沖縄・首里城公園(その1) [沖縄の風景]
沖縄南部、歴史めぐりのはじめに、首里城公園を訪れることにします。
今回の旅行で私たちは中部の西海岸リゾート地に滞在していたので、那覇市街へはクルマで国道58号線を1時間ほど南下します。
同行した知人は、南部の戦跡めぐりは気分が落ち込むから薦めないといっていたが、私は、沖縄まで来て戦跡を見ないなんて、と単独で南部巡りを決行?しました。
レンタカーは別だったので、夕食までに戻るという約束で自由行動を許容してもらった。
(知人は別行動で北部の美ら海水族館や万座毛あたりに行ったもよう。)
昭和のことをあまり知らない子供たちにも、ここまで来たんだから、戦争の爪痕をぜひ見せたいと思った。
今回は日程が実質三日間と短いので、思い切って北部や東海岸などは割愛して、見るべきポイントを絞ることにした。
沖縄の海が美しいのは有名だが、単なる海浜リゾートというなら房総や伊豆でも同じ。
次にいつ来れるかわからない(くらい遠い)沖縄で、ご当地ならではのトピックといえば、戦跡ではないかと。
一見あっけらかんとしたリゾートの足元には、痛々しい歴史が横たわっています。
誰かが言ったように「偏見は楽しいが、無知は楽しくない」と思う。
当日は天気予報がいまひとつはっきりしなかったので、雨の中の公園めぐりを覚悟していた。
が、訪れてみると、意外と晴れ間があった。
お城のある丘の上から見下ろす景色が素晴らしい。
当たり前ではあるが、平和な世の素晴らしさを実感します。
もともとの城などの構造物は昭和の沖縄戦や空襲などによって破壊され、現在の建物は戦後に再建されたものです。
(終戦間際の昭和20年3月11日に大空襲があり、那覇の市街地は大規模な火災に見舞われ甚大な被害を受けたそうです。訪れるまではそんなことも知りませんでした。)
クルマで訪問される方への情報:
首里杜館の地下が駐車場になっています。
私たちが訪れたとき(午前9時過ぎ)はどうにか待たずに停められましたが、出場するころ(11時ちょっと前)にはすでに満車で待ち行列ができていた。
観光シーズンにクルマで訪れるなら、朝早めの訪問がいいかもしれません。
世界遺産指定を記す石碑。
首里城の跡が世界遺産に指定されています。
守礼門。
いつか記念切手の絵柄でみた風景を見て妙に感動を覚える。
しばらく、沖縄の旅のスナップが続くかと思います。お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
七、八年前に行きました。テンペストというドラマを覧ましたが、沖縄の複雑な歴史を知りました。彼らの日本人としての意識は違うようです。
by Silvermac (2011-10-12 09:27)
戦跡巡りだったら、地元の人しかいかないようなところをご案内出来るのですが
by 駅員3 (2011-10-12 16:26)
今造ROWINGTEAMさん、
yanasan さん、
K さん、
駅員3 さん、
斗夢 さん、
tsun さん、
pace さん、
お茶屋 さん、
Silvermac さん、
xml_xsl さん、
ご訪問ありがとうございます。
☆ Silvermac さん、
そうですね。
歴史をひもとくと、琉球王国→ 戦国以降のヤマトンチュ支配 → 第二次大戦後のアメリカの支配→ 本土復帰と複雑な経緯になっていますね。
ウチナンチュは、ヤマトンチュとは違うという意識が強いのでしょうか。
☆ 駅員3 さん、
いやぁ、行く前にお話を伺っておけばよかったです、残念です。
次回はぜひ地元のディープな情報をお聞きしてから現地入りしたいです(^_^)
by Azumino_Kaku (2011-10-12 22:12)