SSブログ

中野ジェームス修一さんのマラソン本 と私のマラソンに対する実感 [ランニング・ウオーキング]

マラソンは最小限の練習で速くなる! 忙しい人の自己ベスト更新術 (SB新書)

マラソンは最小限の練習で速くなる! 忙しい人の自己ベスト更新術 (SB新書)

  • 作者: 中野 ジェームズ 修一
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2013/10/16
  • メディア: 新書

昨日は、マラソン大会に参加してきました。マラソンのノウハウ本はいくつか参照して、中野ジェームス修一さんの本も参照しています。自分なりの練習法を試行錯誤しています。まだベストと呼べる方法には行き着いていません。この本はかなり良い内容なんですが、表紙の帯のコピーがちょっと。「月間走行距離100km台でサブスリーを狙え。」

私からの問題提起
1. 月間走行距離は結果であって目標ではありえない。月間100km台は少ないといいたいのでしょうが。
2. サブスリー(フルマラソン3時間以内)が誰でも到達できる目標なのか疑問。三年ほどまじめに取り組んでいるが、4時間を切るのさえかなり苦労している。
3.走行距離と結果(例:良好なタイム)とは必ずしも関連性はない。たくさん走ってもダメな内容ならダメな結果しか生まないし、少ない練習量でも、良い内容なら良い結果がもたらされると思っている。

実際に本の内容をみると「キリのいいタイムが出せるとは限らない」のようなことも書いてあって、サブフォーやらサブスリーを狙わなくてもいいようにも読めました。私もそう思います。結果(タイム)にばかりフォーカスしても面白くない。誰しもできることじゃないから到達したときに価値があるんでしょう。
まあ、あとは帯は編集者やら出版社が勝手につけた?かもしれないですが、本文の中にも、カテゴリーの中で成長することは可能でも、カテゴリーを越えて成長することはない(同書pp.22-33)といいます。よくわからないですが、長時間(数年単位のスパン)掛けて肉体改造をすれば、カテゴリーごえは無理でも、自分の器以上の走りはできる。私はそう思っています。数年かけて・・なんてことを新書で言っても売れないので書かないのでしょうが、マラソンのための土台づくり、ノウハウの蓄積はものすごく時間が掛かるというのが私のいつわらざる実感です。

nice!(6)  コメント(0) 

nice! 6

コメント 0

Facebook コメント