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ガイドブックの読み込み・・ [旅行に行こう!]

3日もあれば海外旅行 (光文社新書)

3日もあれば海外旅行 (光文社新書)

  • 作者: 吉田 友和
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2012/11/16
  • メディア: 新書
この本の著者の吉田さんもガイドブック肯定派だそうです。(上掲書p204)私もガイドブック肯定派というか、ガイドブック賛成派というか。すくなくとも計画の段階では数冊のガイドブックを参照して、旅行のアウトラインを作るようにしています。ガイドブックに限りませんが、書籍によって、またはシリーズによって良しあしというか得手不得手があるように思うからです。一冊で済めばいいですが、なかなかそうはいかない感じがします。
前回のソウル、チェジュはこの部分をかなり手抜きをして、観光案内所の資料とインターネットサイトの資料だけで計画してボロボロでした。誤解があるといけません。別に、「観光案内所の資料とインターネットサイトの資料」の質が低いわけではなく、私の情報利用の仕方の問題だとはおもいますが、ガイドブックを端から読んでいって現地の状況を把握するという作業が、私の場合は、どうしても必要で避けて通れない気がします。前掲吉田さんは隅々まで熟読はしないというのですが、私は関連のある項目は、前回の失敗を踏まえ、隅ずみまで読むように改めました(2019年以降)。

私はムックタイプの写真が多いガイドは苦手でできれば文章で書いてあるものが好きです。個人的な趣味ですが、地球の歩き方シリーズは、その地域の政治的、歴史的バックグラウンドの記載もあるので、ためになります。観光に直接関係ないというけれど、訪れた場所の歴史的、社会的、政治的背景を知っているのと知らないのとでは、旅の面白さが違ってくると思います。

で、地球の歩き方ですべて賄えるかというと、足りない部分はあるのでほかで補います。Arucoだったり、ララチッタだったり。それぞれの編集方針を理解して、自分の旅行のケースにあったものを選んで参照します。
ガイドブックも一冊2000円、5冊買うと1万円ですが、それで旅のプランの質が上がれば安いものです。読み込みの時間はかなりかかりますが、計画の時間は楽しいものです。


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