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学び、学んだことを忘れ、再び学ぶ (その3) [日々つれづれ]

前の記事でこだわりが云々と・・書きました。ではひるがえってこのブログの筆者、私自身はどうでしょう。第三者のことは比較的見えやすいのでしょうけど、こと自分自身のこととなりますとね。難しいです。やぼなこだわりを捨てきれずにいたり、します。

なんだか矛盾することをいうようですが、自分自身のコア、中心になる価値観やこだわりは大事ですし、大事にしなければなりません。しかし、でも捨てるべきときにはあっさり捨てる必要がありそう。

言うは易し。そのことは私も理解しているつもりです。

簡単な答えはない感じがします。そうです、こんな立派?なことを書いている自分もカウンセリングでもうけたほうがよいのではとか、思えてきましたから 笑 実際に迷ってばかりです。

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学び、学んだことを忘れ、再び学ぶ (その2) [日々つれづれ]

NHKラジオ実践ビジネス英語 2019年 03 月号 [雑誌]

NHKラジオ実践ビジネス英語 2019年 03 月号 [雑誌]

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  • 発売日: 2019/02/14
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前の記事の続きです。揚げ足取りではないのですが、どうもひっかかる(笑)。学んだけれど忘れなければならないということの意味が良くわかりません。それは単に私が忘れっぽいだけなのか。普通の人は私よりも記憶力が良いので、ワーキングメモリーなり、中長期記憶が一杯になってしまって、新しいことが覚えられない、そんなことがおきるのでしょうか。私の個人的なケースを記しますと、過去に転職を何回か、職種の変更も一度経験しています。そのたびにあたらしいことを覚えなければならないので大変です。いわく職場のルール、作法、仕事の進め方、などなど。
そして、目の前に新たに覚えるべき事象が現れると、それを覚えるのに必死で、前のことは勝手に記憶から外れている、そんな感じです。こと記憶とか学習した内容とかに限っていえば、意図的に忘れようと思って忘れたことは過去に一度もないような気がします。忘れたくないと思ったことなのに忘れてしまう。困ったものです。
(個人としていやな経験をして、忘れたいと思ったことは一度ならずありますよ。笑 でも、今回は、それとは次元の違う話です。)

そう考えると、新しいことを覚える、つまりこのテキストで言うところのlearning agility(機敏な学習能力)を体得するのに必要なのは、不要なこだわりを捨て去ることではないでしょうか。
つまり捨てるべきは、必死に学んだ内容ではなく、不要なプライドだったり、こだわりだったりであって、時と場合により、それを捨てないと先に進めないかもしれません。

かといって自分の存在意義とか、自分を自分たらしめている点まで捨て去るわけにはいかないでしょう。
ですので、前にも書いたように、何を捨てて、何を新たに習得すべきかは、非常に悩ましい。誰かに聞いて教えてもらえるとも思えない。自分で考えて自分で判断するしかないでしょう。
それが、このビニュエットを通して聴いて感じた個人的な感想です。

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