中野 ジェームズ 修一 「 マラソンは最小限の練習で速くなる!」SB新書 [ランニング・ウオーキング]
マラソンは最小限の練習で速くなる! 忙しい人の自己ベスト更新術 (SB新書)
- 作者: 中野 ジェームズ 修一
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2013/10/16
- メディア: 新書
中野 ジェームズ 修一さんの本はほかにもこんなのを既読です。フィジカルトレーナーとして中野さんは実績のある方と認識しておりますが、本を読んでみてもなかなか説得力があります。彼の提唱する練習法は非常にシンプル。一定ペースで走るペース走が中心です。他の入門書をみると、ビルドアップ(練習の最中で段階的にだんだんスピードを上げていく)とか、インターバルとか、いろいろなメニューが入っていますが、彼のはペースではしれば良いと。シンプルでいいですよね。実際に、一般市民ランナーがインターバルとか、ビルドアップとかいっても実践は難しいのではないでしょうか。トラックなど安全な場所で練習しないことには、クルマだの他の歩行者だの自転車だのにぶつかったりして危ないです。一定ペースで走るだけなら私でも出来ます(笑)。実際にフルマラソンの練習は、ゆっくりしたペースです。こんなゆっくりでいいのというペースを保ってゴールまでの長旅を楽しむ。これがフルマラソンだとすると、練習はこれだけでいいのかなと思います。飽きたら、近所の公共のトラックに行って思い切りスピード練習をすればいいことです。本当は中野さんのようなトレーナーについてもらうのが一番いいのですがね。お金が(笑)。まあ、プロのトレーナーを雇うと思えば、本代なんて安いものです。