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Alan Lakein "How to Get Control of Your Time and Your Life" (その2) [読書]

How to Get Control of Your Time and Your Life

How to Get Control of Your Time and Your Life

  • 作者: Lakein, Alan
  • 出版社/メーカー: Signet
  • 発売日: 1996/07/01
  • メディア: マスマーケット
 先週末から昨日(10月5日月曜)にかけて仕事用携帯電話の着信が何件か入っていました。着信音が聞こえないほど耳が悪くなったのでしょうか(苦笑)。困ったものです。仕事のバックログ(未処理)は100件前後まで減らしましたが、個人(プライベート)の未処理は積みあがったままです。
 で、8月21日の記事と同じ書のご紹介、また同じ引用を繰り返しさせていただきます。それは個人的に状況が改善しているように思えないから(苦笑)。
 
"Are you always "busy" yet never seem to be get anything done?"
 (Alan  Lakein  "How to Get Control of Your Time and Your Life",  Signet 1996年 扉の言葉より引用)
「あなたはいつも「忙しい」。何もなしえていないように見えるのに?」(筆者試訳)

 意識せずして時間をやたらに消費している要素が私の仕事の中にあるはずと考えました。うーん、たしかに思い当たるふしはあります。そこを改善せねば、私に未来はない。心を鬼にして(おおげさですが・・笑)改革を断行しよう。

 この本に「新聞は読むな。TVセットは買うな」とあると紹介しました。新聞は読まないのではなく、ここ数週間は読む余裕がまったくなくなりました。TVはニュースのヘッドラインだけ見ます。

 組織の指揮官たるもの、これではいかんですよね。佐々木常夫さんのリーダーシップ論の本に「リーダーはヒマでなくてならない」とありました。耳が痛い。指揮官が最前線で泥まみれになって戦っているのは、映画の絵としては観客の感動は呼ぶかもしれないですが、マネジメントの観点からはアウトということですわね。どうにかします(笑)。

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疲労の対策・・ [読書]


 上記は雑誌でしょうから、読書という分類がいいのかどうかわかりませんが・・

50歳をすぎて、いろいろしんどいことが多くなってきました。加齢をそのまま受け入れるのには抵抗がありますが、20代と同じ事をしていたら、倒れてしまう。そこで、書店をぶらぶらしているときにこんな雑誌が目に止まったのですね。


「疲れ知らずさんのすっきりさん」として、生活習慣が紹介されています。本書から引用します。
”(1)太陽の光で目覚める。<中略>(2)朝食で当分摂取”
(PHPくらしラクーる 2018年7月増刊 すぐ疲れる人vs.疲れない人  PHP研究所  2018年 p.16)

 今の時季、東側の窓から差し込む太陽の光で目覚めるのはちょっと気持ち的にきついですけども・・・ぎらぎらとした日差し・・・しかも5時ころには明るくなりますので、これを実践するのは難しい感じもします。まあ、私の場合は、”目覚める”という言葉を広い意味で解釈して自己流にアレンジ。午前中に太陽の光を浴びて、「身体を目を覚めさせる」ことにしています。二駅手前で下車して日差しを浴びて歩く。これだけですけど、2年以上実践しています。梅雨明けから9月上旬は暑さがこたえますが、かといってやらないと調子が出ないような気がします。

「朝食で糖分補給」については、炭水化物を毎朝摂る。私はご飯派です。いたってシンプルです。

 では、この、「太陽の光を浴びる」と、「朝食で糖分補給」を実践すれば、疲れないかというと、それは疲れはしますけど、実践する前のように体調不良で仕事を休むということが少なくなった気がします。それなりに効果がありそうです。

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続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法 (中公新書) [読書]

続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法 (中公新書)

続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法 (中公新書)

  • 作者: 野口 悠紀雄
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1995/01/25
  • メディア: 新書
 「単にその時間帯が空いているからといってどんどん予定をいれていくと、時間の使い方がきわめて非効率になる」
(野口 悠紀雄   続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法 (中公新書)  中央公論社  1995年 p.12)

 私は、この書を2005年の21刷で読んでいます。おそらくこのころに読んだものと思います。2005年当時の自分の仕事内容を思い起こしてみると、われながら牧歌的(注)でした。
 他方、いまはどうかと申しますと極度の時間欠乏症です。まさに本書を読んで時間の使い方を再考しなければなりません。


