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NHK連続テレビ小説 おひさま [日々つれづれ]

前の記事で”おひさま”のテーマを取り上げたところで、このドラマ、4つ前の連続TV小説、の第一話を見直してみました。
私にとっては自分に関係のある地域を題材にしたドラマということもありますが、どちらかといえば昭和を等身大にとらえたドラマとして見たいと思っていました。

私の父は自分のことをまったく語らない人でした。
空襲が一回か二回あったかというのどかな地方都市にいたとしても、戦争の影響で大変な思いをしたはずです。
私は、ふつうの庶民がどのような思いで戦争の時代を生き延びてきたのか、知りたかった。
時代背景の理解ぬきでその人を理解することはできないし、そんな状態ではつっこんだ話もできないと思ったからです。

ですから、そんな私には渡りに船と申しますか、ありがたいドラマでした。

脚本の岡田惠和さんは「このドラマでは昭和を懸命に生きた普通の女性の人生を描きたい」といわれていたように記憶します。
作者の意図は十分に視聴者に伝わったのではないでしょうか。

ドラマの中で主人公・陽子の一家が東京から安曇野に移住するのは昭和7年、ちょうど私の父が生まれた年。
そんなわけで私自身は親の世代の歴史として興味深く見ることができました。

ohisama2.jpg
(NHK連続テレビ小説おひさま 第一回より)


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コメント 6

銀狼

私の母も戦中派の人間ですが、
比較的よく当時の話をしてくれました。
ただ、子供心に衝撃を受けるような話が多かったですが・・・
by 銀狼 (2013-06-10 01:18) 

獏

広島で原爆の話を聞いて育ったので
平和や反戦・反核の静かな想いがあります^^)


by 獏 (2013-06-10 04:22) 

駅員3

なんとkakuさんのお父さまと、私の母は同級生です(^^)
私の母にはもう少し長生きして欲しかった・・・

by 駅員3 (2013-06-10 07:04) 

Silvermac

素晴らしいドラマでした。お父様は私と同学年ですね。
by Silvermac (2013-06-10 08:17) 

Azumino_Kaku

K さん、
ma2ma2 さん、
gen さん、
ドラもん さん、
sugoimono さん、
tsun さん、
お茶屋 さん、
Falcon さん、
ryo1216 さん、
なんだかなぁ横濱男です さん、
駅員3 さん、
世界のアイドル さん、
獏 さん、
銀狼 さん、
tsworking さん、

こんばんは、
ご訪問ありがとうございます。




☆ 銀狼 さん、


そうでしたか、お母様と戦時中のお話しをされたのですね(^_^)

私ももう少し両親から話を聞いておけばよかったと思います。

戦時中の話は、私たち戦後生まれが聞くと少なからずショッキングな話題が多いですよね。
親としても話すのがはばかられるようなところもあるのでしょう。
それを乗り越えて対話された銀狼さんとお母様は素晴らしいです(^O^)/



☆ 獏 さん、

そうですよ、広島といえば(^O^)/

私も原爆記念館の見学の後は衝撃で夜寝付けなくなりましたよ。

広島の平和への思いが世界を動かしていると思います(^_^)





☆ 駅員3 さん、

お、駅員3さんのお母様とわが父は同級生だったんですね(^_^)

考えてみたらもう80歳ですものね。
その息子たちも50の大台に乗っています(^O^)/




☆ Silvermac さん、

ありがとうございます。

そうでしたか、父と同学年でしたか(^O^)/

by Azumino_Kaku (2013-06-10 22:03) 

yanasan

当地の廻りの名古屋港周辺には明治時代の頃から多くの工場があり第二次世界大戦の終戦間際に襲われた名古屋大空襲では集中攻撃に合い辺り一面が焼け野原になったそうです。
by yanasan (2013-06-10 22:35) 

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