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不定期更新:職場バンド 1999年12月: [日々つれづれ]

 いつもの旅の記事の更新は毎朝に戻させていただき、夜は、不定期更新で。

 昨日、元・職場バンドの仲間Aさん(Dr.)と話す機会があって、いまも学生時代の仲間と活動されているようで、うらやましい限りと伝えました。
 
 おれなんか一人で、下手なピアノやギターの練習しているだけで、いつになったら、発表会だか、誰かに聞いてもらえる機会があるんだろうかと。

 で、昔の職場の忘年会だか、何かの集まりで演奏した時のビデオを、同じく活動していたBさん(Vo.)からもらったのが手元にあり、DVDに焼いたものも手元にありました。Aさんにその話をしたら「おれ、それみたことないかも」
というので、コピーして渡すことに。

 今、改めて再生してみると、演奏も懐かしいですけど、観客として映っている元同僚の姿も懐かしい。25年も前だから、皆若いわけですが。
 
 前にも書きましたが、日本のフュージョンでいうと、キーボード/ピアノ奏者という存在はバンドのカナメといって差し支えないでしょう。(エレキギターやサックスのような派手さはないですが。)カシオペア(第一世代)の向谷実さん、Tスクエアの和泉宏隆さん(故人)のことを考えると、曲もつくるし、とにかくどんな音でも出せる楽器を操っているので、仕事量がめちゃくちゃ多い。

 職場バンドでも、キーボード(筆者)がもうちょっと上手だったらなぁと。もちろんコルグのステージキーボードで一緒に弾いてくれていたTさんのおかげで破綻こそしなかったけど、今聞くと本当に恥ずかしいです。

 バンドで弾いたのは何曲かあって、そのうちの一曲は、ミスチル(Mr. Children)の「Tomorrow never knows」という曲。「題名が英語として意味をなしてない。」という人もおられます。たしかにどれが主語でどれが動詞かわからない。三単現のSは何?とか。
 
 でも曲が良いんだから、題名なんか、どうでも良いじゃんというわけにはいかないのでしょうか(かなりいい加減)。

 今日の気分は同じミスチルでも「ニシエヒガシエ」です。

 歌詞は人格として破綻しているような感じですが、矛盾に満ちた人間の生きざま。あがきながら、苦しみもがきながら、前に進もうとしている姿は、私は嫌いではないです。人の存在自体が矛盾に満ちている。論理的整合性なんかない。抗うつ薬を飲みながら、それでも必死に前に進もうとする男の姿が目に浮かびます。



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