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齋藤孝 ”「こいつは違う!」と言わせる仕事術”:マニュアルづくりは大事 [マネジメントのはなし]

「こいつは違う!」と言わせる仕事術 (講談社+α文庫)

「こいつは違う!」と言わせる仕事術 (講談社+α文庫)

  • 作者: 齋藤 孝
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/12/21
  • メディア: 文庫


チームマネジメントの日経文庫を再読しまして(前の記事)。
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おさらい、チームワークの三つのレベル。

レベル1. メンバー間の円満な人間関係、ホウレンソウ
レベル2. 役割をこえた活動
レベル3. 知的な相互刺激、創発的なコラボレーション
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TBSドラマの「半沢直樹」はご覧になられていますでしょうか。主人公の半沢、および彼の出向先、また銀行に戻ってから見せる同僚や上司、部下たちとの展開するチームワークは、上記でいうとどのレベルなのでしょうか。ドラマの場合は、危機管理の連続のようですので、上記のレベルわけとはちょっと異質なのかもしれません。


さて、私も、前職などでメンタリング、チームビルディング、プレゼンテーションなどなど、管理職としての身に着けておくべき訓練を数々受けてきました。しかしながら、しょせんは座学や訓練。どれだけ実際の業務で活用、実践できているかが、重要な問題です。

そして、さらに私事恐縮ですが、前の記事で書きましように
「(社内の)アジア太平洋地区で一番のチームをつくる!」とまで妄言を吐いたものとしては(笑)、現状のチームワークに満足しているわけではないと、今のメンバーにも伝えています。上記のレベル分けの話も当然行いました。

 しかしながら短期的(数か月)で上記のレベル3(知的な相互刺激、創発的なコラボレーション)を目指すのは、現況あまりにもハードルが高すぎると思って、こんな本を出してきました。

「マニュアル作りは上達の最短距離」(齋藤孝「こいつは違う!」と言わせる仕事術 (講談社+α文庫)講談社 2011年 p.38 ) だと私も思います。

 またまた私事恐縮ですが、社会人になり最初に働いた機械工場の会計部門で、自分の担当業務のみではありましたたが、分厚いマニュアルを作りました。オフコン時代の手順ですからさすがに使ってないと思いますが。
このマニュアルは引継ぎのときにも大いに役立ちました。

ということで、以来、いまだにマニュアル(手順書)作りは現職でも私の仕事の大きなテーマであります。私の業務とはマニュアルづくりに始まり、マニュアルづくりに終わるのでしょうか(笑)。
 

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チームマネジメント(その2) [マネジメントのはなし]

チームマネジメント (日本経済新聞出版)

チームマネジメント (日本経済新聞出版)

  • 作者: 古川久敬
  • 出版社/メーカー: 日経BP
  • 発売日: 2018/01/31
  • メディア: Kindle版
今日もチームマネジメントの続きです。前職の失敗を生かし今度こそうまくやってみよう・・という心がけは良しとしても、実際に効果を上げないと意味がないでしょう。

昨夜(8月12日)から今朝(8月13日)にかけてぱらぱらとめくっていて、おやと思ったのは、下記の点です。

「チームワークには三段階のレベルがあり、レベル1、2、3とある。

レベル1. メンバー間の円満な人間関係、ホウレンソウ
レベル2. 役割をこえた活動
レベル3. 知的な相互刺激、創発的なコラボレーション
そして、今求められているのはレベル3のチームワークです」(古川久敏 チームマネジメント 日経文庫 日本経済新聞出版社 2004年 pp.21-23 より)

 今さらですが、これは大変だと自己認識の甘さに(やや大げさですが)がく然としています。

 前職で失敗して、戦場で前線の指揮官が戦死(クビになった私のことです)しました。それはさておき、その時点で、わがチーム(当時)は、今思うにレベル2のチームワーク(他のメンバーをカバーする)ができていたと思います。
 それは私の力量というよりは、各人の危機感の高さ。このままでは他の国に仕事を持っていかれ自分たちも職を失うという危機感からくるもの。

 他方、今の私の職場のチームのレベル感は、レベル1への途上といったところ。これをどうやってレベル3までもっていくか。そこは現況、私のチャレンジ(目標)ですね。

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VMware EVOLVE「働く」が進化する1日(2019年7月23日開催)に参加 [マネジメントのはなし]

 昨年のちょうど今頃の時期(2019年7月23日)ヴイエムウェア主催 のイベント、「VMware EVOLVE「働く」が進化する1日」 に参加しました。
 ヴイエムウェアは、コンピューターの仮想化技術を売る米系IT企業ですけれども、この日のお題は、「Digital Employee Experience デジタル時代のワークスペースと働き方の未来像」であり、より人事よりのお話でした。
 私は最後のコマ、
16:45 - 17:15 の
「シチュエーション別に実演!デジタル時代の働き方と実現への道」
のみ参加しました。パネリストの方々は、MSD (製薬)、メルカリ(情報通信、C to C)、ユニリーバ・ジャパン(日用品など消費財)から来られた担当の方でした。



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チームマネジメント [マネジメントのはなし]

チームマネジメント 日経文庫B77

チームマネジメント 日経文庫B77

  • 作者: 古川 久敬
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版
  • 発売日: 2004/03/16
  • メディア: 文庫
 私もひとなみに?組織に属して働いており、つまり霞を食べて生きているわけでもなく(笑)、組織からお給料を頂いて生活している身であります。
私は、おそらく、家族や親戚などからは
「自分勝手な流れ者」「一匹狼」のイメージを持たれているのだろうと思うのですが、年回りから申しまして、もう定年も間近に迫っているこのタイミングで、一匹狼でいられるほど、何か秀でた芸があるわけでなし。
そんな凡人は中間管理職で食っていくしか能がないのでございます(笑)。
その中間管理職でさえ、ずいぶん前から言われている「組織のフラット化」で不要な存在とされつつあります。

この本は、前職で「お前はリーダー失格」として当時の組織をクビになる(苦笑)前に読んでいた本です。

むかし、TBSドラマ「ふぞろいのりんごたち」で中井貴一さんが演じる仲手川良雄が、就職した運送会社で部下の外国人を束ねて働かなきゃいけないシーンがあったと思います。TVでドラマを見ていた当時私はまだ大学生だったと思いますが、何十年かたって、そのような現場・・・
多様な国籍、多様なジェンダー、多様な文化、多様な所属先(自分の組織外の人)
・・・で組織を束ね、成果を求められる立ち位置に自らが立ち、リーダーとして考えなければならない状況に追い込まれた(?)いや、自ら望んでそうなったのか、よくわかりませんが、今もその立ち位置です。15年近くそういうポジションにいます。

前職での失敗は、それはそれで糧として生かせばいい。数多くの失敗をくりかえし、数多くの修羅場(仕事上のですが)をどうにかサバイブしてきた私にしか見えない視点がある。そう思って仕事に臨んでおります。



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「現場が神様」のまやかし [マネジメントのはなし]

私は、しばらく、ものづくり、いわゆる生産現場に身をおいていた。
あるとき、私は、地方の工場の片隅で、原材料の管理をしていた。

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