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戻りつつある日常生活 [日々つれづれ]

 出張先から戻りました。どういうわけか、往復とも修学旅行の学生さんと同じ飛行機でした。往路は江別の高校生。復路は関東地方の学生。いずれも旅行を終えて戻るという感じでした。往路の並びは、大手旅行会社の添乗員の方と、引率の教師の方のようでした。昨年の今頃はCOVID19感染再拡大が報じられ、旅行も飲食もままならない状態でしたので、オミクロン変異種の脅威はあるとはいえ1年でずいぶん状況が変わりました。時間帯にもよると思いますが、13時台出発の便は往復とも9割近く席が埋まっていたようです。今年の春も、夏も、飛行機の旅は席がガラガラ、2割くらいしか乗っていないときもありました。そういう状況に慣れてしまって、満席だと人酔いしそうなくらいです。道理で席を確保するのが大変なわけです。今回、2週間前に席の指定をしようとしたのですが、窓際だと景色の見えにくい主翼近くしか空きがありません。おかしいなぁ、どうしたんだろうと、何も知らない私は思ったのですが、単に情勢の変化についていけていなかった、また非日常に慣れてしまっただけのようでした。羽田・新千歳便など需要の多い路線は乗客が多いのが普通です。最近、オフィスへの出勤が再開され満員電車での通勤になじめないことに似ているかもしれないです。
 
 それにしても昨年からどういうわけか毎年12月に出張というパターンです。出張の機会がさほど多くないのですが、調整の結果この時期になりました。師走の旅は気ぜわしくて好きではないですが、仕事ですから(笑)。昨年12月は機内は見るからに仕事の人が多かったようですが、今は観光需要も戻ってきています。海外からのインバウンドがほぼ消失しているとはいえ、見る限り、街中もデパートも飲食関係も、ほぼ以前の賑わいが戻ってきている印象です。訪問する立場としては、旅行は空いているほうが楽ですが、他方、日常生活が戻りつつあることは喜ばしいことだと思います。

 写真は往路全日空65便札幌新千歳行き。着陸しベルト着用サインが消えて、乗客が立ち上がり始めたところ。このわさわさした機内の密集状態も私にとっては久々で、「大丈夫?密じゃない?」なんて思いますが、これが今までの日常なのですよね。

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