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変化の時代を生きる50代・60代のための「価値観ほぐし」・”上から圧力がかかった”をハングルで・2021年7月 旭川へ(69)day1 美瑛・ 拓真館 (その2) [日々つれづれ]

 昨日は、午後からデータセンターで作業をして、帰宅途中のレンタルスペース(注1)で、リモートで夕方の会合に参加しておしまい・・・なんて考えていたんですが、見通しが甘すぎて、仕事場を出たのは22時近く。最近、このズレ(自分の計画と実際の差異)が気になって仕方がなかったんですが、気にしてもしようがないのです。感覚は40代くらいの時点で止まっていて、実際は加齢が進んで中身は50代後半から60代になっている。「価値観ほぐし」(後述)が必要です。
(注1)駅近くの諸遊行施設内に1名席30分200円ちょっとから使えるところがあります。


 唐突ですが、1960年代生まれの私たち世代は、60代、70代になっても働きつづける必要があります。背景には下記のような要因が考えられます。
(1)我が国の労働力不足解消に寄与する。(それでも外国人労働者を制度的に受け入れることは不可避でしょう。)
(2)長年働く中で習得したスキルセットを後の世代に移転し育て、スキルセットを次世代に承継、発展させる。
(3)老年壮年人口と、若年人口のバランスの悪さに起因する公的年金財政のひっ迫を緩和し、出来うるかぎり年金に頼らずに自分の生活を成り立たせる。いまさら年金の制度設計の悪さや構造的な問題を指摘しても短期的に(数年以内などいった・・)は事態は好転しません。(中長期的観点からは改革は必要です。)
 
 この点は私たちの母親・父親の世代(私の場合は昭和ひとケタから10年代の戦前生まれ)と大きく変わってきます。60で定年し隠居できた、おふくろ、おやじの時代がうらやましい・・なんて言っても始まりません。彼らの彼女らのたどった道が参考にならない。戦後何十年もの間、それらを成り立たせてきた、社会環境、財政状況、人口要因などのありとあらゆる要素が激変しています。そうした激変に対応するしか私たちシニアが生き残るすべはなさそうです。

(参考)「価値観ほぐし」とは「自分も、人も、こうあるべきを緩める」(後述の下園氏)こと。私の場合、これを意識的にか、無意識にかわかりませんが、とにかく行うことでだいぶ気持ちが楽になりました。
 
 自衛隊メンタル教官の下園さんが定義する人生とは。
 ”その(注2)経験を通じて、「人生というものは、与えられた目標を単にクリアして直線的に進んでいくものではなく、変化する自分と変化する課題の中で、何度も試行錯誤しながらバランスをとっていく作業なんだ」といういうことに気付いていくのです。” (下園壮太 自衛隊メンタル教官が教える 50代から心を整える技術 (朝日新書)  朝日新聞出版  2020年 p.36)

(注2)うつ病の人が病を克服し、社会復帰していく過程をさします。
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きょうのハングル学習。
「위에 서 압력를가해왔어! 上から圧力がかかった!」
(山崎玲美奈・金恩愛 起きてから寝るまで韓国語表現1000 アルク 2020年)
読み仮名をふると(ウイエソ アムリョグル ガ ヘワッソ)という感じ。組織で働いている以上、組織の意向にはさからえません(ドラマの半沢直樹さんのような人は別として)。この例文を聴いて、韓国の航空会社で起きた「ナッツ姫・リターン事件」を思い出しました。
 実際はともかく、イメージではなんとなく我が国より、韓国の方が、組織内などで上からのヒエラルキーを利用した圧力のかかり方は壮絶そう。NHKラジオ・まいにちハングル講座(2023年春季・石田美智代先生の講座)でも、作家がアシスタントに
「あんたなんか。クビよ!クビ!」
と絶叫しているスキットがありました。私事恐縮ですが、前職の上司の決め台詞は「お前はクビだ!」でした(笑)。米・共和党のトランプ氏のようですね。

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 前置きが長くなりましたが、今日の写真は、2020年7月、旭川の旅から。1日目、午後の部に回った写真館。前田真三さんの拓真館で。有名な「何ちゃらファーム」にくらべたら小規模ですが、写真館の敷地内にラベンダーの畑があります。今年は暖冬のようですが、今頃はまだ雪に埋もれているのでしょうか。「冬の北海道をスタッドレスタイヤ装着のレンタカーで走ってみる」は一度やってみたいですね。

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