(注) 山下達郎さん(ミュージシャン)も何かの番組(おそらくサンデーソングブック)で言われていたように記憶しますが、「昔はよかった」というのはやめたいと思います。
 正直申しまして、2005年のときは仕事が面白いとはまったく思えなかった。きわめて抽象的ですが、当時の仕事は万事五里霧中の手探り状態、何をしたらよいか道筋が見えていなかったと思います。

 もちろん、昔のほうがよかったことがないとは申しません。しかし、昔はどうだったなんていうひまがあったら、今、とそしてこれからをどうするか考えるべき。そう自分に言い聞かせています。

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金融依存の経済はどこへ向かうのか [読書]

金融依存の経済はどこへ向かうのか 日経プレミアシリーズ

金融依存の経済はどこへ向かうのか 日経プレミアシリーズ

  • 作者: 池尾 和人
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2013/07/09
  • メディア: 新書

 
 暑いですね。週明け、駅からウオーキングの間に汗だくになりました。途中で気温計をみると30度ありました。暑熱馴化するまで、もう少し暑いに耐えよう(笑)。

 マイナス金利の本を再読し始めました。ロジックが複雑(今の私からみると・・注)で、なかなか読み進みません。
 で、前に読んだこんな本が気になって自宅の本棚で探したのですが、なかった。通信教育関連の経済関係の書籍を売却するときに処分してしまったようです。最寄の書店で取り寄せを依頼しました。いまの政府・日銀の金融緩和策にも言及があったはずです。


(注)大学通信教育に取り組んでいたとき(2007年から2014年)は、ややこしい本をあれやこれや読み漁っていましたので、書籍の内容が難しいことに何の抵抗もありませんでした。一読してわかるわけではないけれど、一読して分からないからと投げ出すということはなるべくしないようにしていました。一読して投げ出していたら、大学の卒業は危うかったと思います。わけの分からないテキストの内容に耐える(苦笑)。「読書百遍意自ら通ず」などといいますが、読んでいるうちにわかってくるか、投げ出すか、もう我慢比べみたいなものですね。(笑)。

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「超」整理法 [読書]

「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)

「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)

  • 作者: 野口 悠紀雄
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1993/11/01
  • メディア: 新書

 このブログはたしか、ソネットブログで「資格・学び」のジャンルに入ってます。たまにそれらしい記事を書かないと怒られそうだ。(誰に・・それは私の書く拙い記事を読んでくださる皆さんですかね)それには理由があって、当時(2010年ころですかね・・・)は大学通信教育に取り組んでいたから。また同じ学校の通信教育の学生で、積極的に発信している人が多数いて、それに触発されたというのはあると思います。で、彼らが発信していたような有用な情報、こういう風に勉強したらいいとかいう、魅力的なコンテンツが提供できたかというとそれは自信がないです。謙遜でなく。成績はさほど悪いほうではなかったと思う(3ヶ月に一回実施される科目試験では常にAを目指していました・・)けど、他人様に開示して自慢できるような内容(学習法)ではなかったということです。今だから正直に?書きます。

 で、次に資格です。 私とて、社会人を30年もやってキャリアチェンジもしていますので、キーになるような資格、履歴書や職歴書に書けそうな資格がないわけではないのですが、いずれも取得が古い(笑)。たとえば、私が必要に迫られて1990年代に取得した簿記の資格の学び方をここで紹介しても仕方がないでしょう。
 だいたいが、いわゆる学生時代、20代に卒業した一つ目の大学では、あまり勉強をしませんでした。(いかにさぼってばかりいたかは、私のクラスメイトが良く知っていることだと思います)。
 
 で、社会に出て、いやーこれはまずいと思いました。
 社会に出てから「超」整理法で野口教授の本と出会い、それから、通信教育で経済学を学べる大学の扉をたたくまで10年を要しています。私はどうやら行動が遅いようです。もっと早く気づけばよかったのに。
 まあ、死ぬ前に気づいてよかったということにしておいてください。とにかくこの本を読んで経済学者っていうのはいったい何を考えているんだろうと思いました。それで大学通信教育で経済の勉強を7年掛けてやるわけですが、私にとっての学びは、まさにこの7年間といって差し支えないでしょう。もちろん一つ目の大学(法律)だって、役には立っていますよ。いかにさぼっていたって、法的な考え方の作法くらいは身につけたつもりです。
 つまり、かなり強引ですが、私が学びのテーマでブログの記事など書き始めるきっかけ、原点は1993年のこの本にあるといっても過言ではないです。
 「超」整理法自体は、いたってシンプルで、すべての書類を、角2の封筒に入れて、本棚にたてるだけ。そのシンプルさが良い。職場でも実践しています。ある日、ある職場で総務の担当者に
 
