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冬の冷たい雨は身体に毒 [ランニング・ウオーキング]

 当地は火曜は一日冷たい雨でした。当初は、先週の日曜もそんな予報でしたので、このコンディションで走るのは無理と思ったのでした。(実際には茨城県地方は曇りで、気温が低いことを除けば、問題なく走れました。)
レースは通常雨天決行。台風クラスの暴風雨で交通機関に支障でもない限りレースは開催されると思います。やむなく雨の中を走るならば、ウエアで防寒をしっかりして合羽などかぶって対策するとしても、走り終わってから雨をしのいで着替えられるかどうか。必ずしも屋根のあるところで着替えられるとは限りません。更衣室があっても仮設で雨水が侵入していたり、大都市近郊の大会では収容力が十分でないことも多い。試合の運営側もどしゃぶりの雨まで想定して会場準備をしていないのかもしれません。メイン会場が田んぼのようにぬかるみのときもあります。冷たい雨にたたかれさらに泥にまみれて・・というのも昨年ありました。こうなると気分が下がりまくりですよね。

屋根のあるところで着替えられなければ、雨の中外で着替えるか、濡れたまま電車に乗って帰るか。いずれにしても身体によくない感じですね(苦笑)。走っている間は発汗して温まっていても、運動をやめればあっという間に体が冷えます。雨の日はせめて屋根のあるところで乾いた衣類に着替えたいですが、大規模大会はそれさえ難しい。
そう考えると冬のマラソン大会で天気が雨の場合は、それだけで選手にとってシビアな状況になるということがわかります。調子がよければ、もしくは、そこのレースに向けて気合十分なら走りますが、そうでなければ棄権というのもありだと思います。これで気温が高ければ状況が全く違ってきますが、厳寒期はよりシビアなコンディションになりやすい。夏の猛暑も熱中症につながる危険がありますが、冬の極寒もまた生命の危険に直結します。私事ですが、先のレースで知人が低体温症で救護室に搬送され、冬のレースの厳しさを改めて思い知りました。

ランニングマガジンクリール 2020年 02 月号 特集:楽にスピードを出す走り方

ランニングマガジンクリール 2020年 02 月号 特集:楽にスピードを出す走り方

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  • 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
  • 発売日: 2019/12/21
  • メディア: 雑誌
クリール2月号には低体温症予防法の特集記事が出ています。「冬の雨天時は要注意」とあります。私は前にも書いたように昨年秋に雨の中無理して走って風邪をひいたので当分冷たい雨の日には走らないことにしていますが、この記事を読むと、レースだとそうもいかない(がんばってしまう)という人がたくさんいるといるんだな・・と思います。どうかランナーの皆さんには、冬のレースでの低体温症には気を付けていただきたいものです。

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