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業を断ち切って今に生きる [日々つれづれ]

整体的生活術 (ちくま文庫)

整体的生活術 (ちくま文庫)

  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2005/08/10
  • メディア: 文庫
紀行の形式を借りた昔の仕事の振り返り。それは「自分の業(ごう)を断ち切って今をいきるために必要なプロセス」と前の記事にも書いたでしょうか。
再度、三枝さんの書から引用します。
「子供のころの悪い身体記憶を私は業(ごう)と呼んでいます。それを断ち切って今に生きなければ仕方がないのですが、人間はみんな過去に生きてしまいがちですね。」(三枝誠 整体的生活術 筑摩書房  2005年 pp.100-101)

前の記事でも書いたかもしれないですが、「子供のころ」だけではなく、成人でも「悪い身体記憶」が身体に刷り込まれることはあるでしょう。私の場合は2015年ころの仕事は「よろしくない身体記憶」でした。二年後札幌を訪れた際、その二年前のしんどかったことを思い出してしまい、一睡もできませんでした。記憶がうすれたつもりでいても何かの拍子に思い出してうなされることがあるのですね。仕事で頑張っても頑張っても成果が上がらない。そんなかつての無限蟻地獄のような絵図にうなされて眠れなくなったようです。

 そんな悪い身体記憶も、紀行の形で吐き出すことで整理がつきました。そんなわけであと数本、昔の仕事の振り返りが続きますが、よろしければお付き合いいただければと思います。
『2015年3月 老兵は死なず、ただ消えるのみ。札幌・仙台・名古屋・神戸の旅(day5)』【フォートラベル】 (4travel.jp)

写真は今月、新宿からの帰り、埼京線のホームです。間違えて新木場、武蔵小杉、海老名方面のホームに出てしまいました。相鉄線まで相互乗り入れが開始されています。首都圏の鉄道ネットワークもどんどん変わっていきます。
かなり強引ですが、ですから私も業を断ち切って今に生きないといけません(笑)。

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ゆうみ

書くと整理できると私も思ってます。

by ゆうみ (2021-03-14 18:07) 

Azumino_Kaku

YUTAじい さん、
Edy さん、
ネオ・アッキー さん、
鉄腕原子 さん、
tsun さん、
ゆうみ さん、
kou さん、
ryo1216 さん、
K さん、
xml_xsl さん、
@ミック さん、
いっぷくさん、


おはようございます。 
ご訪問ありがとうございます。

☆  ゆうみ さん、 

そうですよね。書いて頭の中身をざらざらと紙の上に引き出すとすっきりしますね。

私も記録に起こしてみてずいぶんと無理をしていたものだと改めて思いました。
私の場合は2015年は異常な年でした。

by Azumino_Kaku (2021-03-15 07:20) 

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