 「新品の封筒をそんなわけの分からない用途に使うのはやめてください」
  と注意されたことがありました。
 
 「超」整理法の効用というか、すごさが分からない人に説明しても仕方がないと思い、反論する気さえ起きませんでした。ほんとは「で、そんなことで、私に説教しているあなた自身の書類整理は大丈夫なの?」と言いたかったけど(笑)。だって、他人にお説教するなら、より優れた方式を教えてくれないとダメでしょう?しかもそれは有効であることが実証済みでないと。なんとなくみんながやってるからとか、普通はこうだからとかいうのではぜんぜん意味がありません。

 まあ、こういうものは思想とか信条みたいなものでしょうから、文具メーカーのつくったファイルに綴じないと気がすまない人はそれでやればいいし、適材適所ということもあります。私も普通のフラットファイルや、バインダーも併用しています。(そちらをとがめられたことはないです。不思議ですね。)

 ここで上げた本は初版は古い本ですが、もしこの記事を読んだあなたがご存じないとしたら、本書を読むか、超整理法を実践している人のブログでも何でもいいので、ぜひあたってみてください。とくに仕事などで書類の山に埋もれて困っている人におすすめします。
 超整理法と、前に紹介した人生の時間と生活をいかに管理するかの本(洋書)を読んでみてはいますが、なかなか私の人生とっ散らかっています。まだまだ修行が足りないようです(笑)。超整理法にしたって、定期的なたな卸しと廃棄がライフサイクルに組み込まれていないと、ゴミのような書類がどんどんたまりますからね。

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超整理法 時間編(その2) [読書]

続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法 (中公新書)

続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法 (中公新書)

  • 作者: 野口 悠紀雄
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1995/01/25
  • メディア: 新書
 久々にこの本を本棚から引っ張り出してぱらぱらとめくっています。冒頭から気になる一節が。

「私は、時間欠乏症患者の中でも、もっとも重症の部類に属していた。なぜなら何でも一人でこなさねばならないからである。官庁や企業にいれば、地位の上昇や仕事量の増加に伴って組織が活動のさまざまな面をバックアップしてくれる。しかし私にはそうしたサポートが得られない」
( 野口 悠紀雄 『続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法 』(中公新書) 中央公論社 1995年 pp.4~5)野口教授は、大学教員(初版出版当時は早稲田大学)という特殊事情があったからこのような記述になっているようですが、刊行から20年経過し、官庁や企業でも、同じような状況が普遍的に存在しているような気がします。例を挙げましょう。

1. 部署に社員が一人しかいないケース。外部委託の協力会社の人が来て仕事を手伝ってくれるけれど、委託先に依頼できる内容は限定的である。お金に関すること、契約に関することなどは任せにくい。また建前上は、事前に委託する内容を委託先と取り決めていて、それ以外の業務を場当たり的に依頼することは、構造上やりにくい。


2. よく例に使わせてもらうのが、牛丼チェーン店や、コンビニやファミレスの店長職の人。ピーク時はバイトを使って乗り切るけど、オフピーク(深夜早朝など)は、店長自らが一人で店頭にたち、調理、レジ、品だし、発注など何でもこなさねばならない。たまたま流通業、外食産業を例に挙げましたが、ホワイトカラーでもこのような例はおそらく普遍的にあるでしょう。背景にあるのは慢性的な人手不足です。
3.  本書は、組織内での地位の向上に伴い秘書とかアシスタントがつくケースを想定しているようです。しかしそれはいかにも1990年代の牧歌的なスタイルといわざるを得ません。
 私の乏しい経験の中でも、ダイレクター(部長)やVP(副社長)といったポジションでも、自分の出張手配から何から全部自分で行っているケースは日常的に見ました。私もずっとそんな感じです。部長というけれど部下はいないというケースもありました。さまざまな配慮から役職は付与するけれど、アシストする人までつける余裕がないケースは、特に外資系企業では多いのではないでしょうか。背景には組織がフラット化し、各種のサービスがセルフサービス化していることがあると推測します。
 一例をあげると1995年当時の海外出張というと、宿から空路から何から何まで旅行代理店に依頼して、代理店の営業の方が、分厚い紙のチケットをうやうやしく納品してくれたというのを記憶しています。それがいまや、何でもかんでもインターネットで、何なら、手配から代金決済まで、専用サイトで自ら済ませてしまう。
昇進はしたけれど、別にアシスタントはいなくても大丈夫でしょうという時代になってきているような感じはします。

