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人の口に戸は立てられぬ・ 2021年7月 旭川へ(80)day1・「珈琲 森の時計」(新富良野プリンス)その2 [日々つれづれ]

 ワークライフバランスというのは時代のキーワードでしょうか。生活と仕事のバランスをとらないと今どきの働き方とは言えない。これに配慮しない職場には人材は定着しないとか。企業の人事担当とか、経営企画部門の方々のご苦労をお察しする次第です。

 私事ですが、以前、ある職種の人件費を調べる必要が生じました。転職の際に活用した求人サイトに、再度登録しました。自分の個人情報を定期的に更新しないと情報閲覧ができません。

 「すごいぞ何とかリーチ」とか求職サイトのTVのCMを昨夜も目にしました。私が登録したのは、そちらでないのですが、その類です。

 で、毎度前置きが長くて、すいません。本題はそこではなく、登録されている口コミの情報の質です。試しに前の職場を見てみます。サクラとか、その逆のようなニセ情報が紛れているかどうかは、ある程度知っている企業についての書き込みをみれば、察しがつきます。

 そこから推察するに、こちらのサイトの情報の質はかなり高い・・つまり口コミに書かれている情報は、もちろん個人の思い込みとか、いろんな情報のバイアス(偏り)があるという点を差し引いても、信頼に値すると見ました。つまり、いくら、企業が求職サイトとか求人情報に美辞麗句を書いたところで、内情はいろんなルートで知れてしまう。人の口に戸は立てられぬということです。あな、おそろしや。インターネットの威力・・。

最近、就活が終わった大学院の学生さんと話す機会がありました。こうした新卒の採用であれば、上記のようなサイトの情報に加え、学校のゼミの先輩から後輩にとか、就活している友達同士での情報交換で、ある程度正確な「企業の査定」がされると思いました。

 しかも、昔(例:昭和の終わりごろ、筆者が就活していた頃)とは、「良い企業」の定義が違うと感じます。長くなるのでまたの機会にしますが、企業は私組織(プライベート)でありながら、社会に開かれた存在でなければならない。いまの学生の志向するところ(平和な社会、持続可能性など)に沿った企業でないと、学生には選ばれないような気がしました。採用する側にとっては本当に大変な時代だと思います。

 
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 写真は2021年7月 旭川の旅から。旅の1日目、美瑛から富良野に向かった私たちは、新富良野プリンスホテルの駐車場にクルマを停め、ホテルの敷地内にある喫茶店「珈琲 森の時計」を訪れました。倉本聰さん脚本のドラマ「優しい時間」(2015年・フジテレビジョン系)のロケが行われた場所だそうです。
 この日の旭川の最低気温21.5度、最高気温34.8度(日本気象協会 Tenki.jp トップ >過去天気(実況天気)2021年07月> 25日> 北海道地方> 道北 より) 旭川と富良野の間の距離は国道237号線経由で約60キロ。クルマで約1時間程度(渋滞があまりない状態)。そんなわけでこの日は富良野も暑いです。外で待っている間も汗だくになります。どうぞ、と通された店内は冷房が適度に効いて快適です。

 北海道、道北まで来てこの暑さ・・?と驚きました。たしかSSブログでこの時季、自転車で旅をされていた方もおられたように記憶しており、ご苦労がしのばれます。国際連合のグテーレス事務総長が、「地球沸騰化の時代だか、世紀だか(century of global boilingだったでしょうか?英語の表現は忘れました・・)」と言っておられました。


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