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遠隔授業、テレワーク、新しい働き方・・も楽じゃないですね [日々つれづれ]

このところのCOVID19感染拡大で、大学の授業が遠隔(オンライン)で行われる機会が増えているが、スマホで視聴する際に、契約の携帯電話の通信容量を超過してしまったり、追加の通信料金の心配をしている大学生もいるようです。(2020年3月31日 毎日新聞 夕刊4版 8面)たしかに自宅などでWIFIを使って通信容量を気にせず利用できればいいけれど、そうでなく、携帯の4Gやらの電波で視聴するのであれば、大容量の動画視聴はかなりの負担でしょうね。記事は、「大学の空き教室にWIFIを飛ばして開放すればいい」と書いていますが、そもそもそれができたら、ふつうに間隔をあけて対面の講義をすれば済むように思いますが、どうなんでしょうか。

私の身の回りでも在宅勤務、テレワークが身近になってきました。平時ならいざ知らず、この状況下ではテレワーク用機材の入手は楽ではないですね。それ用にウエブカメラやらパソコンやらを買いに行っても思ったような在庫がないことが多いです。生産や輸送などが滞っていたりするので、入手難はしばらくは続くのでしょう。手元にあるものでどうにかするのがまず第一のようです。

実際の遠隔会議。私も何度かトライしていますが、お恥ずかしいことに私自身がリモートのツールに不慣れです(苦笑)。IT管理者がそれでいいのでしょうか(苦笑)。
設定が間違っていて音が出なかったり、向こうに聞こえなかったり、カメラが映らなかったり。映ったと思ったら、映したくない雑然とした自室の背景が映ってしまったり(苦笑)。音は聞こえるが、実用にならないほど音の品位が悪いと指摘を受けたこともあります。よく調べたらせっかく専用のマイクをつけていたのに、接続が切り替わっていなかった。会議の前にしっかり確認すればよかったのでした。

TV会議やウエブ会議で、音の問題を回避するには、会議に使うカメラ、マイク、スピーカフォンなどは、利用するツールで認定された製品を使うというのがひとつ経験則からいえます。安価なものもあり、もちろんUSBなどの接続端子が共通であればとりあえずは使えるのですが、しっかりした製品を買ってもじきに元が取れます。あまり安いものは買わない方が良いと思います。私も安物買いでの失敗は数知れません。

あとはとにかく、何度も、内部でテストを繰り返してリモート用のツールに慣れるのが一番です。私たちにとってはツールを使うのが第一の目的ではなくて、ツールを使って仕事の成果を出したり、目的を達成したりするのが本来の目的ですので、そこを忘れてはいけないですね。
ややこしいことに、似たようなツールがいくつも乱立して、どれが最適か迷うことも多々あります。また似たような名称のツールが別の会社から出ていたりします。ツールの名前も使っているうちにどんどん変わっていきますし、何が何やら(笑)。

そんななか、対面でオフィスで仕事しているのと変わらずに連携をとって働くにはどうしたらよいか。正解も何もないけれど手探りでやっていくしかないように思います。数か月も経てば、私たちも少しは賢くなっていることでしょう。今回のコロナ禍によって失われるもの、私たちの社会が払う犠牲は甚大で、暗澹たる気持ちになります。多くの貴い人命が失われることに愕然とします。都会の満員電車で通勤していると、自分自身、いつどこで感染するか、感染させてしまうかと気が気ではないですね。
しかし今の状況に向き合って、試行錯誤する中から私たち社会が得るものがあるなら、少しは救われる気がします。

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