 もちろん今でも、航空券は紙で発行して欲しいという人もいるでしょう。私もどちらかといえばそちらの部類です。(スマホに何でもかんでも入れることはやらないです。紙派です。スマホが電池切れになったり、電波が届かなくなったりしたときににっちもさっちもいかなくなるのは避けたい。もしかすると、IT管理者のくせにスマホも使わずに済ませるとは、単なる懐古主義者ではと思われているかもしれませんが、私がスマホを重要な場面で避けるのはそういう理由です。)。
 請求書、IT業界ではライセンス証書やソフトウエアパッケージそのものの納品のケースでよくみますけども、いわゆる「メール納品」、つまりメールにハイパーリンクを張っておいて専用サイトに誘導し、PDF化した文書や、ときにソフトウエアそのものをを、ユーザ自身にダウンロードさせておしまい。紙やインストール媒体が欲しい人は別料金という流れは一般化しています。
 我田引水で恐縮ですが、昨今のIT管理者は、今まで以上に大変ということです。え、楽な仕事なんて世の中にないよといわれそうです。まあ、確かにそうでしょう。お金もらっている以上は大変なのは当たり前です。
 
 しかし、重要な仕事、私でしたら重要なプロジェクトの管理に時間が割けない。メールの処理や、事務作業に時間を割かねばならないから。これはこの10年くらいずっとそんな感じです。その間に一回転職していますが、状況は変わっていません。もうそんなものだとなかばあきらめています。
 
 
 前置きがずいぶん長くなりましたが、私自身、この本を買った1995年(たしか刊行されてすぐに買っていると思います。)当時と、2019年の今とでは、責任の範囲がずいぶん変わってきています。より広範囲の、より責任の重い仕事を任されるようになった。それ自体は結構なことです。
  
 他方、私自身の事務処理にかける負担は増える一方のように思えます。とくにセルフサービスでなんでもかんでも自分で・・・というのがきつい。なかば私のグチになってしまいますが、セルフサービスのサイトの数だけIDとパスワードを管理しなきゃいけないというのが気が重いです。定期的にパスワードは変えないといけない。同じ値を使いまわすことは避けないといけない。こう考えただけでも、野口教授が1995年に指摘した内容は今も色あせていない。
 
 私がまた久々にこの本を読み直してみようと思ったのはそんな理由です。

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超整理法 時間編 [読書]

続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法 (中公新書)

続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法 (中公新書)

  • 作者: 野口 悠紀雄
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1995/01/25
  • メディア: 新書

今日も、本の話題です。この本の中で、野口さん、居座り案件というのを紹介していたはず。つまり、数ヶ月前に予定していたイベント。直前になると、その前からの予定に重なるようにして、より優先順位の高いイベントが発生する。ありがちですね。でも、数ヶ月前に取ったアポイントや、約束、チケット、予約その他をすっぽかすわけにはいかない。社会人たるもの、約束を守れないとなると、信用にかかわりますからね。

で、私、まさにこの問題で頭を悩ませています。ドタキャンするわけにもいかない事柄ってありますよね。ありませんか?


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成年後見制度 [読書]

権利擁護と成年後見制度 (新・社会福祉士養成講座)

権利擁護と成年後見制度 (新・社会福祉士養成講座)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 中央法規出版
  • 発売日: 2014/01/01
  • メディア: 単行本
こんな本を図書館で借りてきました。私は社会福祉の専門ではなく、いまの仕事は小さい組織の社内IT管理者です(笑)。
 ただ筆者自身が社会福祉に関心がないわけではなく、自分の両親や親戚でそれらの支援を必要とするケースは過去にもありあましたし、現在進行形のものもあります。 私は弁護士ではないので、法律的なアドバイスをお金をもらって誰かにすることはできませんが、身の回りで火を噴いている事象について、法的な見地から考えることくらいは自由にできます。できは悪い(注1)けど、いちおう一つめの大学は法学部を出ています。民法に契約自由の原則があることくらいは理論的にも理解はしています。公序良俗に反しない範囲で当事者間の自由な契約ができるということです。(注2)
 で、契約自由なら何でも良いかというと、主として高齢者が被害に遭って、ニュースなどで耳にしない日はないくらいに発生しているような、リフォーム詐欺やら、オレオレ詐欺のようなものも、民法でいう、当事者間ので自由意思で行った法律行為だからOKかというと、決してそうではないですよね。本人が気がついてまずいと思うこともあれば、家族や親戚などの周囲が気がついて、これは取り消さないと・・のようなこともある。
 私は、年甲斐もなくアホなことをやらかして、よく家族や親戚からあきれられたり、嫌われたりしています(苦笑)。そろそろアンタも落ち着きなさいとか言われちゃったりして。いい加減、ジョブホッパーみたいな転職なんかやめて、一箇所で働きなさいとか(笑)。
 
