SSブログ

なぜ経済を学ぶか 「現代日本経済論」について [「現代日本経済論」]



村上龍さんの本に「だまされないために 私は経済を学んだ」というのがあります。
(私は、まだこの本は読んでないのですが、「すべての男は消耗品である」などのエッセイは好きで何冊か読みました。)

だまされないために、経済を学ぶ。この動機付けはおそらく正しいです。
私も、経済を学んで、経済について自分の頭で考えられるようになりたいと思っています。
そうでないと、世間にあふれる俗説、うそ、誇張、宣伝などにだまされてしまいそうで。
2007年に学習をはじめて、もう5年目になります。すこしは経済を見る基礎眼力はついたでしょうか?
経済ニュースを聞いて、「なんかヘンだ」と思う場面は結構あると思います。
しかしながら、そのニュースのどこが、なぜおかしいのか、論理的に考えることは結構骨の折れる作業だったりします。

そういうわけで、私が独自に設定する「現代日本経済論」について、またお知らせです。
この科目を学ぶことにより、今日の日本経済が直面している問題について考え、よりよい処方箋について、自分の頭で考え、あるべき社会の姿を模索することを目的とします。
日本の経済に関する書籍を読み、ときに荒れ狂う現実経済の荒波から一歩引いて、経済史の視点で、今日の現実の経済を考えてみる。
そんな機会になれば幸いです。(講座?の期間は特に定めません。)

また、ときに経済学の基礎知識を前提に記事を書いたりするかもしれませんが、理論の内容を理解するための基本書についても随時ご紹介する予定です。

すでに二冊参考文献を指定しました。
今回はこの書を推薦します。
この書を読むことで、日本を取り巻く世界経済の現状について理解を深めます。
また話は経済思想史にまで及びます。
わが国がTPPで目指すとしている輸出立国の発想は、ケインズ前どころか、スミス以前の重商主義に逆戻りしていると指摘しています。(pp.94-95)

グローバル恐慌の真相 (集英社新書)

グローバル恐慌の真相 (集英社新書)

  • 作者: 中野 剛志
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2011/12/16
  • メディア: 新書


nice!(15)  コメント(3)  トラックバック(0) 

nice! 15

コメント 3

Silvermac

ブログは学びの歴史ですね。
by Silvermac (2012-02-17 06:28) 

駅員3

社会に出て、経済に非常に重要な関わりかたをしている職種に付きながら、学生時代から今に至るまで、経済学は苦手です[揺れるハート]
by 駅員3 (2012-02-17 13:32) 

Azumino_Kaku

yanasan さん、
xml_xsl さん、
mwainfo さん、
tsun さん、
駅員3 さん、
今造ROWINGTEAM さん、
tsworking さん、
お茶屋 さん、
YUTAじい さん、
HAtA さん、
斗夢 さん、
Ren さん、
Silvermac さん、



こんばんは、

ご訪問ありがとうございます。



☆ Silvermac さん、

ありがとうございます。

まさにブログはわが学びの歴史ですね(^_^)



☆ 駅員3 さん、

そうでしたか。。

私も実は非常に苦手でした。
でもここで苦手を克服しなければ、一生苦手意識をもったまま終わるのかと、一念発起いたしました。
経済について、一緒に勉強していきませんか?

by Azumino_Kaku (2012-02-17 21:55) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0