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円安が望ましいという誤解・2017年8月 積丹・札幌・支笏湖の旅(106)day3 支笏湖 湖の景色その2 [日々つれづれ]

  今日は東京近辺で夜遅く雨という予報。実際の降り始めが早いうえ降水量も想定より多い印象です。明日木曜は晴れても北風が冷たく寒い。あさって金曜は雪の予報になっています。なかなかランの練習計画が立てにくいですが、走れるときに走っておきましょう。

どうすれば日本人の賃金は上がるのか (日経プレミアシリーズ)

どうすれば日本人の賃金は上がるのか (日経プレミアシリーズ)

  • 作者: 野口悠紀雄
  • 出版社/メーカー: 日経BP
  • 発売日: 2022/09/09
  • メディア: Kindle版
こちらの新書、しばらく積ん読状態になっていました。
「円安が望ましいという誤解。そもそも円が安くなるということは、日本人の労働の価値が国際的にみて低く評価されることを意味する。本来であればそんなことを喜ぶ国民はいないはずだ。」(野口悠紀雄 どうすれば日本人の賃金は上がるのか (日経プレミアシリーズ) 日経BP 2022年 pp.182-183) 
「(円安になると)”消費者と労働者の犠牲によって、企業利益が増加する”のである。」(同書 p.184) 
 自国通貨の価値が下がると企業の業績が良くなり株価も上がるので歓迎というのはおかしいと筆者は指摘します。円安によって本来推進すべき技術開発や産業構造の転換をせずに雇用が維持できる麻薬のようなものだというのです。(同書p.187) 
「痛み止めの麻薬を20年飲み続けて
、足腰が経たなくなったのが今の日本だ。円安こそが日本衰退の根本的な原因だ。」(同書 p.188) と手厳しい批判が続きます。私自身も日本円で賃金を受け取っていますので、円の価値が下がるのは困りますね。いち有権者としては金融緩和に頼らず産業構造改革を進めて日本人の労働の価値を高めることができる政治勢力に選挙で投票するくらいしか思いつかないのですが。

 写真は、2017年8月 北海道の旅から。三日目(day3)は、札幌の宿をで出てレンタカーで支笏湖畔へ。支笏湖について、地元千歳市のホームページの説明を借用致します。

「周囲は約40km、最大深度約360m、平均水深約265mと国内では、秋田県の田沢湖に次いで2番目の深度を誇り、日本最北の不凍湖です。水中の栄養分が少なく、プランクトンの発生も少ないことから透明度は非常に高く、水質は2018年度まで11年連続日本一に評価されています。」(ちとせの観光 - 北海道千歳市公式ホームページ > ちとせの魅力 > 支笏湖 https://www.welcome-to-chitose.jp/attractive/shikotsu.html より引用)

 写真からは澄んだ水の様子が伝わりませんが、そもそも写真を撮るときに水が澄んでいるようにアングルやら光の具合やら考えて撮影しないとですよね。

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