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52歳から再開する山歩き(2) [山・アウトドア]

 話が何系統も並行しておりますが、今回の本文記事は今年4月の春山歩きの話題からお届けします。

 写真は信州・白馬、五竜遠見(とおみ)スキー場のテレキャビン(ゴンドラ)。今はこの形のゴンドラではなく、近代的な8人乗りの白いボディのものに更新されています。そのゴンドラ乗場にこの旧タイプがモニュメント的な感じで、展示されています。

 そうです。この私が、学生時代、大学4年の春、学友が卒業旅行に出かけている頃、私は足しげく、この五竜とおみ、およびヤナバ(今は残念ながら営業休止となっているようですが)のゲレンデに通っていました。なぜ、このゲレンデに通っていたかというと、ある方のお取り計らいでリフト優待乗車ができたからです。で、松本の親戚宅に泊まり、大糸線(当時はまだ国鉄)で、ヤナバスキー場前で降りてヤナバか、もしくは、神城駅で下車して五竜か、上記いずれかのゲレンデに通っていました。とにかく20歳過ぎて始めたスキーが楽しくてしょうがない(笑)。年を取ってからの遊びは、大変なことになると(・・おそらく別の意味かとは思いますが・・笑)申しますが、20歳過ぎてのスキーは、面白くて面白くて、スキー馬鹿になるくらい滑りました。(その割には上達してない・・苦笑)

 そんな思い出のゲレンデが、記念すべき52歳で再開する山歩きの最初の場所になろうとは思ってもいませんでした。と申しますのも、普段自分で行く山のコースは自分で設定しますが、今回に関してはコースの選定、その他諸々を長野のTomoさんにお願いしていたからです。なんたる偶然でしょうか。

 ですから、これも何かのご縁でしょう。私としては、個人的には、今回の山行の本題であるところの春の残雪で輝く山の景色に心を動かされる前に、すでにこの懐かしい卵形のテレキャビンを見ただけで、30年前にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えて、胸がいっぱいになってしまいました。言葉足らずでうまく説明できないのですが、それは30年ぶりに旧友に再会したかのごとくの感動でした。


telecabin.jpg


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