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2020年9月 京都へ(5)八ッ橋の広告 [日々つれづれ]

 大河ドラマ「青天を衝け」。NHK大河ドラマをまじめに見るなんていつ以来でしょうか。幕末から維新に向けての歴史描写が非常に新鮮です。歴史の物語は視点の置き方ひとつでいろいろな記述になりえると思いますが、権力の中枢からすこし距離を置いた視点で描く歴史が面白いのだと思います。

 最近掲載が休みがちとなっておりますが、私は旅行記のサイト「フォートラベル」にも拙い紀行を書いております。フォートラベルの私の拙紀行をお読みくださっている方がこちらのブログも読んでくださっているかどうかわからないですが、4トラにはこちらのまだ京都紀行は載せていませんので、そういう意味では、こちらの記事は4トラの予告編のような位置づけになるかもしれません。

 大河ドラマにも、二条城やら御所やら京都の描写がずいぶん出てきましたが、そうした歴史を踏まえて、京都の街を散策するとまた違った趣になりそうです。個人的にはおそらく中学校の修学旅行以来。昔にどこを巡ったかも覚えがないので、改めて歴史のある街をめぐってみたいと思った次第です。

 池波正太郎さんのエッセイに「震災、大戦、戦後復興などで東京の中の江戸はほとんど破壊しつくされたが、京都にはまだ江戸の趣が残っている」というような記述があったかと記憶します。すでに池波さんのエッセイから何十年も経って街の様子も変わったのでしょうが、近代化された街中に残る昔の街の風情が楽しめればと期待しての小旅行です。

 京都駅に着き、新幹線のホームから改札に向かうときの広告・・生八つ橋のもの・・こんなところから京都観光への期待がいやがおうにも高まります。


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