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2016年4月 山口 俵山温泉(1) [日々つれづれ]

古い写真で恐縮です。一昨年の春、就職活動に一区切りをつけて、Tomoさんのご指導の下、白馬五竜や栂池での山スキー、また松代の街歩きを満喫したあと東京に戻り、山スキーの支度をほどいて、ウエアだのを乾かしながら次の旅の支度をしていました。
普通に就職が決まれば、それはそれでありがたいことではありますが、働き始めるとそうそう休みは取れません。だから今、行っておこうと、親戚を連れて山口は俵山温泉に出かけました。温泉といっても群馬や長野でしたら一泊でよいかもしれませんが、山口だの、九州だのに行くなら最低でも二泊はしたい。そうなると有休がなければ行くことは難しい。ならば今のうちに行っておこうと、強行スケジュールを承知での旅となりました。(注)

白馬と俵山の間が中一日しか空いてなくて、さすがの私もどたばたになりましたが、自分で組んだ旅程です(笑)。

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羽田空港構内の駐車場にクルマを停め、手荷物検査や搭乗手続きを済ませて出発を待ちます。
12時発の日本航空293便、山口宇部行きです。

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(注)強行軍だったのは私だけで同行者は普通の旅行だったと思います。
当時の手帳をみると、4/20から22までが信州での山スキーと松代街めぐり、23の土曜に帰宅、翌日24日には山口に向けて旅立っています。中一日でしょうか。スキーの前の週には、脚の日帰り手術、その手術の三日前にはわが人生初のフルマラソン参戦(戸田彩湖・フル&ウルトラ)もありました。
信州の山スキー行きが火曜で、前日の月曜にクルマの定期点検もありました。失敗だったのは、ここでスタッドレスから夏タイヤに替えてしまったこと。4月とはいえ、まだ降雪はありえます。


追伸:雪道ドライブの話

 今朝(1月2日午前7:00ころ)も、交通情報を聞いていると、関越道の月夜野(下牧PA)から長岡の間がチェーン規制、で下り線が渋滞とのこと。冬の関越道は、水上、沼田、湯沢、苗場などの沿線のゲレンデに向かうクルマで渋滞するのでしょう。おそらくスタッドレスを装着してそれなりの心構えのクルマで向かう人が多いと思いますが、それでも渋滞。(まあ、前橋だったかの先で車線が減少する影響はあるのでしょう)

 これまた大昔の話で恐縮ですが、5月連休の立山行き のときも、往路は雪で大変なことになりました。連休後半で渋滞が予測されているところに、関東地方から松本をすぎ、登山口の大町・扇沢まで雪。いまだによく覚えていますが、私は当時、大田区内の工場に勤めていて、3月決算の仕事で出発の日も朝から休日出勤でした。段取りが悪くて、帰宅が遅くなり、蒲田駅だったかの集合場所についたのが19時過ぎ。(もともとの待ち合わせは17時とかだったのだと思います。仕事で遅れるからと無理をいって同行の皆さん・・私のほかに三名メンバーがいました・・をお待たせすることになってしまいました。
中央道だったか、首都高速4号に乗るところまでは良かったが、乗ってみたらすでに大渋滞。
雪がどのあたりから降り始めたかわかりませんが、八王子の先の小仏トンネルのあたりが雪だったような気がします。で、そのとき、遅刻した罰ゲーム?で、私がクルマの運転をしていましたから、仕事の疲れでよれよれになっているところに、いきなり知人のなれないクルマ(ワンボックスカー、確かトヨタのタウンエースで、しかもオーナーのこだわりで、ATでなく、マニュアルシフトでした)での、夜道の渋滞、しかも雪道、スタッドレスタイヤを装着していたとはいえ、神経を遣います。大月の先あたりのPAまではどうにか罰ゲームでがんばって、運転しましたが、眠気でダウン。選手交代で別のドライバーに替わってもらいました。(おそらく夜中の2時くらい?)ワンボックスカーですので、後部座席をフルフラットにしてもらって、シュラフで熟睡です。このときは上記の関越道と違い、雪道の構えをしているクルマはおそらく皆無に近かったはず。(ゲレンデにいくとか春山に行く人は別にして)

で目が覚めると、クルマは国道19号線の塩尻あたりを走っており、窓の外も一面の雪景色。4月の塩尻て雪が降るんだったっけとあっけにとられたことをよく覚えています。(当時まだ長野道が開通してなかったのかも・・記憶が定かでないです、もしくは高速が雪で通行止めだったのか。)塩尻あたりのドライブインで朝食だったか昼食だったかを摂った記憶があります。
そして、国道19号も時ならぬ雪で大渋滞。松本から白馬・糸魚川方面に向かう国道147号線ものろのろ運転。平時でしたら、松本から大町まで、多く見積もっても1時間半あれば余裕で着くと思いますが、扇沢の登山口についたのは、午後の遅い時間。扇沢に15時着として(当時の細かい記録が残っていないので推計です)、JRの蒲田駅を出たのが19時過ぎですから、東京から大町まで20時間掛かったことになります。(私の経験の中では最長です)

そんな気象条件で、立山の室堂に上がってからも雪。ラッセルとまでは行かないですが、暗くなって雪の中、大荷物を背負っての移動が大変だったことは良く覚えています。(室堂駅から、その日の宿、みくりが池温泉まで、今地図でみると1kmもなさそう(注)な感じですが、二泊だか三泊だったかの山での泊まりの荷物に、山スキーの道具で、よれよれの状態で登ったことを覚えています。
山スキーに行ったので、雪が多いのは結構なことですが、多いに油断がありました。大甘ですよね。私は山スキーのエキスパートではありませんが、乗鞍岳など特定の山域に関していえばは5月連休に何度も山スキーで訪れています。麓はさておき、山の上のほうで雪に降られるのは5月でも当たり前のようにありました。

(注)PEAKS特別編集 日本アルプス詳細ルートガイド、2014年 出版社 p.15 立山の項目を参照 

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