SSブログ

Virtual PCの活用 [日々つれづれ]

 前の記事でご紹介した、VirtualPCとXPモードの組み合わせで古いアプリケーションを活用する方法をご紹介しました。いまさらウインドウズXPもないだろうという気もしないではないですが、さりとてアプリケーションは新しければいいというものでもありません。要は目的が達成できれば、ツールとしてのシステムは古かろうがかまわないわけで。

     たとえば、いわゆるオフコン。PCで使う場合、エミュレータ(PC上でオフコンのダム端末を表示させるための仕組み)の画面が黒いので黒画面なんていわれて分が悪い(笑)ですが、ある意味枯れているので、安定しています。障害があってもベンダー(メーカー)がきちんと面倒をみてくれます。オープン系ではそうはいかない。業務システムで障害や遅延があったときに、問題はネットワークなのか、クライアントなのか、サーバなのか。サーバでも、ディスクなのか、メモリなのか、データベースなのか、アプリケーションのロジックなのか。切り分けは容易ではありません。オフコンだと、そのあたりはすべてメーカが面倒をみてくれます。別にいまさらオフコンに戻れということをいっているわけではなく、古いからだめと一刀両断できないということ。でもそんな場合でも、保守の負担に耐え切れず(例:対応できるエンジニアが少ない、また保守費用が高いなど)オープン系に乗り換えざるを得ないケースも多いでしょう。

 上記は業務系の仕組みですが、個人が使うアプリケーションもしかり。オフィスソフトやOSは定期的に入れ替えるにしても、私の場合は、ちょっとそれに当てはまらない事情があります。witha systemという会社から購入したブログライトというソフトは、XPのバージョンが最後で、更新版の入手ができません。これは、ブログの記事をPC上のエディタで作成して、そのままパブリッシュできるというすぐれもの。つまりいちいちウエブの(かったるいというか、非常にまどろっこしい)インターフェイスを介さずに記事が書けるので、正直これなしにブログの更新するのは私には考えられない。画像のアップも、エディタ上で貼り付けた画像を投稿するだけでおわりですから、非常に楽です。

 写真の解像度を変えてブログ用にピクチャサイズを調整するのも、探せば何かフリーウエアがあるのかもしれないですが、探すのが面倒なので私は古いバージョンのフォトショップを使っており、これなしでは記事が書けない(苦笑)。フォトショの新しいバージョンも試しましたが、遅くてお話になりません。つまり、私が使わないような高機能がたくさん盛り込まれているためにシステムが巨大化し、メモリをあまり積んでない、またCPUも非力な私の環境(従来PCですが)では、遅くて仕事にならんわけです。

ということで今日も、仮想マシンを立ち上げて、記事を書いております。




キャプチャ1.jpg



nice!(14)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 14

コメント 0

Facebook コメント

トラックバック 0