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梅雨どきのLSD [日々つれづれ]

晴耕雨読とは申しますが・・今年はですねえ。雨のやみ間に運動しないと身体が重くて・・。梅雨入り前の先週、久々に長い距離を走りましたら、身体の重いこと。だいぶ歩きました。歩いたけれど4か月ぶりに長い距離が踏めてほっとしました。ビジネスパーソンるもの、フルマラソンくらいさらっと走れるようなメンタルとフィジカルのタフネスを身に着けておきたいではないですか(笑)。
で、こういうとき(身体が重い、しばらく運動してなかった等)は特にはLSDで、Long Slow Distanceという、ゆっくり長く、じっくりと、運動できる身体の基礎をつくっていくトレーニングがいいですね。脂肪が燃えやすい運動強度で長時間身体を動かし、身体を絞りつつ、各種運動の機能をつくっていくトレーニングがいいです。

買ったまましばらく読まなかった雑誌をめくって、元五輪代表・浅井えりこさんが指南「ゆっくり走って器を大きく」の記事を読みます。
(ランニングマガジンクリール 2020年 07 月号  ベースボール・マガジン社 pp.20-23)

「器を大きくするには2、3年かかる」との指摘は私の実感とも一致します。私はフルマラソンには、2016年4月の戸田で初参入、このときは4時間代後半でなんとか完走。

htps://azumino-kaku.jimdofree.com/2016/04/09/第11回戸田-彩湖フルマラソン-ウルトラマラソン/
しかし、その年の11月のつくばマラソン(記事散逸、もしくは未作成)は、途中あるいてしまい5時間半くらいかかりました。

市民ランナーよく、サブフォーとか、サブスリーとか言いまして、つまり4時間以内で、3時間以内でフルマラソン完走するという目標的なものです。
いまは個人的にすっかり遠ざかってしまった自転車競技(ヒルクライム)で、たとえばマウンテンサイクリング乗鞍(長野県側)で1時間20分を切るとか、アスリートならではの目標設定です。
私の場合は、もう20年も前で参考になりませんが、1時間17分くらいで乗鞍を走っていた時季もあったみたいです。
https://azumino-kaku.jimdofree.com/1999/08/29/1999年-乗鞍/

この時は年間を通して通勤ライドやら、週末の峠道訓練やらずいぶんやりました。LSDは徹底的にというか、自転車の場合はとくに、意識しないとLSDになってしまいますね。自転車は意識して負荷をかけないと、心拍を上げずに(有酸素運動域)でするする走れてしまいます。

ランニングに話を戻しますと。私の場合、フルマラソンの時間(グロスタイム)が4時間15分を切って「マラソンて楽しいなぁ」と思えるようになったのは、2017年の10月(松本マラソン)。

4時間15分という数字に深い意味はなく、おそらくサブフォーもあまり同様で、たしかジェームズ中野修一さん(トレーナーで自らもランナー)が「キリのいいサブフォー、サブスリーにこだわりすぎるとよくない」とおっしゃっていました。私もそう思います。乗鞍の時にさんざんやれ、1時間14分だ、自己ベスト更新だとこだわりすぎて、走るのが楽しくなくなってしまった。プロでもなんでもなく、参加料を払って走っているアマチュアなんですから、お金払った分楽しく走らないでどうします(笑)。

まあ、話があちこち行ってしまってまとまりがつかなくなっていますが、マラソンの話に戻しますと、まあ、自分なりに、ペースダウンせずに走り切れたと思えるまで、1年半くらいかかっています。私の場合、コーチにつくわけでもなく、自己流の練習で効率が良いとは言えませんが、それなりに走ったつもり。それでも身体が出来上がってマラソン向きになるまでは時間がかかるようです。

で、LSDです。ゆっくり走れば速くなるというランニング理論?だか書籍だかのタイトルがあったように思います。LSDだけではだめで、メリハリはつけなきゃいけないですが、それにしてもベースにあるのはLSD。梅雨時、自転車のLSDはおそらく3時間以上は乗るでしょうし、メカ(自転車)を濡らしたくないとなると、外を走るのは難しい。私はいま現役のサイクリストだったら、どうするかな。短時間のインターバル的な練習でしょうか。全然LSDではないですが。ランナーでしたら、雨にたたかれても良いようにして、3時間くらいゆっくり走る。気温が下がって冷たい時季の雨でなければ、濡れても風邪はひきにくいでしょう。

そんなわけでLSDを組み込んでうまくコンディションを上げていきたいと思っております。




ランニングマガジンクリール 2020年 07 月号 特集:LSD&スピードプレー

ランニングマガジンクリール 2020年 07 月号 特集:LSD&スピードプレー

  • 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
  • 発売日: 2020/05/22
  • メディア: 雑誌

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