SSブログ

今後1~2週間が瀬戸際。新型肺炎 [日々つれづれ]

「今後1~2週間が瀬戸際」国の専門家会議が見解示す 2020年2月24日 19時43分 NHK ニュースウエブ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200224/k10012299291000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001 

韓国でもわが国でも新型肺炎の感染拡大が日々報じられています。前の記事でも書きましたが、わが国、そして韓国の対応を世界中が注視しているように思います。国別にみたら感染者数、死者数の多い中国が一番重要なのでしょうが、そこから派生した?先としての日韓二か国の対応が、この先の感染拡大抑制に重要な役割を果たすという風にみられているのではと思います。中国は国をあげて威信をかけて対策していますし、都市封鎖など容赦なく実施していますが、さて日本と韓国はどうだと。東アジアの中国、韓国、日本などの地域は経済的なつながりも深く人的な交流も大きい。そういう意味でも新型感染症についてのこの地域の対応が今後の世界的な感染拡大抑制に重要な役割を果たすのは間違いありません。

今回の件ではわが国の対策が後手に回った感はありますし、政府や当局の対応を批判する意見もあるのは承知していますが(とくにクルーズ船の対応)、ではあなたの国だったら、うまく対応できたのですかと問いたいです。心ある人は東アジア地域で前人未到の難局に対峙する私たちの対応を見守っていると思います。だからこそ失敗せずにうまく対応したいもの。

 それにつけても、国内の検査体制整備が遅れている感じは否めません。わが国では希望してもウイルス検査(PCR)が受けられないのはおかしいと専門家が書いていました(毎日新聞 2020年2月24日付け朝刊 2面 風知草 「皆検査で不安ぬぐえ」)が、私も同感です。希望者には全員保険適用で検査が受けられる体制を作るべきでしょう。検査対象を広げることで、見かけ上感染者数が増えても実施すべき。記事で「今回は、軽症者の移動に伴う拡散に特徴がある」としています。しかし感染しているかどうかわからなかったら、自分が自宅待機しようと思わないですよね。記事はそのこと、つまり自覚のない軽症の感染者が感染を広げている疑いが濃厚と指摘しています。「機材がなければ緊急輸入すればいい」と記事は書いていますが、それくらいの危機感とスピード感を持った対応が必要かもしれません。


nice!(6)  コメント(0)