SSブログ

世界都市仮説 / 「向じま 志”満ん草餅 [日々つれづれ]

労働と資本の国際移動―世界都市と移民労働者

労働と資本の国際移動―世界都市と移民労働者

  • 作者: サスキア サッセン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1992/01/28
  • メディア: 単行本

都市社会学の学習をしていて、試験が終わったら掘り下げてみたいと思っていた内容がいくつかありました。
そのうちの一つが、”世界都市仮説”。
サスキア・サッセンの本。
すでに絶版になっているようなので図書館か古本で探してみようか。

”世界都市の成長は、国家の財政負担力を超える水準で社会的コストを生じる”(藤田弘夫ほか 都市社会学 有斐閣 1999年 pp.36-37)

経済のグローバル化が進むと、経済の先進性によって、世界の中心と周辺に分かれるというのがウオーラースティンの世界システム論。その現象が都市を介して現れるというのがサッセンやJフリードマンの主張する世界都市仮説です。(藤田弘夫ほか 都市社会学 有斐閣 1999年 pp.36)

たしかに最近進んでいる東京への一極集中と、それと相対する地方都市の衰退は、将来大きな問題を生じそうな予感がします。
中央公論の昨年12月号の特集は”壊死する地方都市”でした。
地方の危機感は大きいが、東京への一極集中を止めようとする動きはあまり耳にしません。
昨今の新自由主義的な風潮は、田中角栄の列島改造論(地方振興)への一種のアンチテーゼ、逆コースともいえ、またこの世界都市仮説に対応した動きとも考えられます。

面白そうだからもうちょっと掘り下げてみましょう。私は地方出身なので、どうしても自分の出身地域のことが気になります。ですから”東京だけ栄えれば、あとはどうでも良い”という風には考えられないのです。


さて浅草で、みやげに「向じま 志”満ん草餅」を購入。
よもぎの香りが香ばしい。
kusa.jpg


nice!(13)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 13

コメント 4

Silvermac

昔ながらの素朴なおまんじゅうが好きです。
by Silvermac (2014-04-16 06:06) 

駅員3

あれ、ソネブロのRSSが更新されてないですね!?
by 駅員3 (2014-04-16 08:11) 

なんだかなぁ〜!! 横 濱男

草餅は美味しいですね。。
昔、日にちが経って、草餅が硬くなったら、
焼いて食べましたね。
これも又、美味しいですよ。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2014-04-16 20:07) 

Azumino_Kaku

なんだかなぁ! 横 濱男 さん、
sugoimono さん、
tsun さん、
gen さん、
お茶屋 さん、
駅員3 さん、
やってみよう♪ さん、
獏 さん、
ryo1216 さん、
Silvermac さん、
世界のアイドル さん、

こんばんは、

ご訪問ありがとうございます。



☆ Silvermac さん、

素朴なまんじゅう、良いですね。私も大好きです(^^)v




☆ 駅員3 さん、

おや、何があったんでしょうか?(^^ゞ



☆ なんだかなぁ! 横 濱男 さん、


いいですねぇ、草餅を軽くあぶって・・お茶によくあいますね

by Azumino_Kaku (2014-04-16 21:47) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0