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シニアも継続的な学びが必要・紀の国屋のどらやき [日々つれづれ]

還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方 (講談社現代新書)

還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方 (講談社現代新書)

  • 作者: 出口 治明
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2020/05/20
  • メディア: 新書

 今日から新年度、入社式というニュースをみました。先行き不透明な情勢で、私のようなシニアも日々社会の変化についていくのに精一杯です。新社会人だけでなく、シニアも継続的な学びが必要です。ふたたび出口先生に登場いただきましょう。

「学びに年齢は関係ありません。日本では教育というと若者のためのもので、社会に出たら教育や学びと縁が切れてしまいがちです。(中略)還暦からの底力を発揮するためには、継続的な学びが必要です。AIやIoTという言葉に象徴されるように社会はものすごいスピードで変化しています。常に”人・本・旅”で学び続けないでどうして社会にキャッチアップできるというのでしょう。」(出口治明 還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方  講談社現代新書 2020年 講談社 pp.149-150)
  
 私もいまの仕事に直接関係のある内容も、語学といった直接関係のない内容も含め、ほそぼそとですが継続して学習をすすめるつもりです。前にも書いたかもしれないですが、私たちが20代のころに学んだ内容が、がらっと変わってしまっていることが多々あります。昔勉強した内容をアップデートしていかないと、実務の役に立たないことがあるのです。前にもあげた労働法という分野も昭和のころと今では扱うテーマの重点が大きく変わっています。今の教科書を見ると学習の重点は個別的労働関係です。私たちをとりまく社会環境が大きくが変わっているので、それに合わせて学習内容も変わっています。こうした変化はあらゆる分野で見られると思います。あなたのやり方は古いですと若い人から言われる前に、自分の知識を見直して、必要に応じて更新しておきたいものです。


 今日の写真は 武蔵村山の菓子店、紀の国屋のどらやき、おこじゅです。皮の模様がまだらになっていて面白いです。

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