 そんな私でも50をすぎれば、加齢に伴い目が悪くなる、モノは忘れる。新しいことが覚えにくくなってくる・・そういう現象はいやでも意識せざるを得なくなります。
 
 先日も俳優の杉良太郎さんでしたか、運転免許を返納するというのがニュースになっておりました。ニュースをきちんと見たわけでなく、横目でチラッと見たくらいでいろいろ論じる資格はないですが、合気道か何かで心身鍛錬されている方でさえ、免許返納かと改めて思ったりもしますよね(注3)。
 
 ことほどさように人間の能力は加齢とともに低下します。本人が認めようが、認めまいが。残酷ですが仕方がない。で、問題はそうなったとき。
 
 日常の買い物程度はいいでしょう。スーパーやコンビニで買い物をすることが後々本人や周囲に深刻な影響を及ぼすということは考えにくい。
 
 他方、株式、不動産などの売買などを行う、借り入れ、また他人の保証人になるなどの重要な法律行為を行った場合、のちのち、本人ならびに関係者の財産などに重要かつ深刻なダメージを与える可能性が非常に高い。
 そこで原則自由の民法の大原則の例外として、本人の法律行為を行う能力に制約をかけようとするのが成年後見のしくみです。 
 
 というところまでは読みましたが、続きの勉強はこれからです(笑)。
 
 やれやれ、それどころじゃないんですけどね。ITの技術やら外国語やらやるべきことがあってアップアップしているのに(笑)。私は何をやってるんでしょうか。(苦笑)

(注1)学部の必修科目である民法総則の単位が卒業間際まで取れなかったことがあります。
(注2)池田 真朗  民法への招待〔第4版〕 税務経理協会 1997年 二つ目の大学(通信教育・経済学部)の「民法」(テキスト履修科目)の指定テキスト(当時)でした。
(注3)大物俳優だったら、お金を出してドライバーを雇えば良いことで自ら運転しなくてもいいかもしれないですね。スポーツ選手などは、考え事をしながら運転して危ないから、選手が自ら運転するのを禁止するチームだったか指導者がいるというのをどこかで聴いたような(うろ覚えですみません)気がします。

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都会に生き、山に暮らす。―素晴らしき二住生活のすすめ (Ensu bunko) [読書]

都会に生き、山に暮らす。―素晴らしき二住生活のすすめ (Ensu bunko)

都会に生き、山に暮らす。―素晴らしき二住生活のすすめ (Ensu bunko)

  • 作者: 松田 力
  • 出版社/メーカー: 二玄社
  • 発売日: 1996/06
  • メディア: 単行本
  この本、いつごろ購入したか思い出せませんが、都内に引っ越してから購入したのはおそらく確か。初版は1996年、購入はおそらく初版時の広告を見て・・でしょうからそのころでしょうか。
  
 米系ストレージメーカー勤務で、多忙だったころ。今がヒマという意味では決してなく、まだ30代だったので無理が利いて、勢いでどうにかこうにかサバイバルしていたころ。英語で意思表示できないのに、アメリカに仕事で行ってよれよれになっていたころ・・でしょう。
 
 この本にあこがれて、この本の筆者の松田さんが山荘を建てた八ヶ岳近辺のセカンドハウス見学会に参加したこともありました。実現には至りませんでしたが。
 
 今、何でこんな本を取り出して再読しているのか。ほかに未読の新刊書もあるというのに。
 自分でもよくわかりませんがそういう気分なんでしょう。
  

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経営センスの論理(楠木建) [読書]

  知人に「面白いよ」などと奨めておきながら・・自分は内容をあまり覚えていないことにはたと気づき、再読開始。うーん、面白いです。三色ボールペンで線引きつつ電車の中で読んでます。
経営センスの論理 (新潮新書)

経営センスの論理 (新潮新書)

  • 作者: 楠木 建
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/04/17
  • メディア: 新書

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