SSブログ

我が国は地域でのリーダーシップを発揮できる?・2021年7月 旭川へ(10) [日々つれづれ]

 先週の新聞記事で、(アジアの経済覇権争い(上)経済の開放性、主導権の鍵 ミレヤ・ソリース ブルッキングス研究所東アジア政策研究センター長 日本経済新聞 2022年1月13日 朝刊27面)を読みました。人材獲得をめぐる開放性がデジタル競争力を左右すると題したグラフ(日米中の三国がグラフで図示)に注目すると、「学習到達度試験の数学」、「留学生の正味流入」といった指標は良いとして、
「経営幹部の国際経験」(最下位)、「高スキル外国人労働者」、「デジタル・ハイテクスキル」と言った指標が低いのが気になります。
「他国にも成長機会を生み出すような活力あるネットワーク経済を維持すること(が、地域でリーダーシップを発揮する国には必要)。地域の公共財の提供に賢明な主導権を発揮してコロナ危機を乗り越えること。」
「経済覇権をめざすには(国境を閉ざさず)一流のデジタルスキルを備えた人材を呼びこむ必要がある。」「ポストコロナの世界でリーダーシップを握る正しい手段は扉を閉ざさないことだ。」(本記事より)との指摘は非常に重要と思います。日本が沈没とか、取り残されたとか悲観論もあるなかで、COVID19後のアジア、そして世界を見据えた一歩を我が国が踏み出せるか注目している研究者もいるのですね。




こちらの新書、引き続き読んでいます。
 
仕事ができる人はなぜモチベーションにこだわらないのか (幻冬舎新書)

仕事ができる人はなぜモチベーションにこだわらないのか (幻冬舎新書)

  • 作者: 相原 孝夫
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2013/03/29
  • メディア: 新書
 前の仕事での評価が最低点だったこともあり、仕事に関して自己肯定感が低い状態が続いていました。しかし本書を読み、考え方が変わりました。リーダーの誤ったモチベーションの高さが職場の雰囲気を悪くし、部下をメンタル的に追い込むことを知りました。私には新鮮な驚きでした。
「ああ、モチベーションは低くても良いんだ。」
「自分のやってきたことは間違ってなかった。」
「評価は絶対的なものではない。自分のやってきたことに自信を持とう。」
「生きているうちにこのことに気づいてよかった。」 
これが率直な感想です。



 写真は2021年7月 旭川行きから。羽田発旭川行きJL551便は、プッシュバックが終わり、タクシング(地上走行)で滑走路に出ます。7月でしたが、この日は北風が強かったのか、C滑走路(34R:スリーフォーライト)から北向きに離陸するようです。


nice!(12)  コメント(0) 

nice! 12

コメント 0

Facebook コメント