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超整理法 時間編(4)過剰なくらいに予備日を作る [日々つれづれ]

続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法 (中公新書)

続「超」整理法・時間編―タイム・マネジメントの新技法 (中公新書)

  • 作者: 野口 悠紀雄
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1995/01/25
  • メディア: 新書

ということで、超整理法、野口教授の本を14年ぶりに・・前回は2005年・21版で読んでいますので・・読んでいます。
PP.72-PP.73「スケジュールを目いっぱいに組むのではなく、何も入らない時間を確保せよ」。

これは私にとって、ものすごく耳の痛い話です。少し前までですが、アポイントをどんどん入れてしまって、あたふたしていたからです。予定表がアポでいっぱいになってあたふたしているのを、充実しているのと勘違いしていたりする。いやいや、それは充実してるんじゃなくて・・モルモットだかマウスだかが、実験用のケージをくるくる回しているだけ・・かもしれないのです。

 ちょっとたとえが違いますが、クルマ選びのアドバイスで少し大きめのサイズを選びなさいというのがあります。余裕の空間は無駄にはならないからと。むろん無駄に大きなクルマは燃費も悪いし、狭い道での取り回しも難しいので、小さいクルマが今は全盛です。でも、今のクルマ、エコカーですが、乗ってみてわかるのは、目いっぱいというのは疲れます(笑)。空間にしても、エンジンにしても、余裕がない。むろん、大人4人、5人乗って、300㎞先の目的地まで、走れます。高速でも余裕じゃないけど、頑張れば走れる。でも、そこが、90%の力で走ってるのと、70%では、運転する側の疲労も違ってくるんですよね。 え、低廉で、燃費もいいクルマに何が不満ですって?不満はないですが、ゆとりがほしい。家族の数は減ったけど、次に買うなら・・あくまで、買うならですが(購入が決まっているわけではないです)・・一回り大きいクラスのがいいですね。

 脱線はこれくらいにしておき、時間の管理に話を戻すと、時間管理でも余裕を持たせたほうがいい。これは間違いない。余裕の時間に何か別の仕事を入れればいいことです。私の場合はバックログの消化にあてればいい。同書にもありますが、余裕時間が無駄になることなど、緊急事態への対応ができないことのリスクを考えれば、安いものです。実際に予備日を過剰につくってみると、余裕の時間で驚くほど積みあがっていた仕事が消化できます。これは予備日を過剰に入れたことの副次的効果にすぎませんが、試してみてよかったと心から思います。


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