refer to as 21st-century skills, right, all of those elements of critical thinking and creative problem solving and effective communication (中略)   these are not futuristic skills. These are skills we needed for the last 30 years.”  実際には私たちが21世紀スキルと呼んでいるもの、つまり、批判的思考、創造的問題解決、効果的コミュニケーション(中略)こうした要素はすべて、未来のスキルではないのです。過去30年間に必要とされたスキルなのです。」(NHKラジオ ラジオビジネス英語 2022年 2月号 pp.86-89 NHK出版 2022年)

 そう考えるとこちらで紹介しているスキル、働き方といったものは、未来スキルというよりは、既存スキルかもしれません。ただし個人的には今の時代に必要なスキルが必ずしも目新しいものでなくても良いのではと思います。それよりも急速な環境の変化・・労働力不足、高齢化、組織のフラット化・・といった環境の変化に対応できることが大事で、それこそが21世紀の働き方なのかと思っています。既存のものでも新しいものでも、必要な時にさっと取り出して使えるようにしておくことが大事なのではないでしょうか。大事なのは、大きな環境の変化をしっかり観察し、変化にきちんと向き合う姿勢、そしてそれらを常に問題意識として意識しながら仕事に取り組むことだと思います。
 

 写真は2021年7月旭川行きから。JL551便で北上中。機内のWIFIサービスでインターネットにつないだスマホでフライトレーダを起動し、現在位置を確認します。進行左側に田沢湖が見えるようです。


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