丸の内トラストタワー

　昨年７月下旬に、研修受講のため丸の内トラストタワーへ参りました。以前ご紹介したJPタワー（丸の内）と同じように、こちらも特例で容積率緩和となっていて高層ビルが建っています。

「丸の内」とありますが、JR山手線などの東側で、どうみても八重洲では（笑）。シャングリラホテルが入居しているようです。

　余談ですが、シャングリラ・・２００４年に仕事で香港を訪れた際、香港カオルーンシャングリラに頼まれた土産物を買いに行きました。カオルーンシャングリラは、半島の尖沙咀（チムサーチョイ）にあります。少々、治安に難ありの地域に立地と聞き恐る恐る香港島のほうから地下鉄で訪れたことを思い出します。

　香港といえば高層ビルが立ち並ぶ風景が思い起こされます。それにしても、東京が香港やらシンガポールのマネをしなくてもいいのでは、と思います。むしろ、江戸情緒の街並みを都心に再現したほうが、インバウンド向けには・・
いや、海外からの観光客だけでなくて、私たち日本人にとっても、そういうレトロな空間が貴重なんじゃないかと思うのは、私が歳をとったせいでしょうか（笑）。

江戸の街の風情は、関東大震災、第二次世界大戦（空襲）、さらには戦後の開発で、ことごとく破壊されたと何かで読みました。そんな江戸情緒を再現する動きがあってもいいと、あまのじゃくの私は思うのです。

コメント 2

江戸の遺跡とか遺構が見つかったところですよね
TVで建設途中の様子をみたような・・
by 青い森のヨッチン (2020-09-18 23:23) 

ryo1216　さん、
青い森のヨッチン　さん、
K　さん、
鉄腕原子　さん、
tsun　さん、
＠ミック　さん、

こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。　

☆　 青い森のヨッチン さん、

コメントありがとうございます。
返信遅くなりました。

よくご存じですね！

独立行政法人国立文化財機構の全国遺跡総覧（インターネットサイト）
に「東京都千代田区　東京駅八重洲北口遺跡」というのがありました。
2003年ころの発掘のようで、比較的最近（といっても17年前ですか。。）
の発掘ですね。


https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/47014
からの引用ですが、

遺跡概要　
（中略）

時代：縄文
主な遺構：　縄文土器
主な遺物
特記事項：
16世紀末から17世紀ごく初頭の大名屋敷設置直前の遺構面では、溝、掘立柱建物跡等のほか、キリシタン墓が検出された。大名屋敷設置後の区画変遷では、文献調査の結果と合致する形で地境の下水が検出され、道路部分では道路に付属する上水本管・ピット列などが良好に検出された。遺物としては、墓跡出土のキリスト教関連の遺物のほか、16世紀末から17世紀前葉にかけての資料がある程度まとまって出土しており、江戸時代初期の生活を復原する上で、貴重な発見がなされた。」

なんとももったいないと申しますか・・古いものを大事にする欧州の（主に）文化がすべて善とは申しませんが、スクラップ・アンド・ビルドでぶっ壊して、作り直す、その度に儲かるのが誰なの？と考えてしまいますね。

by Azumino_Kaku (2020-09-20 20:13)