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この強風は・・・/ 標高2000メートルの春山は冬山の装備で(再)/ 2021年7月 旭川へ(121)day2・富良野・ファーム富田(その19) [日々つれづれ]

 連休も残り1日。昨日、梅雨入り前にウッドデッキの保護塗料の塗りなおしをしたいと思い、養生を始めました。養生(ようじょう)とは、塗装の場合は、塗料が意図せざる場所に付着しないようにマスキングテープなどで覆い隠すこと。

 これはマスキングテープとかマスカーと呼ばれる材料(DIY店で売っています)を使うわけですが、風があまりに強くて、うまく貼れません。マスカーを貼ろうとする端か粘着テープに風にあおられたマスキング部分がくっついてしまい、使い物にならないので捨てるわけですが、10mつかうとして10メートル分くらい捨てたんじゃないでしょうか。

普段でしたら2時間で終わる養生が4時間。もう日没コールド。今朝も続きをやるわけですが今日も昨日以上の強風で、しかも夜から雨なので、塗装向きではないですが、午後いちで塗り終えれば9時間は乾燥時間を確保できるので、作業は決行します。

 この強風にあおられながら作業していると、何年か前(コロナ<COVID19>前)の5月、乗鞍岳(長野県中部)を思い出します。春の山スキーでぽかぽか陽気を想定していましたら、天気は良かったものの、風が強くて寒かった。前の記事で冬山の装備が必要と書きましたが、春山の装備しかなくて、アウトでした。低体温症になりました。判断が鈍って撤退が遅れました(登頂はあきらめました)。ゴアテックスのジャケットで風は防げましたがダウンなどの防寒装備が足りませんでした。

 さらに前日まで、長野県中部に降り続いた雨と、その朝の冷え込みで、標高2000メートルくらいでしょうか。位ヶ原山荘の上の斜面の雪は表面がカチカチで滑りにくかった。バスで7合目くらいまで行けるのですが、その先は冬山の世界と心得るべきだと思いました。

 実はこの場所は過去に何度も来ているのですが、たぶんこの時のコンディションが一番厳しかったと思います。雪こそ降らなかったけれど、気温の低さは体に堪えました。

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 写真は2021年7月、旭川、富良野、美瑛、道北の花畑をめぐる旅。二日目、富良野のファーム富田です。ゴミ箱は木製。茶色の保護塗料を塗ってあります。おおらかな自然に恵まれる富良野の地には、こうしたナチュラルな感じがよく合います。
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K

おじゃまします
この風だと、埃やらごみやらも飛んできそう。ちょっぴりはやく乾くとは思いますが、湿度も高そうだし、、、。
うまくいくといいですね^^♪。

by K (2024-05-06 10:10